抹茶のドラマ感想

ネタバレありのあらすじ&感想です。

インハンド 第4話 あらすじと感想

 

「人を自殺させる病原体をばらまく」という脅迫状が外務事務次官(紫吹淳)宛に届き、「そんな病原体ってあるの?」と、紐倉博士(山P)のもとへやってきた牧野(菜々緒)。

 

牧野を美人だと言う高家(濱田岳)に対して、紐倉は「ランブル鞭毛虫以下だ」と。

 

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ランブル鞭毛虫

菜々緒がこれ以下とは?!

待ち受けにしているほどランブルちゃんが好きなのね。

 


さて、脅迫状を単なる嫌がらせと見過ごせないのは、実際に自殺した女性、自殺未遂をした女性、行方不明の男性の名前、そして次は外務事務次官の娘である源田恵奈(吉川愛)の番だと書いてあったからなのよね。


人を自殺させる病原体がないとは言い切れないと言う紐倉。 

トキソプラズマに感染したネズミは猫を恐れず、自ら寄っていくんだとか。

自分が言ったことに「セクシー」「フッ…」と悦に入る紐倉。

ここの山Pほんとに。表情が最高。


源田恵奈の資料を見て、珍しく「人助けがしたい」と協力を申し出る紐倉。

あら、恵奈が可愛いからかと思いきや、女の子はむしろ苦手。菜々緒に突っ込まれて義手が動いてたねw

恵奈の母親が外務事務次官なのでパスポートを発行してもらえると目論んだからでした。

失敗したみたいだったけどね。


ところで紫吹淳さんの外務事務次官役はなかなか似合ってたので、最後また出てほしかったなー。

 


さて。源田恵奈に話を聞くと、脅迫状に書かれていた3人とは幼馴染みで、4人でセクメト・ジャパンという製薬会社が行った治験に参加したことが判明する。

実は脅迫状は、友人の自殺がセクメト・ジャパンの治験にあるのではと疑った恵奈が、自分だけの力ではどうにもならないと、国に調査させるために自ら出したものらしい。


真相を探るため、紐倉は高家をセクメト・ジャパンの治験に送り込む。

薬は何の変哲も無い非ステロイド性鎮痛薬。高家は隙を見て関係者ゾーンに入り、治験データをスマホで撮影。


ナイス高家

治験の居心地が良すぎて、ずっといたくなっちゃって紐倉に怒られてたけど、ちゃんと仕事してくれました。


一方菜々緒は正面からセクメト・ジャパンに乗り込み、臨床担当の鍋島(山中崇)という人物と接触、12名の被験者リストを入手。


実はこの鍋島、紐倉の元助手・入谷(松下優也)と昔共同研究をしていたらしい。

鍋島によると、もともとセクメトの研究員だった入谷を紐倉がCDCに引き抜き、そのCDCには内緒で東南アジアのとある村で危険な実験をしていたところ、それを聞きつけたアメリカ陸軍が調査。

紐倉は全ての責任を入谷に押し付け、入谷は自殺したらしい。


さて菜々緒たち内閣官房メディカル・サイエンス対策室のメンバーが12名の被験者について調べていたところ、上からの圧力で突然調査は中止に。

出た!上からの圧力!

屈しないで…!

 


被験者のうち、行方不明になっていた医学部生の織田くん。(恵奈の幼馴染みね)

自殺したのは舞という子で、織田くんはその原因を病原体なのではと疑い、独自の調査に出ていた。

「織田も自殺する可能性がある。早く捜せ」と息巻く紐倉。

救える命を諦めるなと。

 


紐倉のなくなった腕は、幻肢痛といって、脳が腕を失ったことを受け入れられずに時々痛むらしい。

「複雑ですね…人間の脳って」という恵奈の言葉に何か閃いた紐倉。

恵奈に昔していた遊びを尋ね、共に現地へ。

記憶を辿りながら、子供の頃遊んでいた馬小屋へ行き着き、そこで倒れている織田くんを発見。


恵奈は馬が怖かったのか、子供の頃馬小屋には入らなかったみたい。

実はこの馬から、他の3人はボルナ病ウイルス(スローウイルス)というものに感染していた。

潜伏期間が異常に長いウイルスらしい。


ウイルスに感染した状態で非ステロイド性鎮痛薬を服用すると、脳症を引き起こす場合があり、自殺などの異常行動を起こしやすくなる。


しかも治験に使われた薬は、急速に脳症が悪化するものであると。


インフルエンザに罹った患者がビルから飛び降りるなどの異常行動もこれとの関連性が疑われている。


治験にあたり、ウイルス感染のチェックはしたと鍋島は言うが、レアなウイルスのため最初はチェックから漏れていたらしい。

その後、舞の自殺によりボルナ病ウイルスの感染に気づいたものの、薬の開発を成功させたかった鍋島はこれを隠蔽。


法で裁かれなくても社会的制裁は受けるとは言え、無責任すぎる鍋島。

反省どころか、助手を死に追いやった紐倉には言われたくないと開き直り。

 


それにしても、恵奈の「母親からの金銭援助は受けたくない」という、そんな理由で治験のバイトに誘われて、一緒にしてしまったために命を落とした舞が不憫でならない…。

他の2人はなんとか回復しそうで本当に良かった。


自分のせいだと苦しむ恵奈に、サバイバーズギルトと山Pは言っていたけど、この場合も当てはまるのかしら。

PTSDという意味ではそうなのかもしれない。

いずれにせよ、恵奈は重い十字架を背負ってこれからも生きていかなければならないと思うと心が痛い。


最後、紐倉の不器用ながらも心に傷を負う者同士(自分の過失で人を死なせてしまったと思っている)としての励ましが救いだった。

助手の入谷の死の真相はまだ明らかにはなっていないけれど、きっとそういうことなのよね。


「感情の奴隷になるな」

「人間は笑顔になれる唯一の生き物」


恵奈への言葉だけれど、紐倉が自分自身へ掛けた言葉にも聞こえた。

 

 

時々出てくる さもん に癒された。

可愛いな〜〜!