抹茶のドラマ感想

ネタバレありのあらすじ&感想です。

インハンド 6話 あらすじと感想

インハンド 6話 ネタバレありのあらすじと感想です。

 

変人vs変人 切ない友情の回。

 

正式に内閣官房サイエンス・メディカル対策室のアドバイザーになった紐倉(山下智久)は、高家(濱田岳)とともにSM対策室へ挨拶に行く。
名刺をもらい鼻で笑う紐倉。
網野(光石研)と握手した瞬間に義手が充電切れになり、網野の手にくっついたままの義手。シュール。

さて、早速日本陸上界のエース・野桐俊(清原翔)のドーピング検査をしてほしいと依頼を受ける紐倉。野桐に詳しい高家。ファンなのかな。

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野桐には国民栄誉賞が検討されているが、その前に身辺調査の一環としてドーピング検査をしてほしいというのだ。普通はそれ相応の機関があるが、あくまでも身辺調査の一環なのであまり大っぴらにできないらしい。
やる気のない紐倉だが、高家の必死の頼みで引き受けることにする。
落語家みたいだったよね。高家劇場。

紐倉の素朴な疑問。
「ドーピングってしちゃダメなの?」
いやいや!って思ったけど、この疑問が意外に深いということが後にわかる…。

 

野桐の練習を見に行く3人。わかるよね?紐倉と高家と牧野(菜々緒)だよ。
ゴール後に野獣の雄叫び、感謝のダンス。その他、一から十までパターン化された行動を繰り返す野桐。(照男兄ちゃん!@なつぞら 確かに同じ人なのにキャラが違い過ぎて別人に見えるよね。役者さんってすごいわー)
「ルーティンだな」と、興味を示す紐倉。変人は変人に惹かれる…。
牧野と高家が野桐のコーチ・東野(石井正則)に挨拶している隙に、野桐に声をかける紐倉。
その後、直球で「ドーピングしてるの?自宅に行ってもいいかな。」と聞いちゃう紐倉。やましいことがないなら大丈夫だろうみたいな感じで迫ったら、あっさりOKしてくれた野桐。
「調べるならとことん調べろ。自宅でもなんでも見せてやるよ。」ちょろい。

 

野桐の自宅。
トレーニングの器具がどれも2つずつ。
本も2冊ずつ。
冷蔵庫も2個ある!
採血する高家。助手が医者だと便利ですね。
野桐はスポーツ貧血を起こしやすい体質なのに、しっかり調べてコントロールしているらしい。
「見かけによらないという点では寄生虫と一緒だな。」
失礼にもほどがある。笑
慌てて「紐倉博士は寄生虫の専門でして…」とフォローする牧野。

2013年のトレーニング映像を見る一同。
練習後に音楽(バラ色の人生)を聴くこともルーティンらしい。

「これを聴かないと落ち着かない。暴れたくなる。」

 

検査の結果、禁止薬物は出なかったとSM対策室に報告する高家。
シロだったなら調査は終了だと安心する網野たち。実はスポーツ庁から野桐の調査を控えるように要請があったらしい。調査していること自体イメージダウンにつながりかねないとか。
しかし紐倉は「調査は続ける。野桐はドーピングしている」と断言。
6年前と現在でルーティンが変わっていることを指摘する。
練習後に聴く音楽も、ピアニストが変わっているらしい。
現在聴いているのは八田真一という、紐倉も大ファンのピアニストだとか。
自分の好きなものの話になると鼻が膨らむ紐倉。

やたらと偶数にこだわるところから、野桐にはおそらく強迫性障害があり、ルーティンを厳密に行わないと不安になって暴れ出す。そんな野桐がルーティンを変えるのには相当の理由があるはずだ。
本人か周辺に何か変化はなかったか…牧野が出してきた書類によって、2年前、深谷クリニックに通っていたことを突き止める。

通常業務として線虫↓の行動実験をやらされている高家。

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ドーピングの証拠がないなら調査は終了。変なことしないように見張っててと高家に釘をさして出て行く牧野。
しかし雇用関係を盾に高家を脅す紐倉は、野桐が高地トレーニングをしている長野に行く。

「もう少し観察させてくれ。」と言う紐倉に
「勝手にしろ。邪魔したらぶっ殺す。」と答える野桐。

トレーニングの様子を観察する紐倉。
一流選手のトレーニングといっても地味…同じことの繰り返しだ。
紐倉は、「トレーニングも科学と同じ。反復実験や検証実験を淡々と繰り返すこと、それが唯一自身の考えの正しさを証明してくれる。野桐の奇妙なルーティンにも、全て科学的な理由がある。」と。

「もっと観察させてくれ。」と言う紐倉に高家はまだ居座る気か?と呆れるが、たった一回の観察で何がわかるのか、そんなんだから線虫の実験もダメなんだ。線虫の気持ちになったのか?線虫と1000回言えと言いたい放題。
その様子を見て笑う野桐。
変人同士、憎まれ口をききながらも仲良しになった瞬間である。

 

観察を続ける紐倉は、スポーツ選手がトレーニングだけでなくドーピング対策にも気を使わなければならないことについて、「ドーピング検査が一概に正義とは言えない。病気になったときに必要な薬も飲めなくなる。」と言うが、
「平等のためにはドーピング検査も大事だ」と高家。

「そもそも平等とはなんだ?
恵まれた環境にいる人間とそうでない人間はそもそも不平等だ。
高地トレーニングに行ける人間、むしろ高地で生まれ育った人間にはハンデを与えた方がいいのか。」と野桐。

紐倉も同意見のようだ。
「高地トレーニングとドーピングは、身体的に同じ結果をもたらすことがある。
物理は良くて科学はダメなのか。
ドーピングの判断基準はあやふやだってことだ。」

高地トレーニングに行くのは良くて、高地トレーニングに行ったのと同等の効果が出るドーピングはダメ。本人の努力はいいってこと?じゃあ高地で生まれ育った人間は?色々な理由で高地トレーニングに行けない人は?
論点がわからなくなってきました…。
平等とは一体…。

最初の「ドーピングってしちゃダメなの?」という紐倉の素朴な疑問の答えがわからなくなる。

 

そこへ野桐の父親(温水洋一)がやって来る。

「長野の景色を見ながらバラ色の人生を聴くことがルーティンの始まり。」だと話す野桐に、
「なぜ途中で演奏者が変わった?好みが変わったのは2年前、貧血の治療を始めた頃からだ」と言う紐倉。

おしりみたいな桃食べさせるという父親に、大会が終わったら食べると答える野桐。

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おしりみたいな桃。おいしそ。

「大会前は大変ですね、薬とかサプリメントとか気をつけなくちゃいけなくて。」と高家。
紐倉が「そのうち普通の食材にもチェックが必要になる時代が来る。
クリスパー キャスナインを使ってグルテンを減らした小麦もできてる。」と言うと、明らかに動揺する野桐。

 

研究所に戻ると、待ち伏せしていた牧野がカンカンに怒っている!
東野コーチから、紐倉たちが長野に行ったことを聞いたらしい。
検査結果はシロだったでしょ?という牧野に、血液検査や尿検査でわからないドーピングもあると答える紐倉。

それは遺伝子ドーピングといって、遺伝子自体を組み換えて運動能力を向上させるドーピングらしい。なんじゃそりゃー
特定の筋肉がつく遺伝子や、心拍が落ちない遺伝子などを取り込むと、筋肉むきむきで超元気な体になるらしい(そういうことで合ってますか?)
普通のドーピングに比べて検知することが格段に難しく、検知するにはドーピング前の生体サンプルを手に入れて比較するしかないらしい。

そして遺伝子ドーピングを身近なものにしたのがクリスパー キャスナインという最新の医療技術である。
ハサミとのりを使うように遺伝子を切り貼りすることができるらしい。すごすぎない?本当にそんなことができるの?
このクリスパー キャスナインという言葉に野桐が反応した、と紐倉。

ルーティンの変化は、遺伝子ドーピングで野桐の体に細かな影響が起きていたためだ。
一例として、赤血球が異常に増えたため、血液がドロドロにならないように野桐は異常に水分を摂るようになっていた。
「そういうことか…」
牧野は、東野コーチから深谷クリニックに不自然な金の動きがあったことを調べていた。牧野も勝手に調査続行しておりました。
紐倉が何かあるって言うときには何かあると思ったとか。わかってるね。

野桐がスポーツ貧血のために受診していたクリニックを訪れる3人。
牧野が医師の気をそらしている隙に、カルテを写メる(って今言う?)高家。

 

「野桐のことまだ調べてるらしいじゃないですか?スポーツ庁からクレーム入るんじゃないですか?」
厚労省の瀬川(利重剛)に釘を刺される網野。
しかし、野桐が賞を授与した後にクロだとわかれば今度は内閣府から責められる。
結局、調査をやめようが続けようが立場は厳しい。板挟みにされるSM対策室。

 

そういえば野桐の実家から桃が届いてたな?住所を見て実家を訪ねる三人。
かなり読み込んだらしい『かもめのジョナサン』が。
紐倉が「野桐選手は次のレースが最後なんですか?」と聞くと、父親はムキになって否定する。
何かごまかしてるな…部屋の中を探る紐倉。

国立がん総合センターから父親宛の手紙をみつける。HLA適合検査部と書いてあります。
縁側からホタルが見える。
実験中の線虫を思い出す高家。
緑色に光らせて群のメカニズムを調査しているが、毎回死んで光らないのがいるらしい。
それを聞いて何か閃く紐倉。

オフターゲット効果だ…

「野桐から採取した検体は残ってるな?彼自身に大きな変化が起こっている。」

 

大会当日。
一人ルーティンを行う野桐のもとを訪れる紐倉と高家。
「君は遺伝子ドーピングをした。
自分でも体の異変に気付いてるだろう?
クリスパー キャスナインを使った遺伝子ドーピングは諸刃の剣だ。狙いではない遺伝子に傷がついてしまうことがある。(何それこわいよー!)
その結果、悪性リンパ腫になった。(えーっ?!)
ルーティンでリンパ節を触るようになっている。
お父さんがHLAの適合検査を受けていることを知ったが、お父さんの造血幹細胞を移植すれば、まだ助かる道はある。」と話す紐倉。

しかし野桐は、
「俺は走る。親父とは適合しなかった。
俺にとっては最後のレースなんだ。自分という人間の限界を越えたい。
誰よりも0.1秒でも速く走りたい。その景色を見てみたい。」

「…その景色見てこいよ」と送り出す紐倉。

 

10000メートルスタート。

野桐が止まる。倒れる。

後日、野桐が悪性リンパ腫にかかっていて意識不明だと病院前から伝えるニュース番組。

「どうしてドーピングなんか…」という高家に

彼にとってスピードは力だった。
スピードは歓びだった。
そしてそれは純粋な美ですらあった。

と、野桐の愛読書『かもめのジョナサン』の一節を読む紐倉。

野桐にとってドーピングは走りを探求するための一つの手段にすぎない。正しいも悪いもない。結果がどうあれ、野桐は走る覚悟だった。

ちなみに野桐のお気に入りであり紐倉も大ファンなピアニストの八田はアルコール依存症らしい。
だが、曲が素晴らしいことには変わりはない。

彼も素晴らしい選手だということには変わりないということなのだ。

 

「線虫の向こう側、行ってこいよ!」
早く実験終わるといいね…。

しかし…オフターゲット効果が線虫の実験とどう関係あるのかわからなかった。
高家は線虫の遺伝子操作をしていたということですか…?教えて偉い人。

そしてドーピング、やっぱりダメ。
紐倉と野桐のイケメン二人に騙されるところだったけど、科学はやっぱりダメでしょう…。 
「スピードが美ですらあった」のはなんとなく理解できるが、遺伝子いじってまでドーピングするのはやっぱり…。私が凡人だからでしょうか。

 

そして、なんと牧野には娘がいるらしい。
次回、その娘を紐倉が救う?
楽しみです。

 

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