抹茶のドラマ感想

ネタバレありのドラマ感想です。

デジタル・タトゥー 1話 あらすじと感想

 

デジタル・タトゥー 1話 ネタバレありのあらすじと感想です。

~消せないキズ~

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ワケありで検事から弁護士になった岩井堅太郎(高橋克実)。
検事時代のクセで、国選弁護の依頼人にも怒鳴り散らしながら細々とやっている様子。

一方、人気ユーチューバーのタイガ(瀬戸康史)は、
「祭りの屋台  射的で一等倒すまでやったら闇が見えた」
という動画で屋台の中に入ってイカサマの細工を晒したところ、やりすぎだと炎上。
アンチによって身元が特定されてしまう。
また、月食仮面というアカウントによる「ハロウィンの日、タイガに天誅を下す」との予告通り、地下鉄のホームで線路に突き落とされそうになる。

 

そんな二人の出会いは…

岩井堅太郎法律事務所の一階に入っているオケケ(アイクぬわら)のカレー屋
スパイスまみれになった郵便物の苦情をオケケに言いに行く岩井。カレー屋にいるタイガ。
岩井が事務所に戻るとタイガがやって来る。
「命狙われてるんだよね。」
大きな騒ぎにしたくないから警察には言っていないと言う。

犯行を予告してきた月食仮面のアカウントを辿ったところ、匿名ブログのジーザスと、ともちんというVチューバーと同一人物であることを突き止めたタイガ。詳しい。
サイトに広告が貼ってあるので、代理店に聞けば身元がわかる。
弁護士なら23条照会で教えてもらえるから調べてほしいと。
その辺も詳しいな。
しかし「殺されかけて警察に被害届も出さない奴は信用できない。」と言う岩井。
「ならいい」とあっさり出て行くタイガ。

 

さて。法テラスで国選弁護の抽選に参加する岩井。
弁護士飽和のあおりで、報酬の少ない国選弁護も抽選でゲットする時代。そうじゃない弁護士との差が激しそうだよね。
ネットの掲示板で、タイガが大物政治家・伊藤秀光(伊武雅刀)の息子で、中学の時に傷害事件を起こした、と書かれているのを見つける。

実はカジノ法案の収賄をめぐり、伊藤秀光を追っていた岩井。
あと一歩のところで秘書だった長男・壮輔(竹財輝之助)が自殺。

この件で足をすくわれ、検事を辞めさせられていたのだった…。

検事時代の情報源、雑誌記者の小宮山(今野浩喜)に次男・タイガを調べさせる岩井。
一方でタイガが線路に落とされそうになったという地下鉄の防犯カメラを見せてもらう。

タイガを呼び出す岩井。
「伊藤秀光の息子なのか?中3のときに傷害事件を起こしてるってのは?」
ないない、とタイガは否定するが…。

 

広告代理店からの情報提供により、Vチューバー・ともちんの自宅を突き止めた岩井。
生配信中なら自宅にいるだろうということで、配信が始まったのを見計らって行ってみると、外から結構丸見えでいちご体操をやっていたともちん・ジーザス・月食仮面こと緒方智紀。うそでしょ!
タイガに天誅を下すと書き込みしたことは否定しないが、ハロウィンに地下鉄のホームへなど行っていないと言う。アリバイもありそうだ。
とにかくタイガへの誹謗中傷やプライバシーの侵害を止めるように忠告する岩井。
緒方はタイガと同じ学校だったという人物から、タイガが中3のときに彫刻刀で教師を刺したことを聞いたと言う。
「本当のことを書いて何が悪い?傷害事件を起こしたのに政治家の息子だからもみ消され、今は人気ユーチューバーとして好きなことを発信している。そんなの不公平だ。」
自分のやっていることは正義だと言う緒方。
デスノート的なね。違うか。


岩井が事務所に戻ると、娘の早紀(唐田えりか)がミスキャンパスに出す子供の頃の写真を探しに来ていた。
ミスコンなんてそんなチャラチャラした…と言って早紀を怒らせる岩井。
妻は亡くなっているようだ。

 

伊藤秀光の秘書・高嶋(飯田基祐)からタイガに電話がかかってくる。
「選挙があるからネット活動を控えてください。」
なんでもかんでも秘書に押し付けやがって…と愚痴るタイガ。
え、そこ?って。タイガは父と対話したいのかもね…。

 

オケケから早紀がミスキャンパスに選ばれたことを知らされる岩井。
そこへタイガがやって来る。
岩井のおかげでタイガへの誹謗中傷の書き込みは削除されたらしい。
「なんで嘘ついた?中3の傷害事件。伊藤秀光の息子だってこと。本当に消したいのはそのことじゃないのか。」
とタイガに詰め寄る岩井。
「こういうの、デジタル・タトゥーって言うんでしょ?」
何年も、何十年も前の忘れたいことがネットの中に残って自分を追いかけて来る。

学生時代、落ちこぼれだったタイガ。
教師に「お前はいいよなぁ。一生親の脛かじって生きていくんだろうな。お前は伊藤家のお荷物だ」と馬鹿にされ、彫刻刀で刺したらしい。
が、父の力であっという間に示談。
だけどそれから学校でも家でも周りが全員敵になった。
唯一の味方は兄だった。腹違いだったが仲は良かったらしい。
「その兄ももういないけど…」

その後17歳で家出して日雇いで稼いでいた。
自分が何者か知らない人たちの中で過ごす、生まれて初めて知る自由。
そんな中、電車の中で女子高生に絡む男に注意したら逆ギレされた。
そのときの気持ちを動画で発信すると高評価がたくさんついた。
「俺の居場所はここだと思った。
ネットの世界は海みたいに広くて大きくて国境もない。自由に泳ぎ回れる。」


タイガは父とはほとんど口を聞いたことがないらしい。
取り調べで膝と膝を突き合わせた岩井なら、自分よりも父親のこと知っているに違いないと、頼ってきたのだった。
「親父ってどんなやつだった?」と聞くタイガ。
伊藤秀光は良くも悪くも政治家。腹の底なんか見せやしない…と答える岩井。

別れたタイガを歩道橋の上から見送っていると、タイガに近づくフードの男が…叫ぶ岩井。
男がタイガを道路に突き飛ばす。
間一髪助かるタイガ。


問題はまだ解決していなかったことを思い出し、もう一度地下鉄の映像を洗う岩井。
写真を撮っている女子高生たちに気づく。
タイガが映像を鮮明にして高校を特定、女子高生に写真を見せてもらう。
フードの男の顔が少し写っているが、誰かまではわからない。なので腕のタトゥーに注目。
画像検索で男の居場所を突き止める。警察並みの捜査力。
男はネットの闇サイトでタイガを脅すことを請け負ったが、地下鉄での1回しかやっていないと言う。
そこで依頼主とのやりとりを、男の携帯のデータから調べるタイガ。
"hidemitsu"という文字を見つける…
まさかの依頼主は親父…

実の父に狙われていると知り、現実逃避するタイガ。
逃げてないで直接闘えと言う岩井だが、自分を使って親父の足を引っ張ろうとしているのかと言われる。どうしてそうなる…。
「そんなわけないだろ!」だよね。
喧嘩別れする二人。


早紀のミスコン優勝を祝う岩井。
オケケに見せてもらった早紀のスピーチから、「国境なき教師団に入りたいと思ってたとは。」と感心するが、それは就活のための嘘で、本当はアナウンサーになりたいらしい。
正論で叱る岩井。
「お父さんは頭が固い。一緒にいると息がつまる!」と言われる。

 

法テラス。
弁護士仲間の田村(八嶋智人)に“タイガ氏拉致される”というニュースを見せられた岩井。
3日前から連絡が途絶えているらしい。
ネットではタイガは死んだと騒がれていた。

事務所に戻り、タイガと別れた夜のこと思い出し悔しさを滲ませる岩井。
「俺はずっと親父と闘ってきたんだ!」ーーー

と、奥からタイガが出てくる。合鍵で入ってきたらしい。
誘拐は嘘。
ネットの世界で復活するなら一度死ぬしかないと思った。こらからはVチューバーとして生きていく。
生きていると知られたらまた命を狙われるから、しばらく匿ってくれと頼まれる。


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これは面白くなりそうな予感…。
あらすじでは端折ったけど、最初の痴漢野郎・フット岩尾のシーンで見るのやめなくて良かった。

Vチューバ―ともちん、CGは女の子でも中身はおじさん。一体誰に需要があるの…?

最近SNSを題材としたドラマが多いですね。(向かいのバズる家族しか思い浮かんでないけど)
そういえば「ザ・インターネット」っていうサンドラ・ブロックの映画知ってます?

ザ・インターネット』 (The Net)は、1995年アメリカ映画。当時、黎明期にあったインターネットをテーマとしたサイコスリラー映画。(Wikipediaより)

フロッピーディスクとか出てくる。
内容覚えてないけど、今見たらどう思うのかなーって。ネットに詳しくないからふーん…で終わるか。

ザ・インターネット (字幕版)
 

 

タイガがどんなVチューバ―になるのか楽しみ。
岩井の娘も絡んできそうだし。
やっぱり最後は伊藤秀光との直接対決になるのかな。
録画消しちゃわなくてよかったー!

 
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