抹茶のドラマ感想

ネタバレありのドラマ感想です。

パーフェクトワールド 8話 あらすじと感想

 

パーフェクトワールド 8話 ネタバレありのあらすじと感想です。

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鉄骨の下敷きになって身動きが取れない樹(松坂桃李)。
地震のことを知った長沢さん(中村ゆり)も、ヒロ(瀬戸康史)の車で一緒に松本に来るという。
樹は震源地にある別荘のモデルルームに行っているのではないかと考えたつぐみ(山本美月)。
このまま排尿できない状態が続くと、尿毒症で最悪死ぬかもしれないと長沢さんに聞き、タクシーから降りて走る。

モデルルームで動けなくなっている樹を発見。
鉄骨の下から助け出す。すごい…

「なんでこんな危ないことしたの?!」
心配するあまり怒りが爆発するつぐみ。
無事で良かったと涙を流すつぐみを抱きしめる樹。
長沢さんがヒロとこちらに向かっていることを話す。
土砂崩れの影響で道が通行止めになっていたため、近くの避難所に泊まることになった二人。
しかしすでに避難所には人がたくさん。
布団がいっぱいで横になるところがない。
樹には褥瘡がある…と心配するつぐみ。

二人は「地鎮祭が終わったら一緒にモデルルームに行こう」と言っていたが、つぐみを振り回すのは良くない、ヒロにも悪いと思い、樹は一人で行ったらしい。
「鮎川くんはなんでも一人でできるって思いすぎ。
そういうの気遣いって言わない。誰だって一人でできないことがあって当たり前。ちゃんと反省して!」と怒るつぐみ。
しおらしく謝る樹。
避難所のスタッフの人が、良かったら自分の車で休みませんかと勧めてくれる。
長沢さんが来るまで一人にはできない、と一緒に車に乗るつぐみ。

 

ヒロのお腹が鳴る。
長沢さんに食べ物をもらって喜ぶヒロ。
「落ち着いて見えるけど案外無邪気ね。」と笑う長沢さん。
長沢さんが樹と付き合っていると嘘をついていたことを知り、
「嘘で歯止めをかけようなんて惨めじゃないですか。」
とさらりとキツイことを言うヒロ。
しかし長沢さんも負けてない。
つぐみが樹よりもヒロが好きだからプロポーズを受けたと思ってるのかと。
「どっちが惨めよ。」
つぐみが樹のことを思って描いた絵を捨てていた。だから思い出ごと断ち切ろうとしているんだと信じるしかない、とヒロ。
この二人、良いコンビだと思うんだけどなー。

 

車の中。
自由に使っていいと言われたトランプで遊ぶ樹とつぐみ。
付き合っていたときよりも距離が近くなった気がする。
それよりも余震とか大丈夫なのかな…。

「別荘で身動きが取れなくなったとき、このまま死ぬのかなって、走馬灯みたいに色々なことを思い出した。」と話し出す樹。
小さい頃のこと、父親が生きていたときのこと、事故のこと、バスケのこと…
そしてつぐみこと。笑っている顔ばかり思い出して、もう見れないのかなと思ったらここから出たい、生きたいと思った。
人生いつ何が起こるかわからないって一度経験してわかっているつもりだったけど、全然わかっていなかった。
助けに来てくれて本当にありがとう。笑った顔がまた見れて良かった…
涙をこらえきれないつぐみ。

朝、つぐみは自由に使っていいと言われたスケッチブックに樹の寝顔を描いている。
目を覚ます樹。
朝ごはんをもらって車に戻るつぐみをヒロが見つけて声をかける。
つぐみを抱きしめるヒロ。それを目撃する樹。
樹に駆け寄る長沢さん。長沢さんも樹を抱きしめる。
複雑な表情で見つめるつぐみ。
二人ともわかりやすすぎる。

お世話になったスタッフの人にお礼を言って避難所を出る4人。
ヒロに余計な心配をかけたくないつぐみは、樹は車で、自分は避難所で寝たと嘘をついてしまう。
「樹くんを助けてくれてほんとにありがとう。」と頭を下げる長沢さん。お辞儀が深い…。
とりあえずヒロがつぐみを実家に送ることになり、車まで行ったところで上着を忘れて取りに戻るヒロ。
そこで車を使わせてくれたスタッフに声をかけられ、つぐみが描いた樹の寝顔を見せられる。
捨てるわけにもいかないので、ご本人にお渡しください、と…。
複雑すぎる心境のヒロ。
え、寝顔?なんで?一緒に車にいたってこと??って顔に書いてあった。

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つぐみの実家。
ヒロが一緒なら何が起きても安心だから寝てくる、と父(松重豊)。
一日中つぐみの心配をしていたから、ほっとして疲れが出たらしい。
「今日は泊まって」とヒロに言う母(堀内敬子)。
布団が並べて敷いてあったので慌てるつぐみ。
「ヒロはいつも落ち着いてるよね。」
昔から冷静で、それに私はいつも助けられてる、と。
「冷静なんかじゃない。」と言うヒロ。
地震の速報を見て慌ててすっ転んだ。心臓がばくばくしてしばらく立てなかった。
ほんとは長沢さんみたいに声上げて泣きたい気分だったよ。
無事でよかった。
抱き合う二人…
…こんなヒロを裏切れるの?!?!
それにヒロのことを「落ち着いて見えるけど案外無邪気ね。」と言った長沢さんの方がヒロのことよくわかってる。

 

東京。
仕事の打合せをしている樹。いつにも増してはきはき意見を述べている。
高木(山中崇)のバリアフリー住宅の件、担当を沢田(池岡亮介)に代わってほしいとナベさん(木村祐一)にお願いする。
妙にハッキリと意見を言うようになった樹を「何かあったのか?」とちょっと心配するナベさん。
「地震のせいかもしれません。」と言う樹。
10年前事故に遭ったときはもう生きていたくないと思ったが、この前の地震のときは生きたいとはっきり思った。そしたら霧が晴れたみたいに迷いがなくなり、大事なものがはっきり見えた気がした…と。

 

バリアフリー住宅の件を手伝いたかったけれど、まだ早いと断られた晴人(松村北斗)。
「やる気失せたよ。」としおり(岡崎紗絵)に愚痴っている。
「要は資格を取ってからってことでしょ?だったらつべこべ言わずに頑張る!」とムチをうつしおり。
たまにはアメちょうだい、と晴人。
「わかった、考えとく。」
えっマジで?帰って勉強する!バイバイ!

単純な晴人。

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アメとムチ


式場で料理の試食をするヒロとつぐみ。
つぐみは心ここに在らずといった感じ。
そこへ樹から着信が。
「地鎮祭のことだと思う。」と電話に出るつぐみ。
地鎮祭が終わったら高木夫妻の件を沢田に引き継ぐことにした、と言う樹。
「じゃあ私たち、地鎮祭で会うのが最後になるんだね…。」
仕事の心配より会えなくなることを心配するつぐみ。


地鎮祭はつつがなく終了。
仕事がたまっているからこの後のパーティーには出られない、と言う樹。
高木夫妻に挨拶するために松本に来た沢田と一緒に車に乗り込む。

高木のレストラン。
パーティーに出席しているつぐみと美姫(水沢エレナ)。
二人寄り添って夢を叶える高木夫妻を見て、
「どうなるかわからない未来を恐れて別れるなんて、やっぱり間違ってた。
もう遅いけど…」
と言うつぐみ。
「何かするのに遅いってある?あるとしたら死んだ後だけじゃない?」と美姫。
自分の気持ちをごまかしきれなくなったつぐみ。

その頃、樹も「車を止めてくれ」と沢田に言っていた。

 

「もし明日地球が終わっても僕たちは何も後悔することはない。
この先何があろうと受け入れる自信がある。」

高木のスピーチに心を打たれるつぐみ。
「私、行かなきゃ…!」パーティーの途中で走り出すつぐみ。
そこへ戻って来た樹が。
「どうしても川奈に言わなきゃいけないことがある。」
「私も鮎川くんに言わなきゃいけないことがある。」

俺、後悔がある。後悔があるんだ…

 

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次回、「決意が巻き起こす衝撃の波紋」だって。

ヒロとの婚約、必要だった??
本当に可哀想…。
つぐみに振り回されてばっかり。
つぐみの親に気に入られているところが余計に切ない。
主役二人が結ばれるために犠牲になる役が本当に気の毒で…
もし自分の息子がヒロだったらと思うと。何目線。

晴人としおりもなんだかんだでいい感じだけど、樹とつぐみがまた付き合うことになり、晴人としおりも…だったら、お父さんいよいよ発狂してしまうのでは。
好きになった人がたまたま障がい者、というのも子供の立場からわかるし、お父さんの気持ちも親の立場からわかる。
でも親は結局、子供が選んだ道を信じて見守ることしかできないと思うんだな。
お父さんは病気で、もう娘たちを自分で守ってやることができないから心配のあまり怒っちゃうけど、娘とはいえ大人だし、つぐみなんかは頼りなさそうだから心配になるのすごーくわかるけど、見守るのも愛。難しい。
でもつぐみは弱くないと思うよ。鉄骨よけて樹のこと助け出してたし。

 

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