抹茶のドラマ感想

ネタバレありのドラマ感想です。

ミストレス 9話 あらすじと感想

 

ミストレス 9話 ネタバレありのあらすじと感想です。

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香織(長谷川京子)

貴志(杉野遥亮)と貴志の母(麻生祐未)に木戸(橋本さとし)の愛人だったこと、モルヒネを処方したことを知られた香織。

クリニックに刑事がやってくる。
貴志の母が香織を訴えたらしい。
「私は静かにお父さんを見送りたかった。それをあの人はめちゃくちゃにした。
お父さんを死なせたのはあの人よ。そんな人と…あなたどうして…。」
と貴志の前でむせび泣く母。
香織と木戸のことはわかっていながらも、蓋をして見ないようにしていた。
しかし息子にまで…と知って我慢できなくなった模様。

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香織は、明都大学病院で「すい臓がんの末期」と診断された木戸の緩和ケアをしていた。
モルヒネの処方を記録した麻薬管理簿を見せてほしいと言う刑事に、患者さんのプライバシーに関わることだからと断る香織。

クリニックにやって来た小田切(蟹江一平)に、警察に何を聞かれても「医療行為の一環」と答えるようにアドバイスされる。
「自殺の手助けなど頼まれていない。モルヒネはあくまで緩和ケアの一環だと言うんだ。一度は自殺と処理された件だから大ごとにはならないだろう。」
知り合いの弁護士に聞いたらしい。
モルヒネのことは前から薄々気づいていたと言う小田切。
自殺に至るには明都病院で処方したモルヒネだけでは足りないから。
「私と…彼のことは?」どこまで気づいてるのかと尋ねる香織に、
「亡くなった人のことを今更言ってもしょうがないだろう。」と。

香織は木戸の妻(=貴志の母)から疑われるのが怖くなり、モルヒネの管理簿を燃やしたらしい。カルテからも消去した。
それはそのまま言えばいい、と小田切。

夜。
麻薬管理台帳を手に取る香織。切り取ってなくなった部分を見つめる…。

 

どうしても麻薬管理簿を見せてほしいと言う刑事。
仕方なく渡す香織。
後日、麻薬管理簿に不備があったので署に来てほしいと連絡が入る。
土曜日の診療終了後に行くことに。

そこへチャイムが鳴る。
モニターに映る貴志…来た。ばっちりカメラ目線決めてた。
「警察に調べられてるって本当ですか?」
「ええ。」
「僕のせいですか?僕が母にあんなことを言ったから。」
「あなたのせいじゃないわ。
あなたが言わなくてもいつかこうなる日は来たと思う。」

「香織さん。今でも好きです。あの時は混乱してひどいことを言ってしまったけど。忘れようとしても、憎もうとしてもやっぱりあなたが…」と涙を流す貴志。
そうかそうか、混乱してひどいこと言っちゃったのか。
でも一度口にした言葉は消せないからね…。
とはいえ、涙を流すイケメンには弱い。許します。

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「私がいけなかったの。あなたを好きになったりして。ごめんね。
終わりにしよう…」と言う香織。

 

いつもの女子会。
木戸に自殺したいと頼まれてモルヒネを用意したことを打ち明ける香織。
痛みに苦しむ患者さんをたくさん見てきたから気持ちはわかった、と。
「でもね、信じてほしいんだけど、渡せなかったの。」
バレンタインの夜、木戸に会いにモルヒネを持って別荘に行った。でもこれを渡したら彼はこの世からいなくなってしまう、もう会えないと思うとどうしても渡せなかったらしい。
しかし木戸は、香織が知らない間にバッグからモルヒネを取り出して…
「彼が死んだと連絡が来たのは次の日の朝。
奥さんは私がモルヒネを渡したと思ってる。
思い出すだけで苦しくて、今まで本当のことを言えなかったと言う香織。
それに実際自分があの薬を持って行かなかったらこんなことにはならなかった…と今も苦しんでいた。
「だったらそのことを正直に話せばいいじゃない?無実を証明する方法はあるはず!パパに相談する!」と暴走する樹里(大政絢)。
樹里の怒りは冴子(玄理)にも飛び火。
「いつまでぐずぐずしてるの?!仕事にもちゃんと行ってよ!
悟史さん(佐藤隆太)とうまくいかなくたって、一人で産んで育てることだってできるでしょ?お腹の子供は誰の子でもない、サエちゃんの子なんだよ!」
※冴子は悟史にお腹の子が悟史の子ではないと言ったあと、樹里の家に転がり込んで仕事にも行かずにメソメソしておりました。

「みんなにイライラすんの!
みんな私より年上で頭が良くてキャリアもあって、なのにそのキャリアを棒に振るようなことして!絶対にダメだから!その場の感情に流されちゃダメ!」
と叫ぶ樹里。
感情に流されて玲(篠田麻里子)との不倫をやめられない自分に対する怒りということでOK?

冴子と樹里が帰った後。
「私、もうどうなってもいいと思ってる。」と友美に言う香織。
友ちゃんが言ったとおり、報いを受けた、と。
「あの時は聞く耳もってなかったくせに…」と友美。

警察署へ行く日。
心配してクリニックに来る香織の母。
「事務的なものだから心配しないで。」と香織。
「小田切さんに言われたとおりに言うのよ。」と母。

事情聴取を受ける香織。

先生は大学病院からモルヒネが処方されていたことはご存じだった。
だがさらにモルヒネを木戸さんに処方した、ということですね?
しかしあなたの麻薬管理簿にはその記載がない。どうしてですか?
あなたは木戸さんが自殺を考えていたことをご存じでしたね?それを知りながらモルヒネを渡した。つまり木戸さんの自殺を手助けした。
柴崎先生、正直にお答え願えますか?

この状況で「持って行ったけど渡してない」って言ってもね。
どうしたら証明できる? 

 

友美(水野美紀)

夫の愛人・ミキ(筧美和子)に保険金の半分を渡そうと決意した友美は、ミキが滞在しているホテルを訪ねる。
ミキは不在だったがロビーで待つ友美。
そのとき、ホテルに現れたのはなんと夫の俊哉(吉沢悠)!!
愛人の息子に「パパ」と呼ばれ、抱き上げている。
普通にエレベーターに乗って行く3人。
驚きのあまり声を失う友美。

 

俊哉が友美の自宅に来る。
ここいきなり飛んだ気がするんだけど何か見逃した?
友美はいつの間に俊哉を家に呼んだの?勝手に来たの?
「変わらないな…家の匂いもソファもテーブルもあの頃のままだ。
会いたかった。」と俊哉。
どういうことなのか説明して?
あの無言電話はあなた?
でも現れたのはあの女だった。
硬い声で言う友美。
「仕方なかった…」と俊哉。
7年前のあの事故の少し前、ミキに「子供ができた」と言われ、友美にバラすと脅された。
赴任した年の夏に出来心でミキと浮気した俊哉だったが、友美に全部正直に話してミキとのことは清算するつもりだったらしい。ほんとかよ…
「あの日…工場の視察であのフェリーに乗る予定だった。その朝、別れ話を持ち出したらミキと口論になり乗り遅れた。
会社の人間はみんな僕があの事故に巻き込まれて死んだと思った。あの時はそうするしかないと思った。追い詰められてたんだ。
ミキは何をしでかすかわからなかったし、他にも…仕事のことでミスを…」
と話す俊哉。現実逃避甚だしすぎない?
「あなたが行方不明になったって聞いたときの私たちのこと考えたことある?
周りの人たちのことも。
私がどんな思いで現地に行ったか。
まだ3歳だった萌を抱えて、暗闇の中に二人で放り出されたみたいで…
あなた、自分が何をしたかわかってるの?!」
友美や萌に会いたいといつも思っていた、この家に戻りたいと言う俊哉。
ミキとは別れると言うが、ミキの子にも萌と同じ思いをさせる気?!と興奮が止まらない友美。
おまけに「保険金から慰謝料を渡してやってくれないか?」と言い出す俊哉。
「冗談じゃない!あの女が納得すると思う?!」
完全に保険金を分ける気がなくなった友美。というか生きていたことがわかっても保険金って持っていられるの?

「二度と私たちの前に現れないで。」
分かった…でも一つだけ頼みがある、萌に会いたい。一目遠くから見るだけでいい、と言う俊哉。
えっと…。
7年ぶりに日本に帰ってきたと言っていたけど、じゃあホテルで見たミキと息子とのシーンは?全然7年ぶりって感じがしなかったんだけど…。それに日本に帰ってきてまず愛人に会いに行ったってこと?

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俊哉に会ったことを香織に話す友美。
またよりを戻したい、日本に戻ってきたいと言ってきたが、よくそんなことが言えるなと呆れて追い出した。
でも俊哉に怒鳴っているのに、心の中では「戻ってきて良かった、死んでなかった、生きてた」って。でもよりを戻す気はないらしい。
死んでいなくなられるよりずっといい、と香織。 

 

安岡(甲本雅裕)を公園に誘った友美。
4人で家族みたいになれたらいいなあって、急に思い立ったと言う。
「何かありました?」と心配する安岡。
公園でピクニックしている4人を遠くから見つめる俊哉。

公園から帰る4人の前に出てきて
「萌…パパだよ、わかるか?」と…。
「やめて、約束が違う!」と阻止しようとする友美。
何も4人で遊んでいるところを見せつけなくても…と思ったけど、何かあったときのために安岡がボディガード的な?何かあったけど阻止していたのは友美だったけど。

 

樹里(大政絢)

また玲(篠田麻里子)との関係を復活させ、ウキウキしている樹里。
そこへ死んだ顔の冴子が訪ねてくる。
「しばらく泊めてもらっていい?言っちゃった、お腹の赤ちゃんのこと…」

 

玲の誕生日をサプライズでお祝いする樹里。
喜ぶ玲。でも今夜はミナのもとへ帰ると言う。
「いいよ、大事な人のところへ帰って。」と拗ねながらも言う樹里に、
「ありがとう、好きよ。」と玲。

 

冴子(玄理)

落ち込む冴子を見かねて、悟史(佐藤隆太)のもとを訪れる樹里。
「サエちゃんが落ち込みすぎてめそめそ泣いている、このまま放っておいたらどうなるか…」と悟史を少し脅してみるが、
「妊娠中はホルモンバランスが乱れて情緒不安定になるって。」と素っ気ない悟史。
付箋がたくさん貼られてかなり読み込んだのであろう妊娠・育児雑誌を樹里に渡す。
「こんなに愛しているのに許してあげられないの?たった一度の過ちじゃない!」
と樹里は言うが、
「それ以上何か言われると樹里ちゃんにまでひどいこと言っちゃいそうだから帰ってくれる?」と言う悟史。
愛しているからこそ許せないことってあるよねぇ。 


樹里の家で眠っている冴子。
そこへ「樹里さん!」と曽我部(森優作)が訪ねてくる。
ベッドにいたのが樹里でなくて驚く曽我部。
今回の出番これだけ?

 

女子会のあと、とりあえず出社する冴子。
気だるそうに煮干しをつまんでいると坂口がやって来る。

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「色んなこと考えちゃって眠れない」とため息をつく坂口。
一度時間を作ってもらえませんか?話したいことがあるんです。
僕とあなたとお腹の子について。それじゃ。と去っていく。
悟史からもメールが。「話したいことがあります。会えませんか?」

自宅に戻る冴子。
「そこに置いてあるから。」と悟史。
テーブルの上を見ると離婚届が…。
「嫌だ、別れたくない」と冴子。
「自分がしたことだろ。よく言えるな、そんなこと。」と冷たい悟史。
「お願い、許して。悟史が好きなの、悟史しかいない。悟史しか…
あなたが望むことなら何でもする、だからお願い…」とすがるが、
無理だよ。もう君とは暮らせない。
こんな別れかたするなんて思わなかった。一生一緒に生きていくつもりだった。」
「本当にごめんなさい…」
「一番大切な人だった。」
出て行く悟史。

 

川辺で泣き崩れる冴子を見かけて走り寄る樹里。

 

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感想

なんかもう…。
まず、俊哉については疑問ばっかり。
死んだと思われて、その後はミキと一緒に過ごしていたのかな。完全に誰にもバレずに一人異国の地で過ごすのは無理だよね…。
てことは、ミキは俊哉が生きていることを知っていた?
知ってて友美に保険金を半分よこせと言ってきた?
そして今になって日本に帰ってきたのはなぜ?
ていうかどうやって帰ってきたの?死んだことになってるのにパスポート使えるのかな。え、ほんとに謎。

そして香織。
渡してないなら最初から言え!!

冴子はそんなになりふり構わずすがりつくほど悟史のこと好きだったんだー。

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樹里はもうそのまま突っ走っちゃって。
冴子と悟史の仲を取り持とうとしてあげたり、優しい面もあるのに、恋愛面ではだらしない。玲も奥さんいるのに樹里に気を持たせて悪い女。

次回最終回、まとまるのかな。

 

 

 

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