俺のスカート、どこ行った？ 最終回 ネタバレありのあらすじと感想です。
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原田（古田新太）みたいな女装で授業をしている古賀先生（荒川良々）。
田中（桐山漣）も女装で授業しているが、「なんか物足りない…」と言う生徒たち。
「のぶおってやっぱ優秀な女装家だったよな。」
優秀な女装家ｗ
職員室。
原田に送るため、男の先生たちがみんな女装して写真を撮っている。
そこへ校長（いとうせいこう）が矢野先生（小市慢太郎）を連れて入ってくる。
なんと矢野先生が復帰するらしい。
「ご迷惑をお掛けしてすいませんでした。」
なんとか受け入れられた矢野先生も女装することに。
「原田先生ならこうしたと思うんです。
きつく叱った後でしっかり許してたんじゃないかな、と。」と校長。
糸（片山友希）が家に帰ってくると、原田が倒れている。
“やりたいことがある”と、いきなり学校を辞めた原田。
のぶおがやりたいことって何なんだろう？と話す生徒たち。
「俺はのぶおのやりたいこと一個だけ叶えてあげたい。」と明智（永瀬廉）。
卒業式をやりたい、と。
まだ2年生だけど、このクラスだけの“なんちゃって卒業式”をやることに。
なんだか浮かない顔の東条（道枝駿佑）。
原田は本当は身体の調子が悪くて辞めたのではないかと思っている。
東条の予想通り、入院している原田。
酸素マスクをつけて眠っている。
糸からの電話を受けた長井先生（松下奈緒）。
原田の病院へ行こうとしていると、“なんちゃって卒業式”をやろうとしていることを伝えたいから原田の家を教えてほしい、と東条が声をかけてくる。
なんか説明しにくいなぁということで、東条も病院に連れて行く長井先生。
結局辞めることにはなったけど、長井先生のおかげで学校に戻れたことを感謝する原田。
「何で学校辞めたの？」と原田に聞く東条。
「やりたいことがたくさんある。」と原田。
納得いかない東条。
勝手に若林のこと変えて
勝手に川崎のこと応援して
勝手に俺と若林を仲直りさせて
勝手に明智のことを救って
勝手に辞めて
俺らだってのぶおとやりたいことができたんだよ。
修学旅行行ったり、体育祭だってやってねえじゃん、まだ。
駄々っ子東条、可愛すぎる～
「ホントは体悪いから辞めるんだろ？」と言う東条に、
「違う。」と答える原田。
「だったら何で病院にいるんだよ！」
「入院もしたかったからだ。」
「うそつくな！カッコつけて隠してんじゃねえ！」
涙目になる東条にヘッドロックをかける原田。
「泣くな！俺の体は全然平気だ。原田のぶおは死なない！
…いきなり辞めたのは悪かった。
お前がそんな気持ちでいることを知らなかったから…すまん。
でもな、男にも女にもカッコつけて引かなきゃならない時はあるんだ。
次の世代に残さなきゃいけないことも。
だからあいつら女装して授業やってたろ？バトンタッチだよ。
俺アムラーだぜ。引き際は惜しまれながら美しくだ。」
糸ちゃんものぶおとやりたいことを書いている。
お揃いの服を着て太陽を浴びたいって素敵すぎない？
“なんちゃって卒業式”の日
たくさんの履歴書を前に、原田の次の先生を検討している校長と長井先生。
ダイバーシティなんてものは、一人の個性ある人に託すものではなく、みんなが自分や他人を認め合えることなんじゃないか…原田をダイバーシティ代表にしてしまった自分は愚かでクズで最悪のクソ人間だと自分を責めすぎる校長。
ダイバーシティ・・・多様な人材を積極的に活用しようという考え方のこと
詳しくは↓
https://kotobank.jp/word/%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%86%E3%82%A3-179274
先生方へ挨拶にやって来た原田。
「保健室にも行ってあげて。」と佐川先生（大西礼芳）。
ベッドで寝ている里見（白石麻衣）。
原田が辞めてから学校が退屈になったと言う里見。
嫌だったことがあると眠れない昼もある。でも原田がいたらそんなことも笑って忘れられた、と。
「嫌なことも必要なのよ。
ほら、差し色って大事じゃない？白ばっかり、黒ばっかりじゃつまんないでしょ？
一色統一の中にどんな色を差し込むか。
楽しいばかりじゃつまらないじゃない？楽しい毎日にちょっとだけ、嫌なことを差し込んであげるの。嫌なことは人生の差し色だから。」
「私にとっては逆なんです！
退屈な日に原田先生が楽しい差し色だった…。私の差し色になってください。」
教室を飾り付けて用意しているみんな。
原田がやって来て最後のホームルーム。
一人一人にファンシーな手作りの卒業証書を渡す原田。
公式Twitterでみんなの卒業証書が見られるよ。↓
「明智秀一。
お前に殴られたところかなり痛いし、親父に渡す前に私にお金頂戴って感じ。」
えっ終わり？
「満足そうな顔をしてるから、多分終わりだ。」と田中。
「東条正義。
病院でのことは内緒にしといてやる。」
「可愛い顔しているから終わりだ。」
「若林優馬。
お前マスク外しちゃったから、今後残りの人生で花粉症になったときにマスクしづらくなったね。」
「“ミッ”ってなってるから終わりだ。」
最後、田中にはバッグに直入れしていたいなりをあげる。
「これで全員ね。まさか私がやりたいことをあんたたちが叶えてくれると思わなかった。ありがとう。最後に私からみんなに伝えたいことは…特にありません。
まっでも、私がこれだけやりたいことをやれてるんだから、あんたたちなら今からやれば私なんかよりもっとやりたいことをやれるかもしれないよ。じゃあね。」
「おい、ちょっと待てよ！」と明智。
「キムタク？」
この突っ込みに生徒が誰も笑ってないところも笑えたｗ
生徒一同からの卒業証書。
「原田のぶお殿。
あなたは豪林館学園高等学校2年3組の発展において、大きく貢献されました。
よってここにその功績をたたえ、深く感謝の意を表します。
2年3組一同より。」
大泣きするのぶお。
もーう！(><)
「のぶおのやりたいことやったんだから、次は俺らのやりたいこと聞いてよ。」と屋上に連れて行かれる原田。
屋上から下を見下ろすと、シートを広げて待っているみんな。
「飛べってこと？死ぬ自信ある…」と拒否する原田。
「なぁのぶお、ここから飛び降りたら一回死んだも同然なんだろ？
だからのぶおはここで一回死んで、余命をリセットしよう。」と明智。
明智と東条、若林も下に降りてシートを持つ。
覚悟を決めた原田。東条！川崎！…と全員の名前を呼ぶ。
「じゃあ、よろしくお願いします！」
それー！
受け止めるみんな。
「これでもう死なねぇよな？」と明智。
ありがとね、みんな。楽しかった。じゃあね！と去って行く原田。
じゃあなのぶおー！叫ぶ明智
みんなも口々に叫ぶ。ありがとー！のぶお！
原田の自宅。
ウィンザーが日本を出るらしい。
糸もついて行くと言う。安岡（伊藤あさひ）も行くらしい。
「私いつ死ぬかわかんないんだよ？」と原田が言うが、
「だって原田のぶおは死なないんでしょ？」と糸ちゃん。
安岡も「僕たちが日本に戻ってくるまで絶対死なないでください。」と。
「やりたいことノート」を開く原田。
“教え子に卒業証書を渡す”に済を押そうとして手を止める…。
一年半後…
3年生になり、本当の卒業式の日を迎えた明智たち。
家で慌てて着替えている原田。スカートを探している。すぐ見つかる。
学校までの道を全力疾走する原田。
飛ばされるカツラ…
俺のカツラ、どこ行った？
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ウィッグの留め具新しくしてなかったんかい！
でもまずは原田が死んでなくて良かった！
悲しい最後も覚悟していたけど、やっぱり続きが見たい。
でも続編をやるとしたら生徒たちは替わっちゃうかな。
のぶおが卒業式に登場して、喜ぶみんなの顔も見たかったな。
のぶおみたいな人ってなかなかいないから、いたら絶対懐いちゃうと思う。
大きくて、優しい人。
里見先生も、東条もすごく懐いてたよね。
一緒に修学旅行に行くところや体育祭も見たかったな～。
すい臓がんの人を屋上から飛ばすってすごいよね。
誰も反対しなかったのかな。
とにかく楽しそうな明智がサイコパスみたいだったｗ
女装家の教師って、これだけLGBTが知られるようになってきた現代でもハードル高そう。まずいないし、いても何かと問題になりそう。ダイバーシティといっても教育の場ではなかなか受け入れられるのは難しいだろうな。
もし子供の担任が女装家だったら…
のぶおなら全然OKなんだけどな。
性的マジョリティにだって子供に悪影響な教師はいるし、結局その人の人柄によると思うんだけど。
人柄を見る前にまず異端なものは排除したいっていう日本人的な思考が。
アメリカにはいるんだろうか、女装家の教師は。
と思ってググってみたけど、のぶおばっかり出てきたわｗ
でね、古田新太さんが素敵だなと思って、7月からのドラマにも出るみたいなので調べてみたら…
やくざの組長だって～～バイオレンス…
ハードすぎる。見るかどうか迷う。
もう一度、のぶおが見たいな！
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