抹茶のドラマ感想

ネタバレありのドラマ感想です。

ルパンの娘 6話 あらすじと感想

ルパンの娘 6話 ネタバレありのあらすじと感想です。

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あらすじ

和馬(瀬戸康史)にLの一族だとバレてしまった華(深田恭子)。

 

ガソリンスタンドの現金を強奪した犯人・三好という男を取り調べている和馬と巻(加藤諒)。
犯行の手口から単独犯とは思えない。
後ろに闇組織があるに違いないが、口を割らない三好。
和馬の取り調べの迫力に驚いた巻。
「彼女と結婚するために早く捜査一課に行きたいのはわかるが、焦るな。」
と言うと、
「それはもういい…」
と言う和馬。

 

仮住まいのベランダに佇む華。
それを心配そうに見上げる尊(渡部篤郎)。
いつもの市場で、産地偽装して売りさばく悪人から立派なタラバガニを盗ってきたらしい。

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そんな中、渉(栗原類)がでかい獲物を発見。
明日から都内の美術館に、日本初公開となる幻の名画『追憶』が飾られる。
その価値100億円。
絵画には詳しいらしい尊。絵の解説を始めるが、マツ(どんぐり)に止められる。
この絵は政務活動費を使い込んで辞職した悪徳政治家が所有しているが、今回特別に無償で貸し出したらしい。
良い人ぶって政界復帰を狙っているに違いない。
盗まれて当然。
しかしこの絵は国際窃盗団・ブラックマンバも狙っているらしい。
盗むためなら手段を選ばない。平気で人を殺す下品なやつら。
今回はやつらとの一騎打ち。
「どちらが早く奪い取るか勝負しようじゃないか。」
と、尊たちが早速下見に出かけようとすると、華が自分も行くと言う。
泥棒一家の娘として生きていく覚悟ができたらしい。

 

美術館。
『追憶』は展示スペースの中央にある。
展示スペースだけでも防犯カメラは3つ。
絵は厳重なセキュリティーで守られている。
絵の横にいる警備員にお化粧室の場所を尋ねる悦子。
マツの乗った車椅子を押している。
車椅子から降りて倒れ込むマツ。
警備員に手伝ってもらっている隙に、てんとう虫3号を飛ばす華。

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絵を守っているガラスケースに止まったてんとう虫は計測を開始。
その時、美術館の警報が鳴り響く。
「撤収撤収」と渉。
警備員たちが「念のため警察に連絡だ!」と言っているのを聞いて、警察官の和馬のことを思い出し、固まってしまう華。
尊に声を掛けられ、はっとしててんとう虫を回収し、その場を離れる。

 

タワマンに戻って来たみんな。
絵を守っているガラスケースは、少しでも熱を感じたら警報音が鳴るらしい。
てんとう虫3号は計測中熱を帯びてしまうのだった。
渉の改良を待つことに。
華に任務から外れるよう命じる尊。
任務中に他の事に気をとられるなど言語道断。
泥棒失格だと怒られてしまう。

 

捜査三課に橋元エミリ(岸井ゆきの)の姿が。
「橋元警部がわざわざ捜査の追加資料を持って来てくださった」と言う巻。
頭を下げる和馬たち。エミリ階級高かったんだw
巻に休日付き合ってほしいと言われる和馬。

 

円城寺(大貫勇輔)登場。
最近図書館も休んでいるらしい華。
今は誰とも話したくないし、歌はもっと嫌だと言う。
和馬にLの一族だとバレたことを打ち明ける。
和馬がいつ華を逮捕しに来るか心配する円城寺。
でももし和馬が誰かに話していたらとっくに逮捕されているはず。
「和君は誰にも言わないと思う…」と華。

 

縁側で一人、晩酌している和馬。
「珍しいな」と言いながら、父の典和(信太昌之)が参加してくる。
典和に
「もし母さんにずっと嘘をつかれていたとしたらどうする?実は犯罪者だとか。」
と聞いてみる和馬。
そんな大それた嘘を見抜けないようじゃ警察官失格だと笑う典和。
「しかしその嘘の奥に秘めているものが何なのか、そこまで見抜くのが本物の刑事だろうな。」

 

巻との約束へ出かけると、そこにいたのはエミリ。
巻は急に仕事で来られなくなったと言う。
気がついたらエミリの俳句に付き合っている和馬。
しかし和馬は俳句を詠む気分ではない。
するとエミリが
「花が好き されど散りゆく 定めかな」
と一句。

巻から、和馬の元気がないと聞いたので、励ましたかったらしいエミリ。
華とは別れる運命だったと言う和馬。

 

今回の件から外れろと言われた華だが、前回下見の途中だったからと一人美術館へ。
しかし警備員の格好をした尊に止められる。

和馬と別れたことを打ち明ける華。
尊は、「自由にしろ」と言ってやれないことを親として申し訳ないと思っているらしい。
でも引きこもりの渉に無理をして継がせるわけにもいかない。
改めて、Lの一族としての運命を受け入れて生きることにした華。

 

「あの…!」と和馬に駆け寄るエミリ、躓いて和馬に抱きつく。
「見てください 私のことも 見てください」
字余りでしたと逃げ去るエミリ。

 

華と尊がタワマンに戻ると、円城寺が来ていた。
女泥棒のアジトに侵入したときのお礼に、悦子(小沢真珠)が招待したらしい。
円城寺は仕事でまた海外に行くらしい。

華と円城寺は小さい頃、よく二人で盗み合いごっこをしていた。
円城寺も盗みのセンスは抜群だが、華にはいつも負けていた。

円城寺にカブト虫初号機の調子を訊ねる渉。

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悪くはないけど、盗聴器として使うにはやっぱり大きすぎる。

円城寺は、渉とも兄弟みたいに仲良しだったらしい。
「華と結婚すれば本当の兄弟になる」と言う渉。
ぴりつく悦子たち。渉に繋がるタブレットの電源を切る。

帰り際、華を外へ誘う円城寺。
「華、無理してないかい?」
ブラックマンバと対決することを悦子から聞いた円城寺。
やつらはホントに危険だから気をつけるように言う。
「華に何かあったら僕が困るからね。」

♠幼い頃から 君をずっと
かわいい 妹のように思ってた
だけど今は とても愛しい人だから♪

花屋から失敬した一輪のバラを差し出す円城寺。
「この続きはリヒテンシュタインから帰ってきてから歌うよ。
弱っている隙に女性を口説くのは好きじゃないからね。」紳士~

 

「どんな手を使ってでもLの一族を逮捕せよ」という極秘の指令を上層部から受けた巻。
和馬に伝える。
Lの一族は証拠を残さないが、逮捕のためならば証拠を捏造しても構わない。
美術館で展示されている名画『追憶』に注目する巻。
Lの一族は必ずここに来る。

 

美術館。
ガラスケースについているてんとう虫3号。
計測中も熱を発しない仕様に無事改良。
偵察している尊、悦子、華。

美術館に和馬たち警察がやって来る。
外で見張っていたマツが警察が来たことを尊たちに知らせる。
あと30秒で計測完了。
残り10秒。
5、4、3、2、1
てんとう虫3号帰還。しかし動かない。システムエラー。
和馬たちが展示室に入ってくる。
てんとう虫を置いていくわけにはいかない…。
するとガラスケースからぽろりと落ちるてんとう虫。すかさず回収。
和馬たちが『追憶』の前へ。
出口に向かう華の後ろ姿に気づいた?

先日警報が誤作動を起こした話を和馬たちにしている警備員。
その時の防犯映像を見せてもらうことに。
マツが車椅子から降りて倒れ込んでいるシーン。
その奥に映っている華に気がつく和馬。

その時、「三好が証言を始めた」と別の刑事に呼ばれる和馬たち。
三好の指示役はなんとあの国際窃盗団・ブラックマンバだった。
バカ高い絵を盗むと言って、まだ日本にいるらしい。

 

「はい、すみません。しっかりやります。必ず。私は私の仕事を。」
と電話で言っているエミリ。

 

てんとう虫レーザーではガラスケースは切れないと言う渉。
切れるように改良するには2週間かかるが、その頃には絵画展は終わっている。
乱暴にケースを壊すしかないが、そんな下品なやり方はLの一族のやり方に反する。
尊に、一ついい考えがあるらしい。

 

その頃、巻はLの一族を逮捕するためにブラックマンバを利用することを考えていた。
ブラックマンバを泳がせると和馬に話している。
「どうしてそこまでして…」と訝しがる和馬。
実は、もしLの一族を見つけたら殺しても構わないと上から言われたらしい。
殺したのは国際窃盗団ブラックマンバだということにしろと。
「これは極秘に下された命令なんだ。
断れば、今後俺たちに居場所はない。」
と言う巻。

 

美術館に来た警察官が和馬だったことを華にそっと伝えるマツ。
和馬がLの一族を追っているかもしれない。
でも「今さら逃げるなんてできない。」と言う華。

 

苦悩する和馬。

 

てんとう虫カメラで美術館のライブ映像を見ている尊たち。
ブラックマンバの一員が来た。
まずは一旦ブラックマンバに盗ませるつもりらしい。
ブラックマンバは日本で荒稼ぎしている。
下っ端を使ってガソリンスタンドから金を強奪しまくっていることを尊たちに伝える渉。
「一人で行く」と言う華。
危険だからと悦子は反対するが、尊は了承。
何かあればサポートに行くと言う。

 

手錠を見つめる和馬。
閉館時間になった美術館へと急ぐ。

 

華も出発。
祖父の写真を見つめながら
「おじいちゃん、行ってくる。」

怪盗スーツに着替える華。

 

華を一人で行かせたのは、尊のせめてもの親心だった。
「親らしいことなんて何一つしてやれなかったからな。
せめて忘れさせてやりたいんだ。」

見回りをしている警備員がブラックマンバに襲われる。
展示室に侵入し、ガラスケースを派手に割るブラックマンバたち。
和馬たちも来ているが、ここは身を潜め、Lの一族が来るのを待つ。

絵を盗んだブラックマンバ。
エレベーターが開くと中には華が。
「お遊びはここまでさ。あんたらがやってきた悪事。きっちり落とし前つけてもらうよ。

ここで会ったが運の尽き。あんたらが犯した罪、悔い改めな!」
華麗なアクションでブラックマンバたちを倒し、絵を奪う。
華が去ろうとすると、パトカーのサイレンが鳴り響く。
完全に包囲されている。
警察が入ってきてしまったので、絵は一旦隠してやり過ごすよう華に言う尊。
非常ボタンの下の扉に絵を隠す華。
とりあえず地下の倉庫に仕掛けられた緊急逃走用のルートを目指すことに。
しかし和馬の姿を遠くから見かけ、気が緩んでしまった華は後ろから殴られる。
音を聞いていた尊たち。非常事態発生。
尊が助けに向かう。

ブラックマンバに捕まった華。
絵の隠し場所を吐かせようとするブラックマンバたち。

床に落ちている羽根を見つける和馬。
これは華の…。
そこに、ブラックマンバが赤いボディスーツの女を連れ込んだとの情報が。
「殺しても構わない」という言葉を思い出す和馬。
巻も「義賊とはいえ所詮は犯罪者。同情の余地はない」と言っている。
しかし、これまで和馬のピンチを幾度となく救ってくれた華。
<嘘の奥に秘められたものが何なのか…>
悪人なんかじゃない、と呟く和馬。
「ロッカールームにLの一族がいた」と巻に嘘の報告をし、華の居場所を探す。

ブラックマンバは華が隠した絵を見つけたらしい。
銃を向けられる華。
そこへ和馬が。
部屋の外でブラックマンバたちと戦う和馬。
残ったボスに銃を向けられる華。
めっちゃ乱闘シーンなのにBGMはロミジュリもどき。
和馬に手こずる手下たちに黙っていられなくなったボスが、直接和馬と戦いに来る。

一発の銃声。
華の元へやって来たのはふらふらになった和馬。
「和君?!」
無線で国際窃盗団を捕まえたと報告する和馬。
しかしLの一族には逃げられたと言う。
華の紐をほどき、逃げろと怒鳴る。
逃げる華。
無事、尊と合流し、緊急用逃走ルートから脱出。
絵は取ってこられなかった。

華たちを追っていた巻は、逃走経路を見つけて悔しがる。

上に呼ばれた和馬。

 

図書館に復帰したらしい華。
そこへ和馬がやって来る。
捜査一課への異動が決まったと言う。
連続して犯人を逮捕したことが認められたが、それは自分だけの手柄じゃない。
華の力があってこそ。
華といたい。
「ずっと前から一人で苦しんでいたんだろ?
苦しみに気づいてあげられなくてごめん。」と謝る和馬。
今度は俺が華を守ってみせる。
婚約指輪を出す和馬。
「俺と結婚してください。」

 

 

 

感想

上層部の誰かが執拗にLの一族を捕まえようとしているのが気になる。
誰なのかな。
エミリの祖父とか?もう引退しているんだっけ。
そういえばエミリも誰かからの指示で動いているような感じ。
電話の相手は誰なんでしょ。

華はあんなに嫌がっていたのに、Lの一族として生きていくことを決意。
しかし和馬は華にプロポーズ。
警察官がLの一族の一員になるの?w
和馬が華を逃がしたところはちょっと泣けちゃった。

ちょいちょい不具合が起こるてんとう虫3号が可愛い。
ちょっと怒ったような目?をしているんだよね。
やる気に満ちてるというか。
タケコプターみたいな小さなプロペラも可愛いし、計測中に熱を発するのも頑張ってるって感じでカワイイ。
改良されちゃったけど。

渉が空気読まないで「華と結婚すれば本当の兄弟になる」って言ったときの悦子さんの顔。
円城寺さんが来て嬉しくなっちゃって、ちょっとおしゃべりが過ぎたよね。

円城寺さん、あのハットが似合いすぎて、ずっと見ていたくなる。
毎回奇抜な衣装を着こなしてるのもすごいよね。

次回も楽しみ。

 

 

 

 

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