抹茶のドラマ感想

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Heaven? ~ご苦楽レストラン~ 10話【最終回】あらすじと感想

Heaven? ~ご苦楽レストラン~ 10話【最終回】ネタバレありのあらすじと感想です。

 

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あらすじ

 

出版社が潰れ、レストランのオーナー業に専念することにした仮名子(石原さとみ)。

一方、父親がジンバブエに転勤になった伊賀(福士蒼汰)。

仮名子の軍資金もなくなる上に伊賀までいなくなったら…。
倒れそうになる店長(勝村政信)たちだったが、勝代(財前直見)は、伊賀をジンバブエに連れていこうとしたわけではないらしい。
しばらく会えなくなるから顔を見にきただけだと言う。

しかしこれは北風と太陽作戦だった。
伊賀の性格上、頼られないと頼られないで不安になってジンバブエに来るはずだという。
勝代と似た者同士なので、この作戦を見抜いていた仮名子。
太陽作戦返しをすることに。
「ご両親、心配ね。一緒に行ってあげたら?店は大丈夫よ。」
さらに、辞めたくなくなるよう、伊賀が気持ち良く仕事できるように仕向ける。

しかし女性客には優しい川合(志尊淳)が人気。
デザートは川合くんにお願いしたいと言われてしまう伊賀。
その上、川合はお客様からプレゼントをもらっていた。
この日はうまい棒詰め合わせだったが、過去にもいろんなお客様からいろんなものをもらっていた川合。
仮名子はルールを作ることに。
「川合くんはいいけど、伊賀くんはダメ。」

ルールを作ったら急にお客様から色々なものをプレゼントされだす伊賀。
しかしルールがあるのでお断りしている。

 

ある日、指揮者の日比野(井上順)に、この店は気分が良いと褒められた伊賀は、コンサートのチケットをもらう。
仮名子には、お客様とは友達になれないと忠告されるが…。 

山縣(岸部一徳)と川合とともに日比野のコンサートに行った伊賀。

後日レストランに来た日比野に感想を述べる。
特にアンコールで演奏された曲が印象的だったと言っている。
ブラームス交響曲第二番第四楽章のフィナーレ。
先日のお礼に食前酒をプレゼントしようかと山縣と話し合っている。
それを苦い顔で見つめる仮名子。

また日比野にチケットをもらう伊賀。
ちょっと困惑している。

「伊賀くんは、日比野さんに会うのが楽しくなくなってしまった。」

自分の居場所を自分で居心地悪くしちゃダメだと言う仮名子。
結局伊賀はそのコンサートには行かなかった。

 
その日以来、日比野は来ていない。

 

お客様とは友達になれないと繰り返す仮名子。
川合には仕事とプライベートの垣根がないからOKらしい。
ある意味プロフェッショナル。
日比野に申し訳ないことをしたと思っている伊賀。
そういう気まずい思いというのは伝わるのだ。
しかし最初のコンサートは本当に楽しいと思った。
そんなに楽しいなら自分も行ってみたいと言う仮名子と一緒に、日比野のコンサートに行くことに。

 

お客様と親しくなるのは簡単。
でも美しい距離感を保つことこそ難しいと言う仮名子。

開演。

アンコールはブラームスをやることに。
ステージから伊賀に目線を送る日比野。

伊賀にレストランに一番大切なことを聞く仮名子。
「距離感よ。
距離感に対する優れた感覚こそ、才能なの。
きっといいサービスマンになる。」

 

翌日。
仮名子がレストランに来ると、伊賀が書置きをしていなくなっていた。
「オーナーのお言葉に甘えてジンバブエに行ってきます。」

空港にいる伊賀。
レストランに大切なのは距離感だと、初めて会った時にも言われた。
自分は成長していないのだろうか。
他の人たちは成長し続けているというのに。

空港のテレビで、山田監督が最優秀映画賞受賞のニュース。

ジンバブエで日本料理の料理教室を始めた勝代。
忙しいらしい。

 

伊賀のいないロワン・ディシー1日目

予約のお客様の準備に手間取っている店長と川合。

 

その頃、長崎の実家に帰っていた伊賀。
母も楽しく忙しく暮らしているようだし、ジンバブエに行かなくても良さそう。
行くところがなくなってしまった…。

 

伊賀のいないロワン・ディシー2日目

今日は団体が2組。
仮名子がホールスタッフの制服を着て現れる。

 

伊賀の実家。
ジンバブエで森林火災が発生したとの速報が。
両親の家からは遠いらしく、無事だった。

 

伊賀のいないロワン・ディシー3日目

帰りの客から、サービスがイマイチだったと言われている。
テーブルのお花もしおれている。
近所の常連・鱸(田口浩正)と、仮名子の友人・英代(内田慈)も、見かねて片づけを手伝ってくれている。
心の底から伊賀に帰ってきてほしいと願っている店長。

そんな中、誰かに電話している仮名子。

 

伊賀のいないロワン・ディシー4日目

川合も山縣も伊賀がいないとダメ。
シェフたちも。
みんなが出勤すると、昨日疲れてそのままにしていたはずの客席に美しいテーブルセッティングが。
お花も新しくなっている。
仮名子がやったらしい?
と思いきや、奥から出てきたのは、峰(小関裕太)。
仮名子が電話で呼び出したのは峰だった。

完璧かと思われた峰だったが、セロリが苦手な鱸に、付け合わせとして出してしまう。
「伊賀くんには伝えてたんだよね。」と呟く鱸。それは仕方がなくね?

 

その頃、長崎の実家。
川合のSNSに峰の写真がアップされているのを見て息をのむ伊賀。
「今日現れたロワン・ディシーの救世主」

 

伊賀のいないロワン・ディシー5日目

峰はもう来られないらしい。

長崎では伊賀が「退職願」を書いていた。
のりがないので探していると、ふと小学生のときの学級文集が出てくる。
「伊賀観 将来の夢 もうじゅうつかい
そこに勝代から電話が。
すき焼き鍋を送ってほしいと言う。
その後、電話に出た父から、文集の「もうじゅうつかい」は勝代が勝手に書いたことを聞かされる。
父に
「我々はシュークリームの皮、エビフライの衣。
エビフライはエビがあってこそ。
猛獣使いも猛獣がいてこそ。
そういう存在なのさ。」
と諭される伊賀。

改めて退職願を見つめていると、ロワン・ディシーから電話が。
いつまでジンバブエにいるつもり?と仮名子が怒っている。
店はてんてこまい。
伊賀がいないと店はめちゃくちゃ。
みんな全力でヘルプを求めている。

 

ロワン・ディシーに戻ってきた伊賀

みんな喜ぶ。
心機一転頑張りましょう!

しかし客がこない。
今日も明日も明後日も、予約はゼロらしい。

そんな中、やっとお客が来たかと思ったら、この物件の委託管理をしている海老岡(矢島健一)だった。
老舗和菓子屋である「招福堂」を経営している水島(正名僕蔵)という男を連れている。
水島はこの場所に和風喫茶の出店を考えているらしい。
しかしロワン・ディシーの契約はまだ6ヶ月残っているし、契約は更新する予定である。
が、今承諾すれば引越料は招福堂が全額負担すると言う。
引越し代と初期費用合わせて1000万でどうでしょう。
いずれにしても6ヶ月後の契約更新の時には招福堂と競合ということになり、そうなればここの店賃も倍くらいに跳ね上がる。
元銀行員の山縣から見ても、これは悪い話ではないと思われる。
しかし断固反対だと言う仮名子。
断固大反対。

 

不動産屋に連れられ、新しいロワン・ディシーの候補を見に行った山縣、川合、シェフ、店長。
駅から徒歩3分の好立地、厨房も最新式。
でもやっぱり現ロワン・ディシーが一番落ち着くと言うみんな。
近所の常連・鱸も、この店は最高だと言う。
静かだし、変に気取ってないし。
すべてがちょうどいい。
結局、みんなこの店に愛着を持っていた。
仮名子は単に自分のマンションから近いからここにこだわっている?

翌日。
マンションの契約更新も近かったから、新店舗の近くに引越すことにしたと言う仮名子。
ロワン・ディシーも移転して良いと。

しかしシェフたちはこの場所に残りたい模様。
招福堂に勝つために、フレンチから和菓子カフェに鞍替えすることにしたらしい。
「ようこそ、和菓子カフェ、ロワン・ディシーへ。」
仮名子の目の前には、ワゴンで運ばれてきた和菓子の数々。

しかし、移転の契約をしようと海老岡を呼んでいた仮名子。
「オーナーも負けることがあるんですね。」
仮名子が言い負かされて他人の提案に乗るのを初めて見たと言う伊賀。
それを聞き、突然契約を辞める仮名子。
「招福堂と競合になればうちが勝つ。
なぜなら私がこの場所を選んだのではない。
この場所が私を選んだのだから!」
フレンチをやめて和菓子カフェを始めることにしたと言う。
そうなると招福堂には勝ち目はないと。
なぜなら、デメリットしかないこの場所でフレンチレストランを経営してきた仮名子たちが、メリットしかない和菓子カフェを始めたらどうなるか。
先ほどのワゴンに乗せられた和菓子の数々を披露する仮名子。
あっさり諦めた招福堂。

固まる仮名子。
このまま勝ったらワインではなく甘酒を飲んで暮らしていくのか?
まかないは?
ディナーは毎日磯辺焼き?

仮名子は毎日好きなときに好きなものを食べて暮らしたいだけで、経営をしたいわけではないと言う伊賀。
一歩前へ進み出る。

「ロワン・ディシーに大切なことは何だかわかりますか?
オーナーと店との距離感です。
オーナーはオーナーでありながら客であるという矛盾した存在だった。
でもそれが良かった。
しかしオーナー自身がその矛盾に気づいた今、この店に未来はない。」

経営に専念すると言ったときからずっとモヤモヤしていた仮名子。
伊賀の言う通り。
この店の役目は終わった。
私たちが店を去るのではなく、店が私たちを去る。

決めた。

書類に判を押し、店を出て行く仮名子。
考え直してくださいと追いかけるみんな。
しかし、
「みんな、今まで本当にありがとう。
ロワン・ディシー、本日にて解散!」

その時、雷鳴が店を直撃。
火が上がる。
建物は雷で全焼。

契約書を破り捨て、去って行く仮名子。

 

「ロワン・ディシー」という名を引き継いだ伊賀。
長崎の実家で自宅を改装したレストランを開いていた。
みんなもいる。
英代が来てくれている。
仮名子とは最近全然連絡を取っていないらしい。
奥の席を「永久RESERVED」にして待っている。

元常連の幹(上田遥)と小枝(矢柴俊博)も来てくれた。
大人しそうな幹が実はヘビメタをやっていたことが判明。

ロワン・ディシー長崎店は、伊賀父の海外赴任が終わるまで続いた。

 

数年後。
雪の降る街の古民家でレストランを開いている伊賀たち。

店を閉じてはまた開き、働き続けた。
鱸がはるばる来てくれた。
川合が焼け跡から拾ってきたという思い出の品が飾ってある棚を見ている。
その中に、以前川合がお客さんからもらった?と言っていたノミ。
鱸がずっと探していた親父の形見のノミだった。

 

数十年後。

バリ。

時には諦観の笑みを浮かべて。
立派なサービスマンになるために。
そして、オーナーが理想とする店を目指し続けて。

古い写真を見つめている謎の紳士。
数十年後の伊賀だった。
そんな伊賀にお客様が。
「永久RESERVED」の席に座っているおしゃれな高齢の女性。

 

 

 

 

 

感想

 

洒落た終わり方だったね。

仮名子の軍資金もなく、あちこちで店を開いたり閉じたりできるのかとか、最初の伊賀くんの実家で賃料は浮くとしても、古民家でもなさそうな普通の一軒家を改築なしでレストランにするのは無理がないのかとか、色々気になることはあるけど。
山縣さんはいつまでいたのかとか…。
結局ソムリエになれたのかな。

そして指揮者の日比野。
コンサート開きすぎじゃない?
あの規模のコンサートを一体どんなペースで開催していたんだ。

でもお客様と親しくなりすぎて会うのが辛くなる現象はわかるな。
疲れちゃうよね。
顔を覚えられたらそのお店に行きにくくなるのも。
逆に早く常連扱いしてほしがる人もいたりするから、接客ってほんと難しいなぁと思うよ。
マニュアル通り、杓子定規じゃうまくいかないんだよね。
客だというだけで偉そうにする人もいるし、土日は休みじゃないし、ほんと接客業は大変だと思うわ。
独身時代はまだいいんだけど、結婚して子供が産まれたりして、子供が大きくなると子供の休みと合わないからなかなか家族そろって遠出ができなかったりするんだよね。

そういや伊賀くんは結婚しなかったんだね?
川合くんも??
店長やシェフも、みんな独身だった?
家族の話が全然出てこなかったし、全国津々浦々回ってレストランなんて家族がいたら無理だわ。
しかも最後はバリ。

時々仮名子の言っていることがわからなかったりしたけど。
デメリットしかないこの場所でフレンチを営業できていた私たちが、メリットしかない和菓子カフェをやったらどうなるか?ってとこ。
和菓子カフェってメリットしかないの?
そんな人気?

この終わり方だと続編はなさそうだけど、もっと見たかったな~。
最初は原作と違うと思っていたけど、なんだかんだ気軽に見られて、石原さとみも可愛いし、楽しく見てた。
峰くんはもっと報われてほしかったけど。
ロワン・ディシーでは新人なんだから、常連さんの好み把握してなくてもしょうがないじゃん…。
伊賀くん以外の誰よりも完璧なのに。
そこだけが不満。←地味!

 

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