抹茶のドラマ感想

ネタバレありのドラマ感想です。

2024春ドラマ所感【記憶喪失の人たちの悲壮感について】

お久しぶりです。

 

 

『366日』

最新話まで視聴中。

 

8話のクリスマスコンサート後のこのシーン。

 

明日香「やっぱラストは『花のワルツ』にして良かったな~」

遥斗「(高校生の頃)後夜祭で演奏した曲だよね?」

明日香「へっ😲思い出したの?!😳」

遥斗「うん。楽しそうに吹いてた」

 

突然BGMが止まる

 

明日香「😨…遥斗…あの時…いなかったよね…?」

 

突然のホラー。

怖かった。なんでこんな演出にしたの?w

明日香、そこで遥斗を問い詰めなくてもよくない?思い出したフリをしてたんだとわかっても黙ってたらいいのに、あんな深刻な空気を出されたら逃げたくもなるわ。

ほんとに今の遥斗といるのが楽しいと思ってるなら、いつまでも高校の同級生と集まって遥斗のわからない過去の話ばかりしてないで、これからの遥斗との思い出をイチから作ろうとしてください。

何かあるたびに「思い出したの?!」「思い出したの?!」ってキラキラした顔で言われたら辛いよね…。

 

あと料理のシーンでお母さんみたいに「あれダメこれダメ」って口出しするのもダメすぎた。

見た目陽キャの頂点みたいな二人がいつも困った顔して遠慮し合ってるのオカシイな。遥斗は記憶がなくなって、自信も失って戸惑っている感じがよく出てるけど。

明日香の空回りは、ここで一旦二人を別れさせるための演出だとしても遥斗が気の毒になるし、明日香を必要以上にうざいキャラにしてしまっている気がする。

 

『アンメット』

最新話まで視聴中。

7話で手術をした料理屋のご主人夫婦に心を打たれた。出汁で泣かされるとは。

ミヤビと三瓶先生にもずっと心を揺さぶられている。医療ドラマだけど恋愛ドラマみたい。

綾野先生もかっこいい。

星前先生のキャラも良い。前回か前々回の突然の「ママ」呼びはびっくりしたけど、原作の通りらしいw

マンガが原作ということで期待していなかったけど、今期一番好きかも。何度も見返したくなるドラマ。

 

『Destiny』

最新話未視聴。

石原さとみのびっくりした演技しか思い出せない。

放火したのが…で、気になる展開になっていることを思い出したので最新話を見てこようと思う。

 

『くるり』

1~3話くらいまで楽しく見ました。

その後時間がなくて続きを見れていません。

 

『ブルーモーメント』

1~3話くらいまで興味深く見ました。

その後時間がなくて~~

ヒロインの女の子のお姉さんが怖くて…。和解はできたみたいで良かったですが、あの事故について妹はなんにも悪くないのにお姉さんがあんなに妹に辛く当たる理由がわかりませんでした。

八つ当たり…?

あんな感情的な女性が学校の先生とか、関わる生徒が気の毒です。

 

『Believeー君にかける橋ー』

最新話まで視聴中。

面白い。

ぼんやりと、キムタクが建築士として活躍する話なのかと思っていたら最初から実刑判決を受けて服役していてびっくりしました。

しかも、脱獄ww

濡れ衣を着せられてモヤモヤしているので、最後にはスッキリしてほしい。

このドラマの竹内涼真がかっこいい。脱獄したキムタクを応援しながら見ているので、軽妙な話術で天海祐希にポロっとほんとのことを言わせたり、キムタクをじわじわ追い詰めてくるのが鬱陶しくもありますが。

 

『イップス』

楽しみにしてたけど1話で脱落中。

2話以降どんな感じなのだろう。

バカリズムの脚本が良かった。

 

『9ボーダー』

最新話まで視聴中。

でも、主要メンバー誰一人共感できなくてですね。

3姉妹はみんな性格が可愛くない…。

最新話で話に出てきたお母さんも、結局娘3人捨てたことには変わりなく、息子だけ手元で育ててたのがなんかうーんて感じだし、お父さんも娘たちに土下座できるくらいならお母さんとケンカなんかしないで土下座してればこんなことには。

記憶喪失で正体不明のこうたろうも、優しいけどなんかちょっと不穏な感じだし。

 

記憶喪失の人たちの悲壮感について

遥斗(『366日』)
いくら明日香が美人でも、突然この人が恋人ですと言われて「好きにならなきゃ」って思うの辛いだろうなぁ。

高校時代のことを覚えていないのに、高校時代の友人ばかり現れて内輪の話をされても孤独感が増すだけだろうなぁ。

長身イケメンなのにいつも捨てられた子犬のような挙動で死んだ魚のような目をしている遥斗。悲壮感はダントツ。

 

ミヤビ(『アンメット』)

寝ると記憶がリセットされてしまうので、毎朝、それまでの出来事が書かれた日記を読んで身の回りのことを把握してから出勤。

辛い状況だけど周りの人たちに恵まれている。モテモテだし人望も厚い。

記憶障害に関しては何か陰謀的なものも見え隠れしつつ、一歩ずつ着実に前進している感ありで悲壮感はそんなになし。

 

こうたろう(『9ボーダー』)

記憶がなくてもお金があるし、歌も歌えるし美人の彼女もできたしハッピーじゃん。

素性、記憶を失くした経緯には後ろ暗い事情がありそうだけど、悲壮感はなし。

 

まこと(『くるり』)

サブタイトル「誰が私と恋をした?」ってもう、記憶を失って気にするのそこ?って感じで悲壮感ゼロ。

楽しそうですらある。