変な設定のドラマだけど、鈴木亮平に惹き込まれて最後まで見ました。
鈴木亮平と少女漫画家がどうしても結びつかなかったのですが。見るまでは。
とてもストイックな少女漫画家だったわ。
でもとにかく設定が変。ありきたりよりはいいのかな。ありきたりだったらありきたりで「ありきたりな設定」って言うんだろうな私。
売れっ子少女漫画家・刈部清一郎(鈴木亮平)の弟が31歳の若さで亡くなったところからお話が始まり、その弟は葬儀場で働いていたあいこ(吉岡里帆)の初恋の相手だったという偶然。
そしてシングルファーザーだった弟には小学生の息子・レン(名前カタカナなの?)がいて、清一郎に引き取られることになります。
葬儀の場で、いくら母親がいないとはいえ「昔あなたのお父さんと付き合ってた」とか小学生に言っちゃうあいこやばい。その前に「彼女さんですか?」とか聞いちゃうレンもやばい。
そしてなぜか、清一郎は今描いている漫画の参考にするため、あいこに仕事として疑似恋愛することを依頼します。
無理がありすぎる。
清一郎は自分のせいで葬儀場の職を失ったあいこに仕事をあげた?
弟が昔 話していた「5回も告白してきた女の子」があいこだと気づいて、疑似恋愛の仕事をさせようと思いついた?鬼畜?w
ともかく、あいこの疑似恋愛の相手に選ばれたのが、清一郎の担当編集・向後(片岡愛之助)のラグビー部の後輩でサラリーマンの早瀬(竜星涼)。
なんでカフェに現れる予定の早瀬を、顔も知らないあいこが自力で見つけなければいけなかったのか。愛之助も来てたんだから、どの人かくらい教えてくれてもいいじゃん。
一夜漬けで仕入れたラグビーの知識で早瀬と盛り上がれたらしいあいこ。地味にすごいと思います。
でもやっぱり漫画のために疑似恋愛させるとか、ちょっと理解できない。
早瀬さんに相手にされなかったら仕事にならないし、早瀬さんが本気になってしまったら早瀬さんを傷つけることになるし。
そもそも相手が早瀬さんみたいな爽やかなイケメンじゃなかったら、あいこの方が無理すぎてダメだよねw
色々あって最後、せっかくいい感じに恋愛関係に発展しそうなあいこと早瀬さんだったのに、「別れろ」って言ってたよね、清一郎。
それが亡き弟の元彼女に対する仕打ちなの。
自分の漫画と読者にはめっちゃ熱い思い抱いてるけど、あいこと早瀬はどうなろうと構わないみたいな。怖い。
でも結局、一つの作品を作り上げる過程で色んなことを一緒に乗り越えた清一郎とあいこがくっつくんでしょ。
早速ぎっくり腰乗り越えてたしね。
どっちみち早瀬さん可哀想。
『オー!マイ・ボス!』のドS先輩然り、『知ってるワイフ』の津山主任然り、良い人が可哀想な目に遭う人を見るのが辛いのです。ドラマだけど。そして早瀬さんが本当に良い人かどうかはまだわからないけど。
2話以降見るかどうか迷います。
あいこの丸の内OL風ファッションはちょっと可愛かった。
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