最初は全3話と知って「物足りない」って思ったけど、十分面白かったし、これ以上やったらコメディーになっちゃいそうだから3話で良かったよね。
最後に懐かしの隆雄(大谷亮平)もちらっと出てきて、映画へのいざないもバッチリ。
映画は「リカ」(去年やってたドラマ)の続きになるんだね。気になって映画の公式サイトのあらすじ読んだら、びっくり。隆雄が…隆雄が…
去年やってたドラマ「リカ」最終回のあらすじと感想はこちら↓
というのは置いといて、3話の感想。
前回娘たちが帰ってきたことに気づいて、わざと宗像先生とのキスを見せつけた麗美。
だけど宗像先生は麗美にドン引きだし、交換留学でまもなくドイツに行くらしいよ。
これで麗美から逃れられると思ったのも束の間、麗美は宗像先生と一緒にドイツに行くことを決めたようですw
これははっきり言わないとダメだと思った宗像先生は(前から結構はっきり言ってはいたけどね)精一杯「あなたに恋愛感情はない」って伝えたんだけど、心底理解してなさそうな顔で首をかしげる麗美w
「生徒の親だからって遠慮してるのよネ?」
ここで宗像先生、逃げるようにタクシーに乗り込んだ~
コントみたいな走りで追いかけてくる麗美。
いつの間にか梨花と結花も加わって3人で走ってる。
もう、どうして急に娘たちが現れたのかとか、辻褄を合わせる気なしw
3人で追いかける、それだけ。
梨花はだんだん麗美に対して反抗的な態度も描かれるようになってます。
梨花に「宗像先生に逃げられてやんの(意訳)」って言われて「大人の恋は複雑だから…」と物憂げに去って行く麗美。
振られても優雅。悲壮感がない。こういう人間に私はなりたい。
数日後…
庭に花を植えようとして種の取り合いをしている結花と、家政婦の幸子w
なんでそこ、幸子がでしゃばるん??
と思ったけど、不自然に土が盛り上がってる例の場所、幸子も気になっていたということかな。
宗像先生は行方不明になっている千尋先生のことが気になって、千尋先生の友達だという女性と会って話を聞いたりしています。深追いしなければ良かったのに…。
そこで千尋先生の不倫相手が梨花たちの父親だったと知って、最初は来月いっぱいは続けると言っていた梨花たちの家庭教師をすぐに辞めることにしたようです。
わざわざ病院?に電話してきて宗像先生に文句を言っている梨花。
梨花にもはっきり言わないと伝わらないと思った先生は「もう君たちの面倒は見たくない!」ときっぱり。
梨花の怒りは頂点に。「宗像先生の裏切り者!!」問題集ビリビリ
裏切り者の宗像先生は、住んでいたアパートの火災で死亡。
チーン
巻き添えの貧乏学生(多分)二人、可哀想じゃんか…
いやー。
宗像先生…。
何も悪くないのに。
宗像先生は亡くなる前、電話で「麗美が怪しい」みたいなことを幸子に伝えてきたんだけど、その電話が盗聴されていたんだよね。
麗美が盗聴していると思った幸子は、家政婦の先輩から行方不明と聞かされていた雨宮家の前家政婦が死んだらしいということを聞いたのもあってすっかり怖くなっちゃって、家政婦を辞めることにしました。
だけど、荷物を取りに戻った幸子を待ち受けていたのは、ワンピースを血に染め、ナイフを握った結花…
実は千尋先生も、前家政婦も、父親も、宗像先生も、全部結花が殺していたという。
ずっと父親の愛情が欲しかった結花。
父親に愛された不倫相手も梨花も憎かったんだね。
宗像先生は探偵気取りで真相に近づいたのがダメだったみたい。
でもそれよりも、本当は結花も宗像先生のことが好きで、梨花が「手に入らないならいなくなればいい」みたいなことを言っているのを聞いて「それだ!」って思っちゃったんだね。
全ての殺人は梨花の仕業だと思って、庭の骨を拾い集めたり証拠隠滅していた麗美も結花に殺されました。
麗美の結花への言葉。
「純愛を…貫いて…」
死の間際に、自分を刺した娘に言うことかw
最後は幸子も殺されてしまったのでしょうか。
「死ねばいい」って言ってたし、結花が「リカ」になったってことは、きっと幸子も消されたよね。
幸子は結局何も知らないただの家政婦だったってことなのかな。1話で頻発していた意味ありげな視線は何だったんだ。
結花がどうやって梨花と麗美と多分幸子の遺体がある現場で容疑者にならずに切り抜けたのか気になる~。
でもこのドラマの警察は無能だから…外部からの侵入者の犯行ってことですぐ片付けられてそう。
結花がリカになって社会に出て行く部分もドラマ化してほしいわ。
結局、人の陰に隠れて自分を抑えて生きていそうな、一見大人しそうな人間が一番ヤバイということがわかったドラマでした。
でも覚醒して「リカ」になってからの結花は、麗美や梨花みたいにスーパーポジティブ人間になって好き放題やってたよね。
良かったなって思いました。(ほんとか?)
好き放題やってる「リカ」の活躍はこちら↓