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【朝ドラ】スカーレット第1週「はじめまして信楽」ネタバレあり感想

スカーレット第1週「はじめまして信楽」
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#スカーレット いよいよ始まります❗

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第1週あらすじ 

 

滋賀・信楽で陶芸家として道を切り開いていく川原喜美子(戸田恵梨香)。
理想の信楽焼を求めて、土と炎に向き合う女性の物語が始まる。
昭和22年、9歳の喜美子(川島夕空)は、父の常治(北村一輝)、母のマツ(富田靖子)、二人の妹とともに大阪からやってきた。
常治が戦後に手を出した事業で失敗。
みんなで借金取りから逃げてきたのだ。
常治の戦友の大野(マギー)、妻の陽子(財前直見)の世話で、古い家を借りられることに。
お調子者だが憎めない常治、おっとりとしたマツ、明るくて頑張り屋の喜美子の、信楽での生活が始まった。
焼物の町・信楽は当時、全国随一の火鉢の生産地だった。
好奇心が強い喜美子も初めて信楽焼に出会う。
だが今の喜美子の毎日は、学校へ通い、妹たちの面倒を見て、家事を手伝うことで精一杯。
常治が運送の仕事につけたものの、川原家は相変わらず貧しかった。
ひょんなことから、常治が草間宗一郎(佐藤隆太)という青年を連れてくる。
物静かだが、きちんと向き合って話してくれる草間との時間は、喜美子には忘れられないものに。
絵を描くことが大好きな喜美子。
草間は、喜美子の絵に目を留めて褒めてくれる。
そんな中ついに借金取りが、大阪からやってくる。

公式HPより

 

登場人物

 

 
 
 
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ヒロインの家族 #朝ドラ #スカーレット #琵琶湖畔

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第1話(9/30)感想

時代は戦後。
「なつぞら」の最初と同じですね。
健康な両親が揃っていると、同じ時代でもこんなに違うのかと思わされます。
まぁ、なつはその後の人生イージーモードでしたけど。

借金を抱えているのに、なけなしのお金で酒を買ってしまうような父・常治(北村一輝)だけど、明るいし情に厚いし子供への愛情も深い。
信楽の大野忠信(マギー)を頼れたのは、常治が戦地でケガをした忠信をおぶって何十キロも歩いた恩返しなんだとか。
空襲のトラウマで夜泣きしてしまう次女の直子(やくわなつみ)を抱っこしてあげるシーンも優しかったし、喜美子(川島夕空)が男の子にバカにされ、武器(笑)を持ってやり返しに行ったあと、相手の親に乗り込んで行ったシーンも良かった。
相手のお母さんも言いたいことはあっただろうに、謝ったのも良かった。
今なら親同士のケンカになりそう。
結局男の子の方がひどいケガで、喜美子もしっかり叱られていましたしね。
ケンカ両成敗という概念が今の子供たち(というか親)にはなくなってきている気がします。

この一件で喜美子の負けん気の強い性格もよくわかりました。
これから男社会である陶芸の世界に入って、女性陶芸家の草分け的な存在となるんですね。
冒頭の、燃えさかる火に立ち向かっていく喜美子(戸田恵梨香)の姿とリンクしました。

ところで、子供時代の喜美子を演じている川島夕空ちゃんは、2018年までEテレの「みいつけた!」でスイちゃん役だった子なんですね。
元気な姿を見ることができて、おばちゃんは嬉しいです。

最近の朝ドラ、幼少時代は概ね評判が良い。
大人になっても明るく頑張り屋のヒロインで、朝から元気をもらえるようなドラマになることを期待!

Superflyの主題歌「フレア」も伸びやかな声で良かった。
明日も楽しみ。

 

第2話(10/1)感想

タヌキを追いかけ、山の中で土を採っているおじさんを見つけた喜美ちゃん。
おじさんは信楽一の窯元「丸熊陶業」の従業員らしい。
喜美ちゃんと陶芸との出会いでした。言いすぎかw
この時はまだ信楽の土の良さもわかるわけはなく、おじさんに追い返されてしまいましたが。
そしてこの「丸熊陶業」のお嬢様がクラスにいました。
それが照子(横溝菜帆→大島優子)。
典型的ないじめっ子かと思いきや、喜美ちゃんに興味津々で友達になろうと声をかけてきます。
ちなみに喜美ちゃんは妹たちの世話などで学校に通う余裕がなく、漢字が読めませんでした。
そんな喜美ちゃんを「アホ」と言った照子と友達になりたいわけがありません。
忙しいから友達はいらないと断りました。

そして帰り道にまた次郎(1話でボコボコにした相手)にケンカを売られます。
女子一人を大勢の男子で囲むという、図体はでかいがなかなか卑怯な男・次郎。
でも常治にケンカ禁止令を出された喜美ちゃんはケンカを買うことなく、逃げました。
途中、照子が通りかかったときの喜美ちゃんの顔w
「友達だよね?」
って目で合図したけど、あっさり見捨てられる。
照子も照子だけど、喜美ちゃんも喜美ちゃんで都合が良すぎるよね。
この二人は友達のような、そうでないような、不思議な関係になっていくようです。

家に帰るとお腹を空かして泣いている妹の直子。
直子は空襲のトラウマで夜泣きしてしまう子ですが、その原因は、先に二人で逃げている途中で喜美ちゃんが手を離してしまったことで一人になり、怖い思いをしたからだということが判明しました。
喜美ちゃんは「堪忍な…」って謝っていたけど、喜美ちゃんだって子供だもん。
逃げ惑う人波に揉まれて妹と手が離れてしまって…。しょうがないよね。
喜美ちゃんだって一人になって怖かったはず。
悪いのは戦争。
食べるものがないって、本当に今の時代では想像もできないけど、どれだけ辛いだろうか。
大阪に着物を売りに行った常治に期待が高まる。

その頃、常治は大阪で酒を買い(またかい!)、傷痍軍人にお金を恵み、そして暴漢に襲われ、倒れている佐藤隆太を発見していた。
常治は佐藤隆太を信楽に連れ帰るようです。
本当に自由な人ですね。

 

第3話(10/2)感想

学校で給食制度が始まりました。
給食といっても、今のような充実した内容ではもちろんなく、週2回の補助食程度で、主食は各家庭持参。
でも喜美ちゃんちは貧乏なので主食はなし。
すぐに食べ終わってしまって、周りを見渡していました。
喜美ちゃんの視線に気づいておにぎりを隠す信作w
照子はパンを持ってきていましたね。
給食が主食を加えた「完全給食」になるのはもう少し後のこと。
アメリカの余剰小麦の問題などで、お米ではなくパン給食になるのですがね。

マツ(富田靖子)を悩ませる給食費の問題。
野菜などの食料は陽子(財前直見)に分けてもらってなんとか凌いでいました。
常治(北村一輝)が帰ってきたらお金を払うと言っていたけど…。
お金、あるのかな💦

洗濯をしている喜美ちゃん。
直子は喜美ちゃんの分のふかし芋まで食べながら、洗濯なんてつまらんことしたくないとマイペース。
次女は要領が良いのよね。

そんな中、待望の常治が帰ってきました。
お米と卵に喜ぶ喜美ちゃん。
大事に食べようと卵に頬ずりする姿が切なくもあり、でも無邪気で可愛かったですね。その後の冗談で笑い転げるところも。
でもこんなに買ったらお金がなくなってしまったのではと心配していました。鋭い。

さて、常治が連れてきた草間宗一郎(佐藤隆太)。
ケガは大したことないが、心に栄養が足りないらしい。
医者に空気のよいところでゆっくり養生することを勧められた。
今で言う「PTSD(心的外傷後ストレス障害)」でしょうかね。
身体の傷や障害は「名誉の負傷」とされた一方で、精神に異常をきたした復員兵などは「一家の恥」とされ、故郷に戻ることすら許されなかった人もいたとか。
草間さんにどういう事情があるのかはまだわからないですが、辛い時代ですね…。

晩ごはんはおかゆです。
このご馳走を草間さんにたっぷりよそうよう、目で喜美子に合図する常治。
渋々たっぷり入れる喜美ちゃん。
直子が自分の分が少ないと愚図ります。
給食を食べてきたからと、自分のおかゆを分けてあげる喜美ちゃん。
それを見ていた草間さんは、おかゆを一口食べて残してしまいます。
口に合わなかったのではなく、子供たちに食べさせてあげたかったのでしょうね。というか、自分だけ平気で食べられないよね、あの状況で。
話す言葉から、草間さんが日本人ではないのではないかと言い出す喜美ちゃん。
草間さんの言葉は東京の言葉。
生まれ育ったのは東京だけど、大学はこっちだったと話す草間さん。
草間さんが大学出だと知り、思わず居住まいを正す常治。
その後、満鉄で働いていたらしい。
戦争が終わり、ようやく船に乗ることができ、引き揚げてきた。
草間さんは満州からの引揚者だったのですね…。
敗戦後の満州がどのようなものだったか。
少し調べるだけでも、草間さんが相当悲惨な現実を見てきただろうということは想像に難くありません。

向こうでの暮らしが長かったので、喜美ちゃんの指摘は中らずと雖も遠からず。
「君は鋭いね。」
標準語の響きは喜美ちゃんの乙女心に火をつけた。
次の日、学校でも信作に「君は鋭いね。」と言わせ、イントネーションの違いにときめいていましたw

常治は火鉢の運送の仕事をすることになり、火鉢を扱う丸熊陶業で、照子の父に挨拶をします。
鮮やかな着物姿の照子もいましたね。あれ、普段着?
学校ではお嬢様っぽい洋服だけど、家では着物なのかな。
照子の父も仕立ての良さそうな背広を着ていて。
格差を感じました。

常治が働き始めたとはいえ、草間さんが増えたこともあり、給食費が払えないと言うマツ。
それを聞いて焦る喜美ちゃん。
給食は命綱。
至福の時間を奪われてはたまらない。
「早く元気になって、出て行ってもらわなくては!」
散歩に出た草間さんを探しに走る喜美ちゃん。
乙女心 < 給食
まぁ、仕方ないよね。給食、大事だもん。

 

第4話(10/3)感想

散歩に出ていた草間さんは、山で土のおじさん・慶乃川(村上ショージ)に会っていました。
昔はこのあたりも琵琶後だったなどとインテリを滲ませつつ、信楽の土を「あったかい」と言う草間さん。
ひょんなことから、草間さんと喜美ちゃんは慶乃川さんが作った茶碗を見せてもらうことになりました。
草間さんは満州にいた頃、上司の家で繊細で美しい絵付けがされた大きな陶磁器のお皿を見て、心を動かされたことがあるとか。
「心」という言葉にピンときた喜美ちゃん。
「それって心に栄養が染み渡ったてことちゃう?足らんて言われたんやろ?」
直球w
その後、慶乃川さんが見せてくれた茶碗を酷評した喜美ちゃん。
「何これ?ゆがんでるで?もったいぶって何やのこれ。こんなんただのゴミさん。最悪や!」
ちょ、ちょ、言いすぎ!草間さんの顔見て!
案の定、その夜、草間さんに叱られてしまいました。
「人の心を動かすのは作品じゃない。人の心だよ。
作った人の心が作品を通してこちらの心を動かす。
ひどかったのは君だ。
子供だからといってああいう態度はいけないよ。
一生懸命作った人に失礼だ。
慶乃川さんに失礼だ。」

ところで、いつも喜美ちゃんの家事・育児の負担多くね?と思っていたのですが、お母さんは体が弱く、産後の肥立ちが悪くて寝込んでいたそうです。
どうりで。

さて、学校では信作が「君は鋭いね。」の言い方をマスターしていましたw
でも喜美ちゃんは草間さんに叱られてしまったし、もうそんなことはどうでも良いのです。
そんな中、紙芝居のお菓子が新しくなったとの情報をもたらした照子。
喜美ちゃんも早速、直子を連れて行ってみますが、ポン煎餅は有料でした。

戦後の紙芝居屋さんってこのお菓子販売で生計を立てていたのかしら。
比較的誰にでも始めやすい商売であることから、戦後は職を失った人や復員兵などがなることも多かったらしい。
その後、テレビの普及とともに数は激減していきます。
紙芝居屋さんだった人たちはどうなっていったのか、気になりますね…。

ポン煎餅が買えず、次郎にもバカにされた喜美ちゃん。
紙芝居はタダだけど、
「腹の足しにならんもんはいらん!」
と、子供なりの意地で紙芝居は見ずに帰ります。
直子は紙芝居だけでも見たかったと、家に帰ってからもごねごね。
見たことないから見てみたかったんだよね。
気持ちはわかるし、子供ってそんなものだけど、体が弱い母親の代わりに妹のワガママも一身に受ける喜美ちゃんが気の毒で。
でも怒鳴ったりもせず、黙々と家事をこなしていました。

そんな喜美ちゃんは、慶乃川さんに謝りに行きます。
陶工をやりながら陶芸家に憧れていたと言う慶乃川さん。
陶芸家は自分の作品だけを作る芸術家。
でもお金にならないから大変。
「陶芸家なんかなったらあかんで。」
フラグを立てる慶乃川さん。
喜美ちゃんは
「お金にならんことはしません!」
と返していたけど、視聴者はみんな知っている。

さて、喜美ちゃんは慶乃川さんからいらない紙をもらってきました。
その後、陽子から絵の具を分けてもらいます。
夜、作業している喜美ちゃんのもとに酔っ払った常治が。
照子の父に良い酒を飲ませてもらったらしい。
「草間さんどないしてる?
いつになったら元気になって出て行くんやろ。」
おまいう大賞

子供なのに酔っ払いの相手までさせられる喜美ちゃんが可哀想です。
酒臭いだけで酒癖が悪そうではないことが救い?

そんな喜美ちゃん。
読み書きは苦手だけど、得意なことがありました。
直子に紙芝居を作ってあげるんだよね?
どこまで優しいんだ君は!

 

第5話(10/4)感想

草間さんに絵を褒められ、嬉しそうな喜美ちゃん。
学校へ行くのも忘れて、夢中で絵を描き続けます。
お母さんはほんと、喜美ちゃんがしっかりしているからって放置しすぎよね。

その夜、大野家で酔いつぶれた常治を迎えに行った喜美ちゃん。(憎めないけどしょうもない親父)
学校に行かなかったことが常治にバレますが、
「女に学問は必要ない。勉強なんかできなくてもいい。それが川原家の家訓。」
だと言われ、素直に信じてしまいました。
これは実は常治の本心ではなかったようだけれど、この時代ならこういう風に思っている人多そう。

その頃草間さんは一人、奥さんとの写真を見つめていました。
公式プロフィールによると、奥さんは行方不明らしいです。

授業中も夢中で絵を描いている喜美ちゃん。
先生に見つかり、注意をされても“川原家の家訓”を高らかに宣言。
それを聞いた照子は心底驚いた顔をしていました。

絵を完成させた喜美ちゃんは、妹たちとお母さん、草間さんに
「夢と希望の紙芝居」
を披露します。
紙芝居と言いつつ、本物を見たことがないんだよね、タヌキ、直子、琵琶湖の3枚の絵を順番に見せただけ。
でもその絵の上手さに大人たちは感心します。
特に琵琶湖の絵は、光の反射や色使いが大人顔負け。
直子だけはつまらなさそうでしたw
でも自分の絵が出てきたときはまんざらでもなさそうな顔をしていて。あの表情、何とも言えず可愛かった!

さて、丸熊陶業の社長は照子の父であります。
“川原家の家訓”について驚いた照子が父にその話をしているところを聞いていた常治。血相を変えて帰ってきました。
何の取り柄もないんだから、勉強くらいできないと恥ずかしいと。
草間さんの解説で喜美ちゃんの絵を見ても、こんなのはただの落書きだと言います。
「何の腹の足しにもならん。」
それよりも、照子が勉強を教えてくれると言っているから、今から照子の家に行けと。
喜美ちゃんは言いたいことがあっただろうに、黙ってぐっとこらえ、絵を捨て、笑顔で照子の家へ。
喜美ちゃんには辛い出来事だったけれど、一生懸命描いた絵をボロクソに言われたことで、慶乃川さんの気持ちもわかったでしょうね。

照子の家には、信作も教える側として呼びつけられていました。
理科の教科書を勉強する3人。
内容は「じゃがいもとさつまいもの育て方」。
喜美ちゃんはそれに興味があったらしく、育て方をしっかり学んで帰ってきました。

そしてお母さんから草間さんが出て行ったことを聞かされます。
紙芝居の代金だと言って、お金も少し置いていったらしい草間さん。
喜美ちゃんへのお手紙も。

「きみ子様江
心に栄養をいただきました
有難う
いつかまたお逢ひ出来る日が来ることを祈って
さやうなら 草間宗一郎」

読めない手紙を見つめながら涙をこぼす喜美ちゃん。
「さようなら」は読めたかな。
女に学問はいらないと言われて素直に信じた喜美ちゃんだけど、腹の足しになるじゃがいもの育て方を知ることや、好きな人からの手紙を読むために学問は必要なんだってこと、学んでいるよね。

子供の頃の、両親以外の大人との関わりって大事だと思う。
親の言うことは素直に聞けなくても、他の大人に言われたらストンと落ちることもあるし、第三者に褒められた方が嬉しいこともある。
草間さんに叱られたり褒められたりしたことは喜美ちゃんの糧となり、心の中でゆっくり育っていくことでしょう。
でも、お母さんすら守るべき対象として頑張っている喜美ちゃんのこと、もう少し見守ってほしかったな。

 

第6話(10/5)感想

昭和22年。信楽に来て初めての冬。
喜美ちゃんの家に電気がつきました。
今まで電気ついてなかったんだね。気づいていませんでした。
常治が作ったお風呂も完成。
火加減の担当は喜美ちゃんです。
炎の大きさを確認しながら温度を見極め、適切な量の薪をくべます。
最初の頃は失敗して熱々の風呂に常治を入れたりしながら、いつの間にか玄人並みに温度調節が上手くなりました。
この経験がのちに役立つんですね。
人力でお湯を沸かしていたなんて、今の子たちが知ったら驚きそう。
そういえば「トトロ」も戦後のお話だと思ったけど、3人でお風呂に入っていたよね。
火加減の調節しなくても大丈夫なお風呂だったのかな。

庭には小さな畑も作り、収穫できるように。
畑の世話も喜美ちゃんの役目。
末っ子の百合子に離乳食も食べさせていましたね。
喜美ちゃんが色々と頑張り過ぎで心配になります。

そんな中、問屋の集まりに出かけた常治。
大野雑貨店でラジオを買ったらしく、マツにお金をもらっていました。
お金に羽根が生えて飛んでいくと嘆くマツ。
わかる、わかるわぁ。お金には絶対羽根生えてる。
それにしてもマツの嘆き方が可愛かった。私ならすごい顔で睨むわぁ。

しかし常治、ラジオを買っただけでなく大阪で借金までこさえたようです。
借金取りが川原家のすぐそばまで来ていました。
その時はなんとか追い払った常治ですが…。

照子のおかげで、すっかり読み書きができるようになった喜美ちゃん。
その見返りに、信作への恋文を渡すように頼まれてしまいます。
信作は体が弱いらしく、熱で学校を休んでいた模様。
喜美ちゃんは大野雑貨店に手紙を届けに行きました。
「墓地で待ってます 照子」
信作を墓地に呼び出した照子。
信作は来たけれど、体調が悪いので照子に会う前に帰ってしまいました。
自分と信作とでは身分が違いすぎると嘆く照子。
窯元の娘と雑貨店の息子。
照子には兄がいましたが、戦死してしまったようです。
呼び出した墓地には兄が眠っているんですね。
今日はその兄の誕生日。
照子や信作のことを可愛がってくれていて、去年までは信作も一緒に墓前でお祝いしてくれていたとか。
「考えるとしんどい」と言っていた信作。
兄の墓前に手を合わせる照子の横で、喜美ちゃんも黙って手を合わせます。
兄は出征の前、この辺で女性と会っていたらしく、その様子を照子は遠くから見ていたのです。
それを再現する照子。
壁ドンならぬ、「木ドン」
そして兄が女性にしていたように、喜美子にキスしました。
びっくり仰天の喜美ちゃん。
ちょっと朝ドラでこんなのやめてほしい~。
この回は娘に見せられないわ~。
戦死した兄の切ないエピソードなのに、そんなの吹っ飛んでしまいました。
とはいえ、照子には家の跡取りの兄がいたけれど、いなくなってしまった。
だから自分が窯元を継がなくてはいけなくなり、信作との恋も諦めているのですね。
信作も一人っ子の長男だものね。
それにしても信作の体が弱いのが気になります。
死亡フラグじゃないよね?
天陽くん再びは嫌です。

そんな喜美ちゃんが家に帰ると、大阪から来た借金取りが…。
一度は常治に追い払われたものの、やっぱり家まで来ちゃったのでした。
常治が帰ってくるまでいると言う借金取り。
喜美ちゃん大ピンチ。 

常治は愛すべきキャラクターなんだけど、家族に迷惑をかけるのはいただけませんね…。

 

 

 

 

 

 

 

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