【第11話】変わったもの、それでも変わらないもの
最終回からだいぶ経ち、年も明けてしまいましたが、書いていなかったので書きます。
良い終わり方だったと私は思いました。
全部が全部明かされなくていいと思う。最後の紬の涙が全てを物語っていました。
冒頭の、
想「紬…珍しいよね、名前」
紬「何が珍しい?」
想「えっ、名前…」
紬「私の何が?珍しい?」
のくだりは、紬のこと好きじゃなかったらただただうざいクラスメートw
それにしても川口春奈ってほんとに綺麗に泣く女優さんだと思いました。歩き方はおっさんみたいだったけどw
衣装もいつもダボっとしてたから、図々しい性格もあって、可愛かったけどなんかいつもどっしりして見えた。
想が奈々ではなく紬の方を追いかけたシーンが何話かであったけど、おっさん選んだか~と思いました。
高校生時代の制服姿はさすがに華奢で可愛かったです。
あとさくら想がかすみ草をポッケに入れて歩いていたのが可愛かったですw
奈々が勝手に花束を春尾先生に贈り、お返しがほしいって言うのも可愛くて良かった。是非真似したいけど、使う場面がないやw
しかも、あの青いハンドバッグ。
豪華な花束よりも安そうなバッグをねだるところがまたあざとくて、さすが奈々って感じでしたね。
花には音がないけど、言葉を乗せて贈ることができるっていうのも素敵だと思いました。
最終回、良かったんだけど、突っ込みたいところもあった。
・卒業生とはいえ、母校で待ち合わせはちょっと…
8年前に最後に会った公園でいいじゃん。あの二人のためだけに教室(と体育館)を開放して、職員は誰も立ち会っていなかったけど、実際は誰かしら見張ってないと盗難の恐れとかもあるよね…w
紬が段取りしないと使えない場所を想が希望したのも謎。
紬が黒板に「元気でね」と書いて去ろうとしたのも、全部想に消させるつもりで書き逃げ?とか…。もしあのやり取りを人に見られたらと思うと恥ずかしいし。
紬が「行きたいところがある」と言った時、やっとあの公園に行くのかと思ったら体育館だったw
でも、想が同じクラスになる前から紬のことを意識していたのがわかったのは良かった!きゅんとした。でも紬の後ろにいた子も割と真面目に聞いてたと思ったw
・いつでも実家にいる想の姉
前も書いた気がするけど、姉って結婚してるんだよね??って確認したくなるほどいつも実家にいます。クリスマスも当たり前のように実家でくつろいでいました。旦那さん、航空学校にでも入っちゃったのかなw
・ヒゲダンがかかったタイミング
「凍りついた心には太陽を~♪」が、なんで湊斗が紬にかすみ草を渡したシーンで~?フルで流れたのは嬉しかったけど!
色々あったけれど、ラブストーリーとして見たら話が全然進んでなくて「??」。でも8年前で止まっていた想が一歩踏み出すヒューマンドラマとして見たら胸が熱くなりました。
想のキャラクターがもう少し明るくても良かったんじゃないかと思いましたが。
急に心を閉ざすのやめて…
突然病気を告げられてだんだん耳が聞こえなくなる恐怖は、想像するだけでも辛いです。大事な人の声が聞けなくなると考えただけで涙が出るし、音楽が好きな人だったらなおさら悲しい。
でも想には温かい家族がいて、仕事もあって、耳が聞こえなくなってからできた友達もいて、気にかけてくれる先生もいて、以前と変わらず接してくれる親友も、寄り添おうとしてくれてる可愛い元カノもいる。しかもイケメンで背が高い!
高校までが順風満帆すぎて、自分が恵まれていることに気づいてなかったのかな?
必要以上にウジウジしているように見えてしまったのがちょっと残念でした。
でも紬の気持ちもちょっとわかりにくかったです。
口では「湊斗が好き」と言いながら想に気持ちがいっちゃってるのはわかりやすかったけれど、湊斗と別れてからは、耳が聞こえない人とともに生きていくということをちゃんと考えているのかな?と。
二十歳前後だったら、好きって気持ちだけで手話習って突っ走るのわかるんだけど、もう湊斗と同棲・結婚を考えるような年齢で、自分はフリーターで(最後正社員になる道は開けていたけど)、本当に生活や遺伝のことをまったく気にせず想と付き合いたいと思っていたのならちょっと…。
想が必要以上に心配になる気持ちもわかりました。
でも、なんだかんだ言って毎週楽しみにしてたから、終わっちゃって寂しい…
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このドラマと朝ドラで、すっかり目黒蓮が好きになり、歌番組に出ているSnow Manの中から探し出せるようになりました✨
笑顔が可愛いよね。