抹茶のドラマ感想

ネタバレありのドラマ感想です。

デジタル・タトゥー 3話 あらすじと感想

 

デジタル・タトゥー 3話 ネタバレありのあらすじと感想です。

~キラキラ女子の闇~

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あらすじ(長いよ)

“伊藤秀光先生の還暦を祝う会”
という楽しそうな会が開催されているさなか、タイガ(瀬戸康史)誘拐の件について警察は事件性が低いと見ているようだと、こっそり秀光(伊武雅刀)に報告する秘書の高嶋(飯田基祐)。

さて、来賓のスピーチに名前を呼ばれたのは、今をときめく美人経営コンサルタント・中西あや子(矢田亜希子)。
「なかなか使えそうだな。」と秀光。
「票は取れそうですね。」と高嶋。
「独身貴族を謳歌し、子供を作らない男女はもはや非国民」と過激な意見を述べるあや子に拍手を送る客。
炎上するくらいのことを言わないと話題にならない、と言うあや子の言葉通り、早速ニュースになっている。 
<伊藤秀光の秘蔵っ子 中西あや子 次期衆院選に出馬か>

 

弁護士会の無料法律相談の仕事を終えた岩井(高橋克実)が、弁護士仲間の田村(八嶋智人)と帰ろうとすると、一人の地味な女性・山田加代(徳永えり)が現れる。
もう無料相談の受付は終わったんだけど…と言いつつ話を聞く田村。
加代は、ある人をブログで批判して訴えられていると言う。
相手は中西あや子。
名誉棄損で慰謝料300万円を請求されているらしい。
面倒そうだと察した田村は、岩井に押し付けて帰っていく。

加代のブログを見る岩井とタイガ。

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 キラキラ港区女子
 カオリンのキラキラ日記

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と題されたそのブログ。
可愛らしい画面とは裏腹に、似つかわしくない内容が。

あばずれ 中西あや子の真実!
大臣クラスの政治家捕まえて股を開けば仕事が舞い込むんだから美人は得だよね。
目尻のしわは隠せてないけど。

「言いたい放題じゃん。」と苦笑するタイガ。
他にも絶対に整形だとか、家庭内離婚だとか、あることないこと書きまくっているらしい。
「300万は高すぎるけど、これじゃあ訴えられても仕方ない。」と岩井。
カオリンのキラキラ日記は人気ブログらしい。

プロフィール
港区在住外資系OL
彼氏はIT系のエリートサラリーマン
趣味はケーキの食べ歩きとホットヨガ

「嘘だろ…眼鏡かけた地味~な女だったぞ」と驚く岩井。
しかも住所は板橋区。
「じゃ偽装かな?」さして驚く様子もないタイガ。偽装の手段にも詳しいw
名付けて
偽装キラキラ女子
「そんなことして何が面白いんだ?」
「いいね!がいっぱいもらえる。」
「嘘の自分を褒められたってしょうがねえだろ。」
「おじさんにはわからない世界かもね…」

で、その中西あや子は伊藤秀光の次の手駒らしいとタイガに伝える岩井。

 

中西あや子の弁護士との交渉に行く岩井。
今まではこういった誹謗中傷は無視してきたが、今回は社会的影響力の強いインフルエンサーの発言なので無視できないと言う弁護士。
「中西さんもこれから大事な時期を迎えますので…」
そこへ、あや子登場。
敵が多いから色々言われることはあるが、彼女みたいにヒステリックな粘着質は珍しい、と。「実人生がよっぽど不幸なんでしょうね。」
「本人も反省して記事は削除すると言ってました。
ですので慰謝料はゼロでもよろしいですか?」と岩井。
確かにブログは削除されたが、今度はツイートを始めたらしい。

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知らなかった岩井。

カオリン
「#中西あや子
昨日の服、イイ年してピンクってww」

このツイートに200も“いいね”ついている。

バスの中、ツイッターの反応を見て嬉しそうな加代。
目の前に座っていた子供がぶつかってくるが、親は謝ってこない。
腹いせに、降りるときにベビーカーを蹴る加代。子供は乗っていないが。

 

「メールした件で至急お話したい」と加代に留守電を残す岩井。
先ほどのカオリンのツイートを見ている。
リツイートが5000を超えている。

 

加代はスーパーの社員らしい。
同僚にタイツの穴を注意されるイケてない加代。
トイレの個室で中西あや子のニュースを怖い顔で見つめ、
「中西あや子のメイク、おじさんに媚びすぎw女性票捨ててるw」
とツイート。
ネットでは大人気なカオリン

電話に出てもらえないからと加代の職場に来た岩井。
あや子サイドは一連のツイートが加代のものだと気づいていて、裁判も辞さないと言っている。
「削除します、ツイートやめます。」と、か細い声で言う加代。
本当にやめてもらわないとこの件から手を引くと言う岩井に、お願いだから交渉を続けてくれと頼む加代。

 

スーパーの上司、奥田(加藤虎ノ介)とホテルにいる加代。
奥田は岩井を刑事だと思ったらしく、面倒なことに巻き込むなと言う。
加代が「晩ごはん一緒に食べたい…」と言うが相手にされない。
ニュースに中西あや子が映る。
眼鏡をかけて見入る加代。
すると奥田が「昔、中西あや子と付き合っていた。」と言い出す。
米ペンシルバニア大学付属の語学学校で一緒だった、と。
二人とも出来が悪かったから大学には行けなくて、遊び惚けていたらしい。
テレビのテロップには「ペンシルバニア大卒の才媛」と書かれている。
「単なる語学留学だったってこと…?」と呟く加代。

 

カジノの収賄事件をめぐって自殺した兄・壮輔(竹財輝之助)のニュース記事を見つめるタイガ。
墓参りで会った壮輔の母・美枝子(朝加真由美)に、兄の最後の様子を聞かれたことを思い出している。
「秀光さんがあの子を追い詰めたんだと思う?」

そこへ岩井が帰ってくる。
岩井の目を盗んでは、壮輔の死について調べていたタイガ。
壮輔はカジノ法案をめぐる業界の取りまとめをしていたらしい。
「カジノ…?」とタイガ。

 

「カジノ…ですか?」とあや子。
「税収の面では期待するが、治安の悪化や賭博依存を心配する声も大きい。」と言う秀光。
「私に、カジノ推進の旗振り役になれ、と?」
「見込んだ通り話が早い。」と、ほくそ笑む秀光。
そこへあや子のマネージャーが入ってくる。まずいことが起こったらしい。

 

「つまり、兄貴は金の運び屋だったってこと?」
「伊藤がどんなつもりで壮輔にその仕事を任せていたのかは分からん。でも結果的には命と引き換えに秘密を守りきった。親父の目に狂いはなかったってことだろ。」

パソコンから何かの着信音。
カオリンがツイートしたらわかるようにしてくれと頼まれたタイガが設定したらしい。

カオリン
「#中西あや子
学歴詐称!ペンシルバニア大学卒は大嘘で、ただの語学留学だった!」

あや子に呼び出された岩井は「慰謝料の請求を500万に引き上げる」と弁護士から言われる。
しかし今晩中に投稿を削除するなら、慰謝料の請求は取り下げると。
「取り下げる?」と訝しがる岩井。
タイガに、中西あや子がペンシルバニア大学を卒業しているかどうか調べさせる。
事務所でパソコンを開くタイガ。
外で誰かが通った気配。
見に行くと、紙が差し込まれている。開いてみると
「タイガくんお帰り」
の文字が…。

 

 

 

加代の家を訪ねる岩井。
今晩中に書き込みを削除すれば慰謝料を取り下げると言われたことを伝える。
しかし「絶対に嫌です!」と加代。
学歴詐称が本当だからそんなこと言ってきたんだ、と。
しかしあや子も加代のことを相当調べている。
就業時間中の書き込みが少なくないことをつかれたら、加代も無傷ではいられない。

部屋の遺影に気づく岩井。
加代の父は加代が高校生の時に亡くなっていて、大学へは奨学金で行ったらしい。
そのお金は今も返し続けている。
「中西あや子は親のお金でアメリカに行って遊びまくって、大学を卒業したなんて嘘をついてる。」と怒り出す加代。
「何で私が運だけの女に虐げられないといけないんですか?
独身貴族とか非国民とか見下してるんですよ。何もかも自分の方が勝ってると。
弁護士を使って脅せば引き下がると思って。こんなの不公平じゃないですか。そうでしょう?」
その差を埋めるためにネットでキラキラ女子を演じているらしい。
「中西あや子みたいな、世の中をなめてチャラチャラ生きてるいいとこ取りの女、私は絶対に許せないんです。」

 

一晩かけて加代を説得したが、書き込みを削除させるのは無理だったとあや子に言う岩井。
ペンシルバニア大学の在籍記録にも卒業名簿にもあや子の名前はなかった。
「ネットの書き込みには確かに行きすぎた表現はあるが、学歴詐称が事実だとすると名誉毀損に当たるかどうか、裁判所の判断も割れるところでしょうね。
裁判で争いますか?」

慰謝料は請求されないことになったと岩井から報告を受ける加代。
「でもこれ以上刺激しないでください。彼女には人脈がありますから。」と釘を刺される。

 

美枝子に会いにいくタイガ。
自分が生きていることを秀光に洩らしたのは美枝子ではないかと思ったのだが、美枝子は秀光にはずっと会っていないし、許してもいない、と言う。
狭いアパートで質素に暮らす美枝子が嘘をついているようには思えない。

タイガが事務所に戻ると、岩井の娘・早紀(唐田えりか)が来ていた。
毎月、亡くなった母の月命日に花を供えに来ているが、岩井は気づいているのか怪しいらしい。
自分が来たことは言わないで、と事務所を出て行く早紀。
通知音が鳴り、早紀がスマホを忘れて行ったことに気づくタイガ。
画面には
「嘘つきブスアナ」「城聖学院のミスコンもレベルが下がった」
など、早紀を誹謗中傷する言葉が…
早紀にスマホを届けるタイガ。
「お父さんには黙ってて。」と言う早紀。
「お父さんが言いそうなことはわかる。
『お前が小賢しいやり方で就活するからだ。自業自得だ。』
言いそう。

 

岩井が帰ってくる。
加代の件は一応解決したが、嬉しそうじゃない岩井。
「世界で一番不幸なのは自分で、それは全部周りのせいだと思ってる。
自分よりちょっとでも得してるやつが気に入らない。
ああいう人間を相手にしてると気が滅入ってくるよ。」
「でもそういうのが弁護士の仕事なんじゃないの?
そうやってだめなやつに寄り添うのが。自分もそうだったからわかる。」とタイガ。
「そういうのを分かれってか?」
そんなんだから色んなことに気づかないんだよ。わかんなきゃいいけど。」

岩井に“タイガくんお帰り”の紙を見せるタイガ。
誰が自分を付け狙っているのか暴くためここからは自分一人で闘う、今までありがとうと事務所を出て行く。

 

通勤バスの中。
他人が読んでいる新聞の広告欄に目をやる加代。
「美人コンサルタントの嘘 暴かれた学歴詐称
中西あや子の真実」

「こちらからは何も話しておりません。マスコミが独自取材でたどりついたんではないかと…」と電話で言っている岩井。
電話の相手はイライラしているあや子。
自宅で「ママ!」とまとわりついてくる子供を振り払って泣かせる。
あや子の夫が子供を抱き起しながら、
「お前、仕事始めるときに家庭生活には影響ないようにやるっつってなかった?
独身女をディスってる暇あったらお前自身が少しは母親らしくしたらどうなの?」
と、まぁまぁ最低なことを言っている。
「あなたまで私のこと責めないで!
全部あの女が悪いの!!」と叫ぶあや子。

 

選挙の公認候補の話は白紙。
伊藤に切られたあや子。
語学留学をペンシルバニア大卒業と書き間違えたのは単なるミスだと言い訳している。苦しいw

一方加代も、就業時間中にネットの書き込みをしている社員がいると名指しでクレームがあったと、職場の偉い人に呼び出されていた。

 

カオリンのキラキラ日記は削除。
ネットではカオリンの詐称疑惑も盛り上がり、スーパーで買い物をしている加代の姿が晒されていた。
セレブ感ゼロ、イタ過ぎるww
イモっぽい女…

岩井が加代を訪ねると、鍵が開いている。
ゴミで荒れている部屋…。
事件発生かと思いきや、普通にぼーっと座ってた加代。
「あ、いた。」
あや子の記事を見ている。
「私はただ、あの女の言いなりになりたくなかったんです。
いつも言いたいことも言えずに泣き寝入りみたいな…そんなことばっかりだったから。
寄ってたかってこんな吊るし上げみたいなこと望んでたわけじゃないです…。」

ネットでしか闘ったことのない相手を実際に自分の目で見てみるのも悪くないんじゃない?と、あや子の謝罪会見に加代を連れて行く岩井。
知り合いの記者・小宮山(今野浩喜)からパスを奪って中へ入る。
加代に目を止めるあや子。
思わずうつむく加代。
「一部の人は私のことを何の苦労もしてない、いいとこ取りの女だって思っているようですが、それは違います。
私はなりふり構わず闘ってきました。家庭や女としてのプライドやいろんなものを犠牲にしてここまでたどり着いたんです。
そして今、そうまでして手に入れたものすべてを失おうとしてるんです。
ですから、今後私を攻撃する人は刺し違える覚悟で来て下さい。もしもそうじゃないなら、今ここで私に謝ってください。」
これあなたの謝罪会見ですよね?また炎上しますよ、と口々に言う記者たち。
「炎上上等です。私は全てを失おうとしてるんです。今さら炎上なんか怖くありません。」

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頭を深く下げる加代。

「あの女超感じ悪い。やっぱり図太いですね。
負けてられないな私も。ていうか負けたくない。」と加代。

 

大学の学食。
早紀に声をかけるミサ(久保田紗友)。
「今度飲みに行かない?ミスコン委員会に誘われてるの。早紀の内定祝も兼ねてさ。」
しかしあまり乗り気ではない早紀。
「もしかして気にしてるの?掲示板の書き込み。
あんなのごく一部、負け犬の遠吠え、気にすることない。」とミサ。
近くに座っている小西(荒井敦史)のことが気になる早紀。(悪い意味で)

 

「入り口に荷物を置くな。」とオケケ(アイクぬわら)に文句を言いながら店に入ってくる岩井。ちゃんと荷物を持ってきてあげている。
神妙な顔でスマホを見ていたオケケ。
岩井を見て気まずそうにスマホを隠そうとするので、気になった岩井が取り上げると、
“東洋テレビ女子アナ内定者のご乱交www”
と書かれ、男とベッドに入っている早紀の姿が投稿されていた…。

 

ーーーー

感想 

早紀…。
ネットでの誹謗中傷や恥ずかしい写真が晒されたことは本当に可哀想だし気の毒なんだけど、岩井に言われそうだと本人も言っていたとおり、自業自得としか。
ネットに流したのは小西?と疑っているけど聞けない…。聞けばいいのに。
ミサもなかなか怪しいけどね。準ミスだったし、気の強そうな顔してるもん。

こういうのを見ると、自分の学生時代にSNSが盛んでなくて本当に良かったと思う。
使い方を間違えて絶対に失敗していたと思うし。若さって、怖いもの知らずって本当に怖い。
だから自分の子供にはSNSとの正しい付き合い方を教えてあげたいと思っている。
少し前にTwitterで「13歳の息子へ スマホを使うための18の約束」というアメリカの母親が作った約束が話題になっていました。

androck.jp

賛否両論あるみたいだけど、私は参考にしたいと思う。

ちょっと話はズレるんだけど、思い出したから言うね。
昨日のZIPで、2019年後半に流行りそうなことを若者に聞くコーナーがあったんだけど、何を言っているのかさっぱりわからなかった。まず2019年ももう後半?てとこに驚いた。
例えばね、「ハベニ」って知ってます?
歯に口紅がついちゃっている状態のことなんだって。
で、それを間接的に教えるための合図もあって、

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こうしてハベニしちゃってる子に教えてあげるらしい。(実際は片手だけ…かなw)
ハベニが流行るっていうのも意味がわからないけど…。
でもこういうのを「バカみたい」とか「くだらない」って一蹴するんじゃなくて、「そうなんだー」って受け入れていきたい。(なんの決意)

話は戻って、タイガは兄・壮輔の死について調べている様子。
壮輔の母も、息子を死に追いやったのは秀光だと思って家を出たようで。
壮輔は秀光のカジノ関係で金の運び屋をやっていたらしい。
金銭の流れ、つまり収賄疑惑の真相を把握していたっていうこと…だよね?
タイガ、岩井にカジノのことを聞かされたとき「カジノ…?」初耳!みたいな感じだったけど、ニュースで散々やってなかったっけ?

そして変装しているとはいえ結構普通に外出してるよね。
もともと一部では有名人だし、生きていることがバレてもおかしくはない。
オケケも怪しい。
大して意味なさそうなのに毎回しっかり出てくるし。
単に早紀のファンなのかもしれないが。

あと最後にこれだけは声を大にして言いたい。
加代(徳永えり)の隠し切れない美人感。
最後に晒されたスーパーで買い物している姿でさえ、どんなにダサく見せようとしてもやっぱり骨格が綺麗だからか美人が隠し切れてなかったw
だからあんまり悲壮感がないというかね。
偽キラキラ女子でもなんでも、ネットの世界で人気者になれるというのも一つの才能だと思いますし。頑張ってください。

 

 

 

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