【第9話】誰がどうやって力になってくれるの?
想が高校の時の友達を遠ざけていたのは、自分からだったんですね。律子(篠原涼子)は「友達にも知らせた方が、力になってくれるのでは」と言っていました。
それに対して想が言った言葉が、「誰が、どうやって力になってくれるの?」
その後の母親としての想への思いやりも全部裏目に出ちゃってる感じで、見ていて辛かったです…。
駅で想が奈々と笑い合っているのを見た時は、複雑だったかもしれないけど、ほっとしたと思います。
しかし想を見る律子の目が怖すぎて…。良い母親だと思うんだけど、なんか邪念があるように見えてしまうw
おまけに、ここに来てスポットライトが当たった、想の姉。
回想シーンですが、想の耳が聞こえなくなったのが妊娠中の出来事だったようで、自分の子供にも遺伝するのかどうか心配すぎて暴走していました。
これ、律子の気持ちも華(姉)の気持ちもどちらもわかって辛いです。
でも、とりあえず赤ちゃんの買い物は夫に付き合ってもらいなよ…。ていうかいつの間に結婚してたの?まったく存在感のない夫で驚きます。いつも実家にいるし、未婚の母なのかなって思ったけど、向こうの親の話も出てきていたので夫はいるみたいですよね。
あと検査で赤ちゃんの耳が聞こえていることがわかって涙を流すシーンがありましたが、想だって高校卒業するまでは聞こえていたわけで、ほっとはしたけれど、これで一生安心ってわけじゃないのがまた辛いところだと思いました。
とりあえず子供は耳が聞こえているから、想にも笑顔で会わせられるんだよなぁと思うと複雑。
湊斗が実家に帰ってまで探していた、高校生の頃に紬が想宛に書いたメモ。
なんで「捨てた」と言っていたものを今さら想に返したんだろう…と思ったけれど、最後の
紬「返して!」
想「やだ!」
のためだったんですねw
また湊斗、結果的に二人の距離を縮めてる。
高校の時の友達とも「まだあの二人(想と紬)付き合ってないみたいだよ」と話していましたが、そこへ春尾がやってきました。春尾の行きつけの店でもあるからね。
奈々からの手紙を見て、友達が「ちょっとだけの友達から手紙もらいます?LINEしません?普通」って言ったのを「おい!」と思いました。
大学の時、余計なことを言った友達を見る春尾の殺し屋みたいな目を思い出して。
殺られる…!って思ったけど、春尾先生も大人になったので余裕の微笑みで「8年ぶりなんで」と返していたのでほっとしましたw