抹茶のドラマ感想

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Heaven? ~ご苦楽レストラン~ 7話 あらすじと感想

Heaven? ~ご苦楽レストラン~ 7話 ネタバレありのあらすじと感想です。 

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あらすじ

レストラン開店から一年。
ロワン・ディシーは、変わらず足を運んで下さるお客様と、新しいお客様によって賑わいを見せていた。
今回は伊賀青年(福士蒼汰)がたどり着いた、レストランの存在意義のお話。

 

賑わう店内。
突然産気づいてしまったお客様が。
さすがの山縣(岸部一徳)も助産師の資格は持っていなかった。
突然、仮名子(石原さとみ)立ち上がり、
「どなたかお客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」
叫ぶ。
小さく手を挙げる常連の小枝(矢柴俊博)。
「耳鼻…咽喉科ですけど…。」

 

翌日。
開店準備中の「ロワン・ディシー」。
「昨日は驚きましたね~。」と店長(勝村政信)。
常連・小枝の活躍を讃えている。
浮かない表情の伊賀。
小枝のような医者や、近所の鱸のような石材屋と違い、自分たちの仕事は緊急時には必要のない、余裕があってこそ成り立つ仕事だと改めて思ってしまったらしい。
「なくて済むこと、役に立たないことの何が悪いの?
嫌なら畑を耕すなり、牛でも飼うなりすればいいじゃない。」
と仮名子。
シェフ(段田安則)も仮名子に賛成。
「役に立たないことは悪い事じゃない。文化や芸術はそういうもんなんだ。」

私たちは、平和の上澄みに生きている。

サービス業と芸術は違うのでは…と首をかしげる伊賀。
ところで今日はやけにシェフのテンションが高い。
なぜなら火曜日だから。
“火曜日の君”が来る日だから。


開店時間を迎え、“火曜日の君”・香宮様(相武紗季)がやって来た。
シェフ自ら料理を運んでいる。
料理の写真を撮る香宮。
いつもオシャレで髪もツヤツヤ、よく食べてよく飲んで、いつも話題が豊富な香宮様は、シェフだけではなく、みんながファンなのだ。
香宮に張り合おうとする仮名子。

そんな中、予約なしのお客様が2名来店。
自分の席は絶対に譲らない意思を示す仮名子に対し、自分はカウンターで良いからと席を譲る香宮。
性格の良さも張り合ってくれたらいいのに…

そんな香宮様のお帰り。
初夏の新メニューを楽しみにしている香宮。
シェフはアナゴを使ったメニューを考えていると言う。

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みんなでお見送り。
「まさに、『楽しい夜をありがとう』だね。」
と山縣。
久世光代という女優が出演する古い名作映画らしい。
最高のアナゴ料理で香宮を喜ばせると張り切っているシェフに、
「どんなお客様にも特別扱いはダメよ。
平等に、プロフェッショナルな対応をね。」と釘をさす仮名子。
あとでシェフに話があると言う。

 

翌日。水曜日
仮名子の指示で、アナゴの新メニューを賄いに出すシェフ。
試食したかったらしい。
「たまにはこういう贅沢もいいでしょう。」
新作のアナゴ料理を食べ、
「強いて言えばこの料理、美味しいけど意外性がないかもね。」
と言う仮名子。
シェフは「実はもう一つ最後まで悩んだメニューがある」と言う。

木曜日
昨日、最後まで悩んだというメニューを出すシェフ。
『新じゃがとアナゴのフリット』
中にサマートリュフが入っている。
「美味しいけど…初夏らしくないわね。」と仮名子。

金曜日
『アナゴのバルサミコ風とフレンチ風寿司』
「美味しいけど、どっちも茶色い。」

土曜日
『アナゴのポワレ シェリービネガーソース』
「美味しいけど…新しさはないわね。」
だんだんげっそりしていくシェフ。

日曜日
もうフレンチの賄いに飽きてしまった川合(志尊淳)。アナゴばかりだしね…
本日のメニューは
『アナゴとそら豆のムーステリーヌ』
「どうです?夏らしいでしょ?」
自信がありそうなシェフ。
しかし仮名子は
「なんでテリーヌって台形が逆さなの?これってフランス料理の決まり事?
何でなのかなって味よりそっちの方が気になっちゃって。」

 

近所の常連、鱸に
「今日は何だか優しい味だったね。」
と言われる伊賀。
仮名子による連日のダメ出しで、またシェフの塩分が減ってしまう。

 

そんな中、川合が「すっごく可愛い新メニューができた」と仮名子を呼ぶ。
「えっ?!これが新メニュー?」と驚く仮名子。
みんなも駆けつけるが…プレートに乗っていたのは、
カブトムシ?

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『アナゴのヴァプール エミールガレ風』だというが、味が良くても見た目が不気味すぎる…。
シェフ完全に迷走。
自分なんてオーナー一人満足させられない役立たずだと落ち込んでいるシェフ。
そんなシェフに伊賀は
「明日は新メニューも賄いもお休みしませんか?」
と提案。

月曜日のランチは外で食べることに。
文字のとおり、青空の下で。
向こうで「餡フェア」もやっているらしい。
空いている席に座ろうとすると、ボサボサ頭の若い女性に取られてしまった。
何かぶつぶつ言いながらゴミ箱を漁っている。
みんなが別の席を探そうと通り過ぎようとしたとき、女性の携帯が鳴る。
特徴的な白い猫のスマホケース。
それを見ていた伊賀。
<何かどこかで…>
レストランで料理を撮影していた…あ、香宮様?!

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髪はボサボサだが、顔を見ると間違いない。
香宮様。
決して気づかれてはいけないと焦る伊賀。
スタッフのテンションも下がりかねないし、何より香宮様は今の姿を見られたくないはず。
しかし香宮の隣のテーブルが空き、そこに座ることになってしまったので、伊賀はみんなにランチを買いに行くよう言い、仮名子を香宮が見えない席に座らせる。
みんなを遠ざけている間に香宮が移動してくれることを願う伊賀。
しかし香宮が移動する気配はない。
そこに「先生!」と言いながら香宮のもとに駆け付ける男性が。
「どうですか?」
「ダメ。全然アイデアが降りてこない。」
「このままだと締め切りヤバいですよ。」
「アイデアさえ降りてくればすぐ終わる…。」
香宮様は漫画家なのか??

そこに川合以外のみんなが買うもの買って戻ってくる。

香宮に自分のお弁当を食べさせようとしているアシスタントの男性。
「(眠くなるから)いらない」と言うのにしつこく勧めたため、キレる香宮。
「いい加減にして!」と叫ぶ。
大きな声に驚き、香宮に気づく店長たち。
香宮が弁当を持ち上げ、叩きつけようとするのを仮名子が止める。
「食べ物の神様に叱られるわよ。」
仮名子は香宮に気づいていない様子。

そこへ川合が戻ってくる。
みんな黙っていたというのに、
「あれ~香宮さんだ~。僕、ロワン・ディシーの川合太一。」
とご挨拶。

驚き、「ごめんなさい…」と震えながら走り去る香宮。

 

店に戻るみんな。
もう香宮様には来てもらえないだろうな…と沈んでいる。
「お店の中でも外でも、お客様にあんな悲しい顔をさせるなんて嫌だ。」と言う伊賀に、
「それは火曜日の君だから?お客様を選んで楽しませるのが伊賀くんの仕事?」
と仮名子。
「お客様は来たければ来るし、来たくなければ来ないもの。
たった一人のためにうじうじしている暇なんてないんじゃないのかしら?
プロフェッショナルとして、今私たちがすべきことは何かしら?」
と、もっともらしいことを言う。
しかし仮名子の言う通り。
プロなら一人のお客様に思い入れを強くしてはいけないと、シェフも思い直す。
全てのお客様に誠実に、気持ちよく過ごしてもらうことで、香宮様もまた来たくなってくれるかもしれない。

 

そして火曜日。
古瀬様(加賀まりこ)という最近の常連さんが来ている。
品のある年配の女性。

そこへ、湯浅(丸山智己)という俳優と連れの女性客(おのののか)が来て、案内した席とは違う席にしろとごねる。
仮名子が
「彼も平和の上澄みの中で生きる者よ。大目にみなさい。」
と、いつになく大人な対応。
ワインに文句をつける湯浅。
山縣と伊賀で相談した結果、もう一本サービスで開けることに。
伊賀が代わりのワインを持って行く。
湯浅は、澤木監督の名作『楽しい夜をありがとう』を観たらしい。
主演女優・久世光代は、人気絶頂の頃、女優業にスリルを感じなくなったと引退した。
偉そうに映画のうんちくを語る湯浅。
湯浅に、山田監督の『鶴亀』はつまらなかったと言われ、怒り狂う仮名子。(原作は仮名子)

古瀬に呼ばれる伊賀。
あちらに渡してくださる?と紙を渡される。
紙には

澤木監督は勘違いしたガキはお嫌いよ

と書いてあった。
それを見て「ババア…」と悪態をつく湯浅。
しかし、古瀬の横顔を急に見て立ち上がる。
席を離れ、隠し撮り専門のカメラマンに電話。
「久世光代がいた」と言っている。

古瀬様が久世光代?!
厨房に集まり、驚くみんな。
このままでは古瀬様のお食事が、それどころか古瀬様の私生活そのものが台なしになってしまう。
「彼女がレストランに求めているおもてなしとは?」
正体が知られることなく、かつ特別扱いもされないこと。
古瀬様に伝えず、隠し撮りは絶対に阻止しなくてはいけない。
最後まで食事を楽しんでもらうためのミッションスタート

カメラマンが来た。
邪魔になった連れの女性を帰す湯浅。ひど
席に座ったカメラマンから、古瀬を隠すように立ちはだかる店長。
最近のカメラはペン型とかボタン型とか、とにかく小型化している。
あのカメラマンも、胸ポケットにペン型のカメラを仕込んでいるらしい。
なんだかカメラマンに見覚えがある仮名子。

「小悪魔女優の50年後。」
「場末のレストランで孤独なディナー」
と下世話な見出しを考えている湯浅たち。場末のレストランw
ペン型カメラで古瀬を狙うカメラマン。
その動きに合わせて動く川合。
古瀬はまだメインディッシュの途中。
川合とバトンタッチした山縣は、カメラマンに話しかける。
ジャケットが汚れているから染み抜きをすると言う。
ジャケットを預かり、カメラごと奪う作戦。
しかしどこも汚れてないと湯浅に言われて失敗。
次は伊賀の出動。
が、別の客に呼ばれてしまう。
そこへシェフが。
「料理はご満足いただけてますでしょうか?」
無理矢理会話して時間稼ぎをするシェフ。
「あっ!」と叫ぶ仮名子。
授賞式に来ていたカメラマンだと思い出した。
「よくもあんな映りの悪い写真を載せてくれたわね?」
言い合いをする仮名子とカメラマン。

「騒がしくて申し訳ありません。」と古瀬に謝る伊賀。
静かな席に移動させようとすると、仮名子が勢い余って
「そこにいる久世光代さんの爪の垢でも煎じて飲みなさい!」
と言ってしまう。
立ち上がる古瀬。
自ら湯浅とカメラマンの前に。
「澤木監督とお親しいんでしょ?撮影現場に連れていって下さる?私監督の大ファンなの。ファンレター書いてるんだけどお返事もらえなくって。
久世光代?よく間違われるの。」
ほくろの位置が逆らしい。

古瀬に謝るみんな。 
「私どもの勘違いで大変失礼いたしました。」
「女優さんに間違われるのも悪くない。」と笑う古瀬。
最後に
「楽しい夜をありがとう。」
と言い残して去って行く。
その様子を見て、やっぱり本物なのでは?とざわつくみんな。
そっくりさんのフリを?
女優業にスリルを感じなくなったと引退したくらいだし、ありえる。
だとしたら今夜はスリル満点。

そこへ香宮が来店。
喜ぶみんな。
しかし、アナゴの新作料理のことを忘れていたシェフ。
「新作料理なら色々作ったじゃない。」と言う仮名子。
「気に入ったものを出せばいいんじゃない?」
シェフのアナゴ料理に文句を言っていた仮名子だが、色んなアナゴ料理を食べてみたかっただけらしい。

みんなにお礼を言う香宮。
新キャラのデザインが浮かばず悩んでいたが、仮名子を見ていたら新キャラが浮かんだと言う。
去り際に震えていたのは武者震い。
今度はスタッフのみんなも連れてくると言う。
ちなみに漫画のタイトルは『悪霊の屍狩り』

『悪霊の屍狩り』を読んで笑い転げる英代(内田慈)。
「仮名子にそっくり!」


香宮は、仕事が終わって解放された時間を「ロワン・ディシー」で過ごして下さっている。
他のお客様も日常を戦い抜いて、そして楽しい夜を過ごすためにこの店にいらして下さる。
その時間を共有できるのは、とてもいい仕事だと気づいた伊賀。
「そりゃそうよ。人をおいしい料理で満腹にさせる仕事が悪い仕事なわけないでしょ。」と仮名子。

接客業のすばらしさを知った伊賀に、新たな壁が立ちはだかろうとしていた。

 

 

 

感想

伊賀の悩みは、平和だからこその贅沢な悩み。
平和の上澄みの中で生きることが悪いわけではないよね。
シェフの言う通り、歴史的に見ても、平和な時代に文化が花開くと言いますし。
平成は戦争のない時代だった。
令和も平和な時代であってほしいよ。
このドラマでそんなことを考えるとは思わなかった。笑

「場末のレストラン」って言われていたけど、「ロワン・ディシー」素敵だよね。
ちょっと内装が中華っぽいし、トイレがないけど…
現実的に考えて、やすらぎ会館のトイレを使わなきゃいけないフレンチレストラン嫌だわ。

最初の方に出てきたアスパラの料理がすごく綺麗で美味しそうだった。
フランス料理が食べたいよ~。

 

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