抹茶のドラマ感想

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わたし旦那をシェアしてた 10話【最終回】あらすじと感想

わたし旦那をシェアしてた 10話【最終回】 ネタバレありのあらすじと感想です。

 

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あらすじ

急変した慎吾(森優理斗)だったが、なんとか一命を取り留める。
号泣する茜(岡本玲)。

そこへ美保(渡辺真起子)がやって来て、茜を殺人未遂及び保護責任者遺棄罪で逮捕する。
指輪は晴美(小池栄子)のものだと言う茜。
一番心の強い女性は晴美しかいない。
双子を晴美たちに託し、警察に連れていかれる。

 

取り調べを受けている茜。
指輪は間違いなく晴美のものだと言う。
恭平(平山浩行)は、指輪を受け取った人間は一番不幸になる人間だと言ったらしい。

茜の鞄から見つけた指輪を晴美と加奈子(りょう)に見せる美保。
恭平が晴美のものだと断言したわけではないなら、誰のものかはまだわからないと言う加奈子。
指輪は警察で預かることに。

文江(夏木マリ)は晴美のものだと認めたが、加奈子はまだ納得できない様子。
そこで晴美に課せられた最後の課題は、
「加奈子を納得させること」
に。

そんな中、晴美の娘・沙紀(平澤宏々路)は明日から2泊3日でチアダンの合宿に行くらしい。
勝手に決めたことを叱るが、結局許可する晴美。
晴美がそうするとわかっていたから相談しなかったと言う沙紀。

 

晴美は慎吾のことを早く考えたいが、加奈子は絶対に納得しないと叫ぶ。厄介

 

秀明(赤楚衛二)に面会に行った晴美。
自分が選ばれたと知っても全く嬉しくないと言う。
辛いだけ。もうどうしたらいいかわからない。
力になれることなんてないと言う秀明。
「嬉しくないならそれが答えじゃないですか?」
恭平がどうして晴美を選んだのか、自分にはわかると言う。

 

加奈子を呼び出す晴美。
恭平が自分を選んだ理由がわかったと言う。
晴美は茜のことを許せるけど、加奈子は許せない。
普通は許せないことかもしれないけど、晴美は今回の出来事を全て受け入れることができる。
恭平は、加奈子は拒むとわかっていた。
それだけで晴美を選んだ。
恭平が誰を一番愛していたかなんてわからない。
真実の愛なんてわかるわけない。
ただ、その現実を受け入れるしかないんだと。

理解した加奈子。
確かに一番心が強い女性という言葉が似合うのは晴美だけど、晴美だってそこまで強いわけじゃない。

恭平が加奈子に託した役割。
それは晴美を支えること。
晴美の力になると言う加奈子。

 

本妻は晴美ということでファイナルアンサー。
慎吾のために3億円を使うと言う晴美。
憶測ではなく、恭平の考えを代弁していると言う。
明日、自分の娘が病気になるかもしれない。
でも明日のことは誰にもわからない。
恭平は現実を見ろと言っているのだ。

しかし納得できない文江。
沙紀のことを思い出し、「だから子供は親に相談しない。」と言う晴美。
恭平は文江が納得してくれないとわかっていたから相談しなかった。

恭平が自分に何も話してくれなかったと取り乱す文江。
恭平が晴美にメッセージを託した理由。
文江を納得させるのも晴美の役割。
しかし3億円を慎吾の治療に使うことに納得しないまま去ってしまう文江。

 

恭平の葬儀を執り行う晴美と加奈子。
恭平の仕事関係の人たちが参列している。
その映像を刑務所で見ている茜。
文江が入ってくる。
「どういうつもり?私は許可してない!」

挨拶をする晴美。
恭平には事実婚していた女性が3人いて、みんなでシェアしていたことを暴露する。やめたげてw
子供たちに血のつながりはないが、私たちは家族、みんなで子供たちを育てると宣言。
恭平はどんな時でも笑顔でいるべきだと教えてくれた。
恭平が教えてくれた一番大切なことは、命懸けで家族を愛すること。
今でも恭平が大好きだけど、卒業しなければならない。
そして、一番恭平から卒業しなければならないのは文江だと言う。やめたげてww
子供を愛する母親という一点で自分たちは繋がっている。
文江を前へ招く晴美。
これは恭平とお別れするための文江への課題。
恭平に傷つけられた3人の女性からの課題をクリアしてください。

「恭平ときちんとお別れすること。」

恭平は片親だけど寂しいと感じたことはないと言っていた。
それは文江がすごく頑張っていたから。
だからもう少しだけ頑張ってください。

前へ進む文江。
参列者に挨拶する。
息子に言いたいことは馬鹿息子。親不孝者。
文江がどうして医者を辞めたか。
病院のにおいを嗅ぐと恭平がベッドで苦しんでいた姿を思い出すから。
「母親の気持ちなんて何もわかってないでしょう。
私には何の言葉も残してくれてないじゃないの。
でもわかってる。ちゃんと子離れするから。
最後に一つだけ教えて。
恭平、あなた幸せだった?
幸せよね、そうよね。
あんなしっかりした女性たちと子供たちに愛されていたんだもの。」

お花を一輪、文江に渡す慎香(池谷美音)。
一緒に祭壇へ。

「もう泣かないから、もう逝っていいわよ。ごめんね…」

刑務所で「ごめんなさい」と繰り返す茜。

突然逝ってしまったのでお別れができていなかったと言う晴美。
「恭平君、これまで本当にありがとう。
さようなら。
最後に。これからの時代、いろんなものをシェアしましょう!」

 

指輪を棺と一緒に燃やすと言う晴美。
最後につけてみたら?と沙紀。
入らない。
自分のサイズだとアピールする加奈子。
入らない。
大笑いする晴美。
自分だと名乗り出る文江。
入らない。
慎香の指にぴったり。
しかしやはり指輪は棺の中へ。何のコントw

 

慎吾は文江と二人で心臓移植の旅へ。
マンゴー体操で和ませる文江。

 

秀明の戻る場所もあるようだ。

 

ー数ヶ月後ー

元気にマンゴー体操を踊る慎吾と慎香。
みんなで食事の用意をしているところに茜が戻ってくる。
「ママ~!」と駆け寄る子供たち。
またチャイムが。
小さな男の子。
まさか恭平の子供?
美保の息子だった。
美保もシングルマザー。
シェアハウスに住むと言う。

恭平の10個目の嘘。
「美保が4人目の妻?!」

 

ー完ー

 

 

感想

最後ドタバタだったな~。
恭平が選んだ女性が晴美だっていうの、恭平がはっきり言ったわけではないみたいだから、なんだかスッキリしないというか。
おまけに晴美に渡そうとしていたと思われる指輪のサイズは慎香にぴったり?
一体何のコントなの? 

そして恭平が選んだのが晴美だということはすんなり納得したのに、3億円を慎吾の治療に使いたいというのは納得できなかった文江さん。
な・ん・で。
何に使ってほしかったの?むしろ。
加奈子も最後まで3億円に未練たらたら。

文江って最初は晴美たちが3億円を巡って争うのを焚きつけて、楽しんでいるかのようだったよね。
最愛の息子を亡くして、おまけに子離れできていなかった母親の態度なの?
ショックすぎておかしくなっていたのだろうか。

最後の葬儀のシーンも。
恭平の会社関係の人を多数呼んで何をやってんのっていう。
参列した立場だったら、何を見せられているの?ってはてなマークが100個くらい浮かぶ。
引っ張り出されて見世物みたいに課題を出される文江…。
大勢の人たちの前で、
「恭平に傷つけられた3人の女性からの課題に答えてください」
って、どんな罰ゲームなの…。

さて、完成した「恭平の10の嘘」

  1. 事実婚している相手が3人いたこと
  2. 余命を宣告されている病気だったこと
  3. 子供が作れない体だったこと
  4. 好きな食べ物は卵焼きだったこと
  5. 外科医でシングルマザーの母親がいたこと
  6. 北神谷町未解決殺人事件に関わっていたこと
  7. 森の殺害計画を練っていたこと
  8. 書き込みをした人物と、自分の命が狙われていることをわかっていたこと
  9. 慎吾が心臓に疾患を抱えているのを黙っていたこと
  10. 4人目の事実婚していた女性がいたこと しかも美保?! ←NEW

美保は事件の担当でもないのにやたら捜査に首突っ込んで熱心だったけど。
男女の壁を越えた友情の方がいいよね。

それにしても文江は息子を見殺しにした女の子供を本当に可愛がれるのかしらね。
子供に罪はないけど、一度は殺そうとした子供だよ。
二人で心臓移植の旅とか、私が茜なら心配で発狂しそう。
茜も相当だけど。
でも自分以外に事実婚している女性がいると発覚し、その女性たちが自分より優れていると思ったら、殺害依頼の一つや二つ、掲示板に書き込みたくなるよね、わかる~。
って全然わからないわぁ。

浮気などが発覚した場合、女性の怒りの矛先は男を通り越して相手の女性に向かうと聞いたことがあるけど、茜は恭平に向かっちゃったんですね~。
逆に男性はパートナーである女性に怒りの矛先が向かうんだとか。
あくまでも一般的な話。
相手の男性の局部を切った男もいたから、一概には言えないね。

結局恭平の「自分は存在していない人間」みたいな発言の真意がよく分からなかった。
戸籍がない森が言うならわかるけど。
3人(4人?)も妻がいながら何言ってんだ。
同じ旦那をシェアしていた女性たちが一緒に住むというのも、よく考えたらありえないよね。
一夫多妻制か!
晴美のなんでも受け入れる姿勢も不思議。
諦めにも思える。
色んな意味で鈍感なんだろうね。
娘が勝手に2泊3日の合宿に申し込んでも気づかないし(お金とかどうしたのかな)、良くしていた後輩にパワハラで訴えられるまで気づかないし。
茜に恨まれていたことも知らずに、知ってもなお茜の味方をするし。
鈍感。
登場人物のキャラ設定が謎なドラマでした。

 

 

 

 

 

 

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