抹茶のドラマ感想

ネタバレありの詳しいあらすじ&感想です。

インハンド 9話 あらすじと感想

 

インハンド 9話 ネタバレありのあらすじと感想です。

 

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高家(濱田岳)に鮭の刺身を食べさせようとする紐倉(山下智久)。
冷凍を経ていない鮭にはサナダムシがついていて、それを体内に入れるとダイエット効果などがあるとも言われている。
その有益性を高家の身体で実験したかったらしい…。

f:id:matchadrama:20190612093215j:plain 美味しそ。


そんな中、栃木県相羽村から高家の母・良子(宮崎美子)がやって来る。
しかもしばらく泊まると言う。
義手と紐倉に興味津々の良子。明るくて可愛らしいおばちゃんだけど、牧野(菜々緒)と同じシングルマザーだったらしい。

そんな良子によると、高家の恩師であり、相羽村唯一の病院の院長・陽子先生(市毛良枝)が、東京に出てきて体調を崩し、高家が辞めさせられた台田病院に入院しているらしい。
それを聞き、紐倉に一緒に台田病院に行ってくれないかと頼む高家。
断る紐倉。
「じゃあ一人で行くよ……と言ったら嫌でしょ?」と高家。紐倉の扱い方がわかってきている…。
結局一緒に行く二人。

 

高家の元同僚・中村医師(安藤聖)の案内で、処置室にいる陽子先生のもとへ。
下痢や嘔吐を繰り返し意識が不明瞭な状態が続いているらしいが、なぜか対症療法しかしていないらしい。
点滴も水分輸液だけ。
「まるで悪化しても構わないって感じだな。」と紐倉。
担当は院長の黒野(正名僕蔵)らしい。なんで院長が?と驚く高家。
中村もこの治療はおかしいと思っているらしい。

これには何か裏があるのでは…。
「この件調査してみないか?」と言う高家。
「断る。」と紐倉。
「一人で調べてみるよ……と言われると嫌でしょ?
まんまと一緒に調べることに。
夜に忍び込んでデータを盗もう♪と楽しそうな二人。

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その頃、内閣官房サイエンス・メディカル対策室(SM対策室)。
「フューチャージーン メディカルセンター プロジェクト」
と書かれた資料を見せられる牧野。
紐倉の元上司・フューチャージーンの福山(時任三郎)が、医療センターを備えた最先端の科学研究所を建設しようとしているらしい。
しかも紐倉も建てたがっていた、BSL4(バイオセーフティレベル4)天然痘ウィルスエボラウィルスなどの危険な病原体を扱う施設だ。
このため、どこでもいいというわけではなく、その建設と稼働には地域住民との連携が重要になってくる。
福山が世界中から優秀な科学者を集めていたのは、自由に研究できるこの施設を造るためだったようだ。

厄介な件だと御子柴(藤森慎吾)は関わりたくなさそうだが、室長の網野(光石研)は「BSL4施設の稼働は日本の感染症対策そのもの、SM対策室としても人ごとではない。この件を徹底的に調べるように」と言う。
また、元上司と部下という福山と紐倉の関係から、このことはまだ紐倉には伏せるようにと牧野に言う。

 

夜の病院に忍び込む紐倉と高家。
ー院長室ー
アレルギー研究についての賞状を眺める紐倉。
院長のパソコンから陽子先生のカルテを見るが、喘息以外に大きな病気はなさそう。
帰りに院内で黒野院長とばったり会ってしまう二人。
高家を見て驚く黒野。
「また捏造の告発でもするつもりか?」と言う院長に
「捏造しているのはお前の方だ」と陽子のカルテの画像を見せる紐倉。
治療を故意に放棄しているだろ?
カルテをどうやって手に入れた?と紐倉の手を引っ張ろうとして義手が外れ、黒野が驚いている隙に逃げる二人。

 

陽子先生を心配する良子。
最近は体調が悪かったようで、咳をしてずっとお腹を壊していたと話す。
また、海外生活が長かったから和食より洋食が好きで、お米が嫌いらしい。

良子に「勝手に医者辞めてごめんね…」と謝っている高家。

 

陽子先生の件で誰かと電話している黒野院長。
黒野もこの人物からの指示で治療放棄しているようだ。

 

そうこうしている間に陽子先生の容体が悪化してしまう。
恩師を助けることができずにうなだれる高家。
陽子先生は人助けが生き甲斐みたいな人で、国境なき医師団に入って度々海外に行っていた。
「世の中には困っている人がたくさんいる。そういう人たちの役に立ってあげて。」と子供の頃入院していた高家に言う陽子先生。
高家が国境なき医師団に憧れていたのも陽子先生の影響だった。

 

一方、フューチャージーンの福山が最近、厚労省の瀬川(利重剛)と頻繁に会っていることを突き止めた牧野。
福山と癒着しているのは瀬川で間違いない。

 

落語好きの良子のために、研究所で落語を披露する高家。
笑い過ぎて腸捻転になるという冗談から何かひらめいた紐倉。
陽子先生の病気の原因がわかっちゃったらしい。

陽子の病気はセリアック病
セリアック病とは、小麦などに含まれるグルテンに異常な免疫反応を起こす自己免疫疾患だ。小麦アレルギーとは違いますのん?
遺伝的な体質で潜在的なセリアック病患者だった、パン大好き陽子先生。
慢性的にグルテンを摂取していたところに高齢者喘息を発症し、免疫反応の異常で小腸が障害を受けてしまった。
セリアック病は日本では患者が極端に少ないため、診断すること自体が難しい。
しかし台田病院の黒野院長はアレルギーの権威。気づいていたのにあえて放置していた。誰かに指示されていたからね…。
陽子先生の容体を考えると、早く転院させて治療を受けさせなければならない。
網野に掛け合ってみる、と牧野。

しかし網野は台田病院が厚労とズブズブの関係だったからダメだと言う。今下手に動いて瀬川の尻尾を逃したくない。

網野がSM対策室に飛ばされたのは瀬川が原因らしい。
セクメト・ジャパン薬害事件ーー死者を出したこの薬害事件に網野も関わっていた。
5年前のサッチョウ(警察庁)時代、東京地検と組んでセクメトを追っていたが、捜査情報は相手に筒抜け、隠蔽されて捜査は打ち切りに。
実は、当時厚労の医薬安全担当課長だった瀬川がセクメトと癒着していた。
瀬川は自分の利益しか考えていない、国民の安全なんて気にしない男だ。と網野。
「そんなやつがBSL4施設に関わっているんだぞ?これがどういう意味かわかるか?」
(サッチョウ時代って何ぞや?って、字幕でも「サッチョウ」と出ていて意味がわからなくてググったの。
そしたら最初にhunter×hunterのサッチョウ=コバヤカワとかいうキャラクターが出てきちゃって。びっくりしたよね。)

それならどうやって陽子先生を転院させれば…と頭を抱える高家に、私の方でもなんとかするからそれまでは勝手なことしないでと言う牧野。
勝手なことはダメ、と何度も念を押してくる。
これはもう勝手なことをするしかない!
楽しそうな紐倉。

 

医師と急患になりすまし、台田病院に潜入する紐倉と高家。
スタットコールで病院中のスタッフを集めた隙に、中村先生の協力で陽子先生を連れ出す。

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高家の医大時代の同期である栄和記念病院の医師・佐久間に協力を頼み、陽子先生を運んだ紐倉と高家。
たまたま稼動前のフロアが開いていたらしい。そんな偶然って…笑
でもいつまでも隠してはおけない、なんとかしないと。
陽子先生はやっぱりセリアック病、でもただのセリアック病ではない。
基本的にはグルテンを除去した食事で症状は軽減されるが、寝たきりで食事をとっていなかったはずの陽子先生が回復していない。
難治性セリアック病の可能性がある。

 

調べてみたらフューチャージーン所属の研究者にセリアック病の専門家が見つかったと、協力を仰ぎに福山のもとへ行く高家と紐倉、牧野。
そこへ福山の息子・新太(磯村勇斗)がやって来る。
フューチャージーンで研究するため、アメリカから帰ってきたらしい。
陽子先生の件は、
「他の病院の治療方針に口を出すわけにはいかないから協力はできない。」
と断られる。

理由はそれだけかと聞く牧野。
「他に何か事情があるのでは?」
顔色ひとつ変えず出て行く福山。
研究者すら紹介できないなんて事情があるに違いない!網野にもう一度話し合ってみる、と去って行く牧野。

残った紐倉と高家のもとに、新太が「力になりたい」と申し出てくる。肩幅すご!
アメリカで会った研究者仲間を紐倉たちに紹介する新太。
科学界のスティーブ・ジョブズを目指していると言う仲間の一人、柏木(夕輝壽太)。
海外の仲間にも相談するが、グルテンを除去した治療でも10%のセリアック病患者に効果がないとの報告があるとしか言えない、と…。

こんなとき入谷さん(松下優也)が生きていてくれたら…と言う新太。
クローン病に苦しみながら書いていた衛生仮説の論文が完成していたら…
そうか…と入谷の論文を検索する紐倉。
入谷はクローン病の実験的治療のため、自分の体内にアメリカ鉤虫を入れていた。
同じ自己免疫疾患であるセリアック病にも効果があるかもしれない…。

 

ー内閣官房定例幹事会ー
台田病院に何もしていないよな?と聞かれる網野。
牧野に確認して、紐倉が勝手に台田病院から患者を持ち出したことを知る。
牧野は誘拐ではなく積極的転院だと言い張るが、瀬川に気づかれたと慌てる網野。
なぜ瀬川がそんなことを探るのか?
高家の恩師・陽子について調べてみると牧野。

 

アメリカ鉤虫が含まれた液体を陽子先生の皮膚に貼り付ける高家。そんな風に体内に取り込むんだ。

 

小泉陽子は栄和記念病院にいます。
とメールを送信する誰か。(福山だよね)
受け取ったのは瀬川。台田病院の黒野院長にそれを伝える。
「全力で対処するように。」

栄和記念病院に乗り込んでくる黒野。
陽子先生の治療を放棄したことを聞かれてもとぼける黒野に、
「証拠はある。」と紐倉。
陽子先生の点滴から、本来含まれているはずのないグルテンが検出された。
つまり症状を悪化させるために誰かがわざわざ混入したことになる。
「あなたは容体を故意に悪化させた。これはれっきとした犯罪です。今度こそあなたは医者としてお終いです。」と言う高家。

警察を伴って現れる牧野。
観念した黒野だが、高家も道連れにすると言う。
自分が厚労省に顔を利かせれば高家の医師免許はく奪など簡単にできると。

肩書きがなくては
己れが何なのかも
わからんような
阿呆共の仲間になることはない

f:id:matchadrama:20190612103347j:plain by 博物学者・南方熊楠(イケメン)

突然南方熊楠の言葉を暗唱する紐倉。
「彼は権威を嫌い、学歴も肩書きもなく組織にも所属せず生涯独学で研究を続けた。
彼には肩書きなんて堅苦しいものは不要だった。
だがあんたはどうだ。
地位や肩書きにこだわるあまり、医者本来の役割を忘れてしまったんじゃないのか?」
と黒野に言う。

黒野が若い時に書いたセリアック病患者の論文は、下手くそだが情熱があった。助けられなかった無念さが伝わってきた。
「あんたも最初は人を救いたい純粋な医者だったんだろ。
それが患者が死んでも構わないというところまで落ちてしまった。」

理想を言うのは簡単だと言う黒野に、いや、落ちる方が簡単だ、と紐倉。
ここにいる、地位も肩書きもない高家の方がよっぽど医者らしい。
医者を辞めたあともたくさんの人の命を救ってきた。
今まで一度も医者の本分を忘れたことはなかった。高家を見習うべきだ、と。
それを聞いて顔を覆う良子。
警察に連れて行かれる黒野。

 

結局陽子先生は難治性セリアック病だったの?
グルテン入りの点滴を止めただけじゃダメだった?
アメリカ鉤虫のおかげかもしれない。
ともかく意識を取り戻した陽子先生。
厚労省の瀬川との間に一体何があったのか…。

SM対策室でも調べていた研究施設の建設予定地、それは高家の実家がある栃木県相羽村だった。

そして陽子先生は“相羽村 BSL4施設建設の中止を求める会”の代表だった。
それを巡って瀬川と揉めていたのだった。
厚労省に出向き、瀬川との面会中に喘息の発作を起こして倒れた陽子先生。
陽子先生は建設予定地である廃校した相羽小学校の土地の共同地主の一人で、自分に何かあったら土地を村に寄付することを公言していた。
これを利用しようと考えた瀬川は、陽子先生を台田病院に入院させ、治療をしないように黒野に命じる。
福山もそのことを知っていたから協力してくれなかったんだろう。と話す高家。
このことは紐倉は知らなかったらしい。

全てが繋がったかに思えたが、瀬川は所詮官僚。一人でここまでするのは不可能。
黒幕は次期首相とも言われている厚労大臣の金子(内場勝則)だろう。
金子の地盤は相羽村のある栃木県。金子の了承を得ずに施設の建設などできるわけない…。

大変です!と御子柴がテレビをつけると、栃木県の相羽村にBSL4の施設を稼働させると会見を開く福山の姿が。
次の会議でBSL4施設候補地の確定会議を行うらしい。
先手を打たれてしまった!

小学校の土地売買契約書に判を押す相羽村村長。
やはりこの件に関わっていた金子大臣も瀬川と同じ、利益しか考えてないタイプだ。
しかもBSLとUSBの区別すらついてない…!

 

厚労省へ赴く紐倉。福山と瀬川に会っている…。

 

相羽村に帰って行く良子。
「台田病院にいた頃よりいい顔してる。
イケメン博士のおかげかね。
あの人もあんたがいなきゃダメそうだけどね。」

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次回、裏切り者は誰だ?

なんだか急にスケールが大きくなってきた!
次期首相候補と言われているような偉い人に勝てるのか?
裏切者ってどういうこと?

そういえば福山は、入谷が持ち帰った超危険なエボラウィルスを保管していたよね。
無人島とかに施設を作ったらどうなの。
危険な病原体を扱う施設が自分の村にあるとか嫌だよね。

それにしてもセリアック病って、陽子先生自分が医者でも気づかないものなのかな。
最近喘息になり、お腹も痛い…。お米が嫌いでパンばかり食べてて…。
話を聞いただけで医師でもない紐倉がセリアック病ってわかったのに。
紐倉が天才ってことで終了。

台田病院で「天才だ」と自分で言って中村先生にスルーされ、「ホントだぞ」って自分で言ってたの可笑しかった。

 

インハンド 紐倉博士とまじめな右腕 (アフタヌーンKC)

インハンド 紐倉博士とまじめな右腕 (アフタヌーンKC)

 

 

 

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