抹茶のドラマ感想

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ノーサイド・ゲーム 3話 あらすじと感想

ノーサイド・ゲーム 3話 ネタバレありのあらすじと感想です。

 

 

 

 

あらすじ

 

相撲部屋で稽古をしているアストロズ。
相撲の押しの姿勢は、ラグビーにおけるスクラムやモール、タックルの押しの姿勢の理想形らしい。
なぜか君嶋(大泉洋)もまわし姿。
「GMがタックルの練習をしている」と言ったら、親方が「是非、君嶋も」と言ってくれたらしい。
目の前の巨体にやけくそでかかっていく君嶋。

f:id:matchadrama:20190804122139p:plainどすこい!

 

さて、晴れてアストロズの監督に就任した柴門(大谷亮平)。
君嶋とともに記者会見を開いている。
そのニュースを見ている、城南大ラグビー部OBの津田(渡辺裕之)。
アストロズのライバルであるサイクロンズの監督であり、城南大ラグビー部顧問から柴門を降ろした人物。
面白くない様子。
「完膚なきまでに叩き潰してやる」と言っている。こわい。

 

君嶋の息子・博人(市川右近)は、自分をいじめてくる友達・龍一に勇気を出してぶつかってみたら、仲良くなれたらしい。
龍一と一緒にラグビーをやりたいと言い出す。

そこで君嶋は選手たちに頼んでラグビー教室を開催。
しかし集まったのは博人と龍一の二人だけ。しかも龍一はやっぱりサッカーがいいと帰ってしまう。
博人も行ってしまう。

 

 

そんな中、選手たちはGPSをつけたトレーニングを開始。
全員の動きが克明に把握できる画期的な練習法。
戦える体を一から作り直すのだ!

 

意外なことに、世界では日本のラグビーは人気らしい。
2015年のワールドカップで活躍したあと、イングランドで行われた試合では観客が8万人も入ったという。
アストロズの去年の平均観客数は2500人。
しかも相当の枚数をタダ同然で配った上での人数だ。
ただ勝つだけでは駄目。
観客を集めて黒字にすること、それが最終的なゴール。

さて。プラチナリーグに参加するチームは、日本蹴球協会に毎年1500万円の参加費を払っている。
プラチナリーグは16チームだから、蹴球協会には2億4000万の参加費が集まることになるが、そのほとんどが日本代表のために使われている。
ジャパンラグビーが強くなったのはそのためだ。
もっと国内リーグにも力を入れてくれるよう、プラチナリーグのGMが集まる会議で言ってみるという君嶋。

しかし柴門は「一筋縄ではいかないかもな」と渋い顔。
ラグビー界は狭い世界。蹴球協会の役員やGMは全員元ラグビーの選手で、先輩は絶対らしい。
中でも幅を利かせているのが専務理事の木戸(尾藤イサオ)。

会議でその木戸に意見してみる君嶋。
国内のラグビーファンを増やすためには、昨年同様の運営を引き続き行うのではダメだと。
「観客動員数の苦戦はアストロズだけの問題ではないはず。国内のラグビーファンを増やし、収益をあげるためにはどうすれば良いのか話し合いませんか。」
しかし「ラグビーはもっと神聖なもの、金儲けのための組織ではない」と一蹴されてしまう。

柴門の言う通り、めっちゃ保守的な世界だった。
柴門もラグビー部出身だから、その体制や、観客が入らないことに疑問を持ったことはなかったが、ラグビー界の常識に囚われない君嶋にこそできることがあるのではと期待する。

 

帰宅した君嶋は、真希(松たか子)と子供たちが龍一の家族とFC東京の試合を見に行くことになったことを知る。

f:id:matchadrama:20190804124439p:plainJリーグ

龍一の家族はFC東京のファンクラブに入っているらしい。

ひらめいた君嶋。
アストロズのファンクラブを設立することに。
Jリーグで大きな収益を上げているクラブが集客や普及のためにやっていることを、アストロズも全部やってみよう。

  • 地元イベントや清掃活動への参加
  • 地域の学校や病院へのボランティア訪問
  • サインボールの贈呈
  • 子供の体験教室
  • ジュニアチームの運営

プラチナリーグ開幕まであと2ヶ月。
満員のトキワスタジアムを想像する君嶋。
しかし、これだけのことをやろうとするとまたお金がかかる…

ボランティア活動は仕事と練習の合間を縫って行うことに。
やる気を見せる選手たち。
清掃活動や老人ホームでの体操、商店街での活動やビラ配りなどに励む。
ビラを見て立ち止まる青野という男。

 

アストロズの練習を見ている君嶋。
浜畑(廣瀬俊朗)の動きが良くなっていることに気づく。
柴門によると、老いからくる反射神経の衰えを克服するために脳を鍛える訓練をしているらしい。
これは浜畑だけでなく、チーム最大の弱点でもある。
選手たちに「考えろ!」と叫ぶ柴門。

「その局面で何が最高のプレーか考えるんだ!」

サインなしで判断するテレパシーのようなプレーを実現するためには、チームが家族にならなければいけない。
そのために必要なのは合宿。

ということで、予定を早めて合宿することに。
朝、寝ている選手たちを叩き起こして練習を開始。
寝坊して練習に遅れてきた友部(コージ/ブリリアン)。
周りの選手が友部を起こしてやらなかったことを叱る柴門。
レギュラー争いはグラウンドの中だけ。
「外では助け合え!」

 

本社時代の元上司・脇坂(石川禅)に会う君嶋。
君嶋の天敵・滝川(上川隆也)が、カザマ商事買収の件を着々と進めているらしい。
買収が決まれば社長交代も早まるかもしれない。
そうなれば、赤字を抱えたラグビー部などすぐ廃部だと脅される。

 

君嶋の「やれることはやってみよう」の言葉通り、ホームページ作成を100万で業者に発注したり、贈呈用のラグビーボールを300個も買っちゃったりしたみんな。
「予算もないのにどうすんだ?」焦る君嶋。

学校や病院で子供たちにラグビーボールをプレゼントする選手たち。
子供たちと触れ合う姿が眩しい。
車椅子の少年・雄太にボールを渡したキャプテンのテツ(高橋光臣)。
ボールには「勇気」と書いてある。
「昔からこの言葉が好きなんだ。ラグビーで一番大事なこと。勇気があればできないことなんてないからな。」
子供たちの喜ぶ様子を見て、これは追加予算を通すしかないと腹をくくる君嶋。

「アストロズが地域の皆様からもっと愛される存在になるためには、様々なイベントに参加して人々と触れ合い、ジュニアチームなどを通してラグビーやアストロズの活動への理解を増やしていく必要があります。そのための予算案です。」

厳しい顔で内訳を見ている滝川。
「だったらもっと前からやるべきだったのでは?今更こんな企画を出してくるなんて遅い」と叱られるが、追加予算はなんとか認められる。
「開幕戦を楽しみにしている。」と言う滝川。
これは…なんとしても結果を出さなければ…。
追加予算が認められたのは良かったが、追い詰められた君嶋。
これで開幕戦に客が集まらなければ、早々に会社から見捨てられてしまうかもしれない。

しかしどのみち崖っぷち。
柴門は優勝争い、君嶋は黒字にすること。
お互いの役割を頑張ろうと励まし合う。

 

そんな中、トキワ自動車の就職面接を受けていた七尾圭太(眞栄田郷敦)が柴門に挨拶に来る。
ラグビー選手としてニュージーランドで活躍していた圭太だが、日本でラグビーはやらないと言う。
日本では、ラグビーで食べていくことは難しい。
圭太はリスクの高いラガーマンではなく、安定したサラリーマンを選んだのだった。
「才能があるのにもったいないな。」と言う君嶋。

 

さて。アストロズ・ファンクラブの人数は現在106名。
思ったより集まっていないことにがっかりする君嶋。

 

開幕まで32日。

選手たちの間でボランティアへの不満が出てくる。
練習しないと強くなれないのに、ボランティアなんかやっている場合なのか?
結局強いチームでなければファンなんかつかないのでは?
里村(佳久創)に詰め寄られる君嶋。

里村をはじめ、大半の選手がボランティアをボイコットしてしまう。

ボランティアを続けていたキャプテンのテツは、練習中にぼーっとしていて吹っ飛ばされる。
検査のため、入院することに。

同じ頃、ロッカールームでは選手たちが仲間割れしていた。

 

病院で岸和田を見つけ、「テツー」と声をかけてくる車椅子の少年・雄太。

 

FC東京のファンクラブに入ることにしたらしい真希たち。
「そんなことするなら、名前だけでもいいからアストロズのファンクラブに入ってくれよ。」と言う君嶋を睨みながら、アストロズのチラシを握りつぶす真希。
口説くならちゃんと口説けと言う。
「あなたに意地悪がしたいわけじゃない。アストロズの何がいいの?ラグビーのどこが面白いの?」

 

練習を見ている君嶋。
ファンクラブの会員数は未だ184人。
選手たちももうボランティアはやらないと言っている。
しかし、ここで諦めてはいけない。
最初から上手くいくことなんてない。
これまでの選手たちの活動によって、0から184人にまでなったんだ。まだまだいける。

君嶋は退院するテツを病院に迎えに行く。
中庭で子供達がラグビーボールで遊んでいるのを見ているテツ。
「勇気」と書かれたボールをあげた車椅子の少年・雄太の母親(ホラン千秋)からお礼を言われたと言う。

「岸和田選手のおかげで、息子は怖がらずに手術を受けることができました。」

勇気をもらったのは自分の方だ、と握りしめた拳を見つめるテツ。


開幕まであと27日。
トレーニングに励む選手たち。
練習のあと、みんなを飲みに連れて行く君嶋。
機嫌取りだと文句を言う里村。
「練習に打ち込むために、ボランティアはしないということでいいんですね?」
しかし君嶋は、練習もボランティアもしてくれと言う。

「昨シーズン、アストロズの成績は低迷した。だが、成績以上に低迷したのは観客動員数だ。私は君達にもっと大勢のファンの前で試合をしてほしい。そのためには、この地元の人達に、そして日本中の人達にアストロズのことを認知してもらう必要がある。
私の目標はトキワスタジアムを満員にすることだ。
その理由はもちろんチケット収益を得るためだ。しかしもう一つある。未来への投資だ。私も君達も、生き残るためにはラグビーで結果を出すしかない。
しかし、今この国からラグビーそのものが消えかかろうとしてるんじゃないか。ラグビーの才能があってもそれを仕事にすることをためらう者もいる。社会に出るのと同時にラグビーを捨てる者もいる。このままラグビーの人気がなくなっていけば、将来日本のラグビーは必ず弱くなる。
ラグビーが好きで、ラグビーをやりたいと思ってくれる子供達がいなかったら、どうやってラグビーを強化するんだ。
今はまだラグビーを支えようとする仕組みがある。うちの会社にしてもそうだ。
だがこの先、ラグビーに何の愛情もない経営者が増えていったら、会社の予算に依存している社会人ラグビーなんかひとたまりもない。
君達は最後のラグビー世代になるかもしれないんだ。
私は自分が手がける以上、そんな夢のない未来はお断りだ。子供達にはちゃんと夢を与えてあげたい。今我々にできることは一人でも多くのラグビー好きの子供達を増やすことじゃないのか?その子供達にアストロズの名前を覚えてもらいたい。そしてできればスタンドで試合を観戦してもらいたい。君達にボランティアや学校訪問を頼んでいるのはラグビーを守るためだ。
地元の人達と触れ合って、少しでも多くのラグビーボールを渡して君達の名前を覚えてもらえ。そうすることで少しずつだがアストロズは地元のチームになる。
みんながアストロズを応援して、我々の勝利を後押ししてくれる。そして我々はその人達のために戦うことができる。そういう大きな家族のような関係をつくりたいんだ。
それは将来、君達が与えたものの何倍も大きなものになって返ってくるはずだ。
いまやグラウンドだけが君達の戦場じゃないんだよ。」

テツも君嶋の後押しをする。
君嶋の本気が伝わり、士気が上がる選手たち。

練習もボランティアも頑張りながら開幕までの日々をこなす。

 

そしていよいよ迎えた開幕戦。
試合前練習では、観客はまばら。
がっかりする選手たち。

アストロズ対タイタンズ

試合直前。
拍手と歓声。選手たちが見上げると、観客席にはたくさんの人が。
ボランティアや地域の活動でで出会った様々な人たち。
車椅子の少年・雄太も来ている。「テツー!」

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事前の確認で、ファンクラブの会員は5424人にまで増え、開幕戦のチケットは前売りで12000枚も売れていた。
しかし選手たちには内緒にしておくことに。

サプライズは成功。

観客席には、ラグビー教室を途中で帰ってしまった龍一の姿も。
実は、博人が君嶋に「ラグビーの試合を見てみたい。」と言っていたのだ。
龍一も誘って一緒に来たらしい。
賑わうスタジアムを見て、「お前の父ちゃん、すっげーことしてるな!」と言われて嬉しそうな博人。
アストロズのファンクラブにも入った君嶋一家。

 

試合開始のホイッスルが鳴る。

 

 

 

感想

 

良いことの後には悪いことが。
開幕戦でたくさんのお客さんが入ったからといって、手放しで喜んではいけないのが連ドラなのです。

君嶋は経営戦略のプロではあるが、イベントの企画は苦手なのだろうか。
選手たち勢ぞろいでラグビー教室をやるなら、ちゃんと子供たち集めておかなきゃダメじゃないの。笑
FC東京の真似をして「やれることをやろう」と言ったものの、予算のこと考えていないとか、大丈夫?
追加予算を通す会議も、ボランティアに反発する選手の説得も、演説でなんとかした感じだよね。
あのスピーチ力は素晴らしい。

スポーツ観戦にはあまり興味がないから、最初の頃の君嶋同様、監督の重要性を言葉で説明されてもピンとこなかったけど、指導者によって選手一人一人はもちろん、チームの進む方向も変わるんだな~ってのが今回よくわかった。
おもしろい。
それだけに、低迷していた城南大ラグビー部を優勝まで導いた柴門監督を、「チーム力があるうちに」とかって解任する津田がおろかに思える。
津田役の渡辺裕之さんを見るたびに俳優の誰かに似てるって思うんだけど、顔は浮かんでいるのにどうしても思い出せない…。

圭太がまたラグビーをやりたくなる展開も楽しみ。

それにしてもスポーツって本当にお金がかかるんだね。
人気があってお客さんが入るスポーツはいいけど、マイナーなスポーツはほんと大変そうだなーって思いました。

 

 

 

 

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