ニッポンノワールー刑事Yの反乱ー 10話(最終回)【ネタバレあり】あらすじと感想
最終回
う~~ん。
後半SFみたいになってきて、SFやアクションがあんまり好きじゃないので、真犯人とかどうでもよくなってしまいました。
“極秘プロジェクト”とか出てきたあたりで雲行きが怪しい予感はした。
記憶操作、肉体改造、もう何でもあり、みたいな。
結局、薫(広末涼子)はどうやったら組織にもみ消されることなくその存在を暴けるのかと考えた結果、自ら死んで、清春(賀来賢人)を容疑者に仕立てるということを思いついたのでした。
新薬のありかも含め、計画を全て清春に聞かせた薫は、山小屋でガスマスクの男に撃たれて死亡。
気絶させられた清春も、その後小屋にやってきた才門(井浦新)とその場にいたガスマスクによって警察病院に運ばれます。
そこで清春は自分が薫を殺したという記憶にすり替えられる予定だったけど、すんでのところで才門が中止。
手術しようとしていたのがいかにもなマッドサイエンティストで笑ったw
才門は清春を喫茶「ボナーロ」のマスター(笹野高史)のところへ連れていき、新薬のありかを忘れさせるため、過去3ヶ月の記憶を消してもらいました。←何でもあり
こうして組織は新薬のために清春を生かすしかなくなったのでした。
記憶を消したのは才門の判断で、薫は別に清春が新薬のありかを吐くために拷問にかけられたとしても構わないみたいな感じだった。ひどww
新薬とは。
てことで合ってる?
全ての記憶を思い出した清春は、新薬が保管されたコインロッカーの場所も思い出し、マスターに鍵をもらいました。
手に入れた新薬を自分に打ち、山小屋へ。
山小屋に10億と新薬があると、南武(北村一輝)と嘘の芝居をし、ガスマスクの男をおびき寄せようとしてたのでした。
で、山小屋に現れたガスマスクの男。
その正体は才門でした。
才門は本当に死んだと思ってたからびっくり。
だって死んでたよね。生きてる余地ないよね?
でも生きてた。
薫が残したUSBの中に、心肺機能を一時的に停止させて仮死状態にする薬の作り方が載っていたらしいです。←何でもあり
清春は新薬を打って肉体的に更に強くなってます。
適合しない場合は一時間もしないで死ぬようです。←過酷すぎる
極秘プロジェクトの中には、人格矯正、肉体改造の他に精神支配プログラムもあったとか。
これを使えば簡単にマインドコントロールできちゃうみたい。←何でもあり
薫も強盗団に暗示をかけて銀行を襲わせたって、才門がさらりと言ってたけど、薫はそういう人体実験が許せなくて命をかけたんじゃないの?
精神支配プログラムを利用しちゃってますけど。
そして才門も「Look at me!」で清春をコントロールしていました。
清春に本城元理事官(篠井英介)を射殺させたときも、清春はまるで操られたような感じだったけど、本当に操られていたってことだったんだね~。ふんふーん。
ちなみに才門がガスマスクをかぶったのは今日と、留置場に乗り込んだ時の2回だけだとか。
カモフラージュの陣内凪人(落合モトキ)を除けば、あとは全部真犯人の仕業。
碓氷(大和田伸也)と陣内を殺したのも。
才門が新薬を探しにきたのは、真犯人の手に渡らないようにするため。
星良の復讐を誓って組織に入ったけど、その圧倒的な力の前にすっかり骨抜きになった才門。
でも魁皇高校の立てこもり事件で菅田将暉の必死の訴えを見て、だんだん活力が呼び戻され、あがいてみたくなったとか。
警視庁のガンだった清春に、覚醒する前に人間らしさを獲得させるつもりだったけど、思ったより早く克喜との絆を強めていった清春。
だから才門は清春を連れて逃げることにしたのでした。
才門も清春を守るために肉体改造プログラムを受けていたけど、適合しなかったので無理がたたってもうボロボロ。
そこへ名越(工藤阿須加)と咲良(夏帆)が駆け付けました。
名越が才門を撃って、才門は多分本当に死亡。
そんな名越に銃を向ける清春。
真犯人=ガスマスクの男は名越
その2 利き手じゃない方で持っていた銃
その3 「N」の書き方のクセ
他にもあるみたいだけど。
1話から真面目に見てるのに、アホだから全然わかんなかったわ。
携帯のパスワードは克喜の出席番号が違っていたのが何なの…
利き手じゃない方で銃を持っていたから何なの…←ケガとかしてたっけ
ニッポンノワールの「N」のあのマークは名越がデザインしたものなの…?
ともかく、名越は新薬を手に入れてニッポンノワールを掌握したかったようです。
名越も肉体改造してました。どいつもこいつもやりたい放題。
最初は才門の指示に従っていた名越だけど、才門が組織に逆らうようになったので殺そうと思ったんだって。
あと暗示かけられてるしねw
名越も才門に「Look at me!」って言われたら言うことを聞くようにコントロールされてましたw
当然のように「やるっしょ」って言う才門が好きです。
ちなみに清春が新薬を投与してから30分経ってます。
肉体改造した二人の闘い開始。ファイ!!
二人が闘う様子を撮影してネットで配信する咲良。
組織を白日の下にさらすため、そうするよう清春に頼まれていたのでした。
それが星良(入山法子)の願いでもあると。
インパクトのある映像なら拡散できると元3年A組の生徒たちも言ってたしね。
咲良は配信中の動画の中で色々しゃべってたけど、本城元理事官が冤罪だったということもちゃんと言いました。
清春は新薬が適合しなかったのか、倒れます。
そしたら車で待っていたはずの克喜が清春を助けに。
名越によって清春が父親だと知った克喜は早速「お父さん」呼び。順応早い。
清春はなんか最後にすごい力が出て、名越を倒しました。←語彙力
死んだかと思ったら死んでなかったけど、逃げようとしたら南武に逮捕された名越。
息子を組織に殺された南武の恨みはでかかった。
倒れた名越に殴る蹴るの暴行。
「俺も人間できてねぇわ。」←酷いシーンだけど北村一輝は格好良い
清春が常飲していたマスターお手製の栄養ドリンクですが、マスターのせめてもの償いとして、新薬の反発を抑える成分が入っていたそうです。←何でもあり
ところで10億円は喫茶「ボナーロ」の地下にありました。
人体実験で犠牲になった人たちの遺族へ渡してほしいと、薫がマスターに頼んでいたのでした。
エンディングは克喜の誕生日を祝う清春と咲良との3人の幸せそうな映像。
でも、途中で部屋を出た清春が、廊下で血を流して倒れてしまいました。
やっぱり新薬が合わなかったのか、でも血を流していたから撃たれたのか刺されたのか。
よくわからない終わり方でしたね。
死んだのかどうかもわからないし。
何でもありの展開なのに、最後死んじゃうんだ~っていう。
そして結局「ニッポンノワール」という組織のこと、何にもわからなかった。
新薬を手に入れてニッポンノワールを掌握したいとか言っていた名越だけど、絶対組織の中ではトカゲの尻尾だよね。可哀想に。
地下組織とか極秘プロジェクトとかアルティメットプログラムとかなんか、中学生男子が喜びそうなワードが、BBAには全く刺さりませんでした。
組織のことも消化不良だし。
ただ、賀来賢人と北村一輝がかっこよかったです。
あと咲良(夏帆)が裏切り者じゃなくて良かったです。マスターも。
10話(最終回)の衣装はこちら↓
9話のあらすじと感想はこちら↓