ニッポンノワールー刑事Yの反乱ー 9話【ネタバレあり】あらすじと感想
喫茶「ボナーロ」のマスター(笹野高史)はニッポンノワールのメンバーでした。
USBの中にあった名簿に名前が載ってました。
極秘組織なのに名簿ってどうしても必要なの?絶対にこうして漏洩するのに。
清春(賀来賢人)は前からマスターを怪しいを思ってたらしいよ。
薫(広末涼子)がニッポンノワールにたどり着けたのは、身内にメンバーがいたからだと言っていたから。
だからただのカウンセラーだった星良(入山法子)が極秘プロジェクトに関わったのも、身内にメンバーがいたからではないのかと。
マスターはニッポンノワールのメンバーであることを否定しつつも、まだ何も話せないと言ってます。
やだ。マスターったら警察を呼んだみたい。
危機一髪、清春は逃げ出しました。
マスターがニッポンノワールの一員だってことを否定する意味。なくない?
そういえば、南武(北村一輝)はどうしてこうも必死にニッポンノワールのことを暴こうとしているのだろうと思いませんでした?
私はちらっとは思ってましたけど、薫と親しかったからだと思ってました。
でも前にちらっと出てきた息子の存在も気になってましたよね?
実は南武の息子はベルムズのメンバーだったようです。
しかも、警察学校へ行く不明になった人物リストに名前があったのだとか。
南武は息子とニッポンノワールの関係を探っていたのでした。
ニッポンノワールの名簿を咲良(夏帆)に見せる清春。
咲良は父親がニッポンノワールの一員だとは信じたくない様子。そりゃそうだ。
USBにはもう一つパスワードが必要な項目があるようです。
パスワードがわからなくて悩んでいる清春だけど、ガルムフェニックスの決め台詞である「Let's Think!」と入れてみたらビンゴ。
ultimate program=究極の計画という、いかにもなフォルダを発見!
マスターは「ボナーロ」に貼ってあるカレンダーを見て「あと3日…」と言ってます。
清春が覚醒するまであと3日。
運命の日は12月15日。
一応極秘事項ではないのだろうか。普通にカレンダーに丸つけてたけども。
お客さん、何の日かめっちゃ気になっちゃうじゃん。
息子のことで南武は弱ってます。
特別捜査班のみんなに、息子が5年前に家出して、少し前にベルムズの一員であることがわかり、その後、警察病院で行方不明になったことを話します。
人体実験のことも。
人体実験のことを聞いても、フィクションかな…と戸惑う班員たち。
清春を捜すふりをして公安部の動向を探ることに。
清春はこっそり明海(立花恵理)を呼び出し、USBを渡して何か調べるように言ってます。
「どっちの結果でも報われない」とも言っているけど、どういうことなんでしょうか…。
清春のことがもっと知りたいと言う克喜(田野井健)。
清春の行きたいところに行くことにします。
やってきたのは清春の父親がいる老人ホーム。
ちょっと待って、全然老人に見えないんだけどもwww
どう見ても友達。どうして年配の俳優さんにしなかったのw
またはもっと老けメイクしなかったのか。
ともあれ、このどう見ても清春の友達的父親はボケているらしい。
子育ての不安をボケた父親に話す清春。
清春の母親は清春を産んだ時に亡くなったんでした。
今なら親父の気持ちがわかると言ってます。
ごめんな…と泣き出す父親。
その頃、咲良と芹奈(佐久間由衣)は、どうやったらニッポンノワールのことを世の中に出せるのかと話しながら歩いていました。
その時!
元3年A組の生徒たちがライブ配信しているところに出くわします。
立てこもり事件の裏話などを配信しているのだとか。
ろくなことしてないwww
でもライブ配信使えるじゃん!と、早速ニッポンノワールについての原稿を見せて頼んでみますが、意外としっかりしている生徒たち。
「ネットに何か流して人生変わっちゃうこともあるんで。」
しかもこんなリアリティのない内容だったら、視聴者に信じてもらえなくてスルーされると分析しています。
実際に人体実験をしている場面などの、インパクトのある映像があればいいらしい。
そんなショッキングすぎん?
清春と克喜はバッティングセンター、公園、銭湯などなど、つかの間の楽しい時間を満喫。
その夜、前の自分に戻るのが怖いと汗だくで震える克喜。
そんな克喜に清春は、俺が全部受け止めてやるから戻っても大丈夫だと言って安心させます。
翌朝、眠っている克喜に「じゃあな」と言って出て行く清春。
12月15日。清春が覚醒する日。
清春はマスターの元へ。
喫茶「ボナーロ」には地下へ通じる秘密の小さな扉が!
オラ、ワクワクしてきたぞ!
「ボナーロ」の地下室。
以前、薫もここへ来て、マスターがニッポンノワールの黒幕なのかと尋ねたらしい。
マスターは黒幕じゃないけど、中心メンバーでした。
清春に施したアルティメットプログラムとは、簡単に言うと肉体改造。
開発者はマスター。
定年後にニッポンノワールに引き抜かれたマスターでしたが、その時既に極秘プロジェクトは行われていたとか。
未成年の犯罪者を従順な人間に作り替える人格矯正プログラムですね。
しかし欲をかいた政府は次に軍事力の向上を目指しだしました。
戦闘に特化した兵隊を作るプログラム。
マスターは反対したけど、星良を人質にとられ、逆らえなかったとか。
プログラムさえ完成すれば自分たちは解放されると、マスターは信念を捨て、研究に没頭しましたが、星良はそれを許さず、事実を公表すると言い出しました。
その結果、殺されてしまいます。
マスターは実験データを全て捨て、組織を抜け、プロジェクトは消滅したはずでした。
でも、極秘プロジェクトが続いていることを薫に知らされたマスター。
星良は世間に公表するためにマスターの実験データを抜き取っており、組織はそのデータを奪い、プロジェクトは再開されていました。
警察病院で行方不明になったベルムズのメンバーたちは、アルティメットプログラムの犠牲者となっていたのでした。=撃っても死なないゾンビ人間
ニッポンノワールの恐るべき実態を世に公表すべきだと言う薫の申し出を断ったマスター。
マスターがすんなり組織を抜けられたのは、組織と取引をしたから。
咲良に手出ししない代わりに、組織のことは口外しない、そして新薬を完成させると。
東堂銀行には、10億円の他にアルティメットプログラムを強化する新薬が保管されていたのだとか。
政明(大和田伸也)が「アレ」と言っていたのは新薬のことだったんですね。
新薬のデータはマスターが全て消去したので、現存する新薬は形になっているその一つだけ。
薫はそれを手に入れました。
組織が躍起になっているのはそのため。
そして新薬の場所は清春の記憶にかかっているのでした。
「真実を知る覚悟はあるか?」
マスターにNNマークを見せられる清春。
清春が倒れると、地下に咲良がやってきました。
話を全部聞いちゃったらしい。
マスターに全部公表してほしいと言いますが、清春という怪物を生みだしてしまった今、時すでに遅しなのです…。
その頃、政明と話している陣内凪人(落合モトキ)。
陣内も人格矯正プログラムを受けていて、過去の記憶などないようです。
半グレのリーダーという今の地位に満足しているとか。
そこへガスマスクの男が乱入。
ガスマスクの男は政明が陣内と手を組んで自分を排除しようとしていることに腹を立てている様子。
陣内と政明を銃で撃ってしまいました。
清春が思い出した記憶。
薫は清春に復讐しようとしていたのでした。
妊娠が分かった時、薫は清春に相談しようと思ったけど、自分を賭けの対象にしていたことを知って幻滅。後悔。
お腹の子に罪はないと思って克喜を産んだけど、懐くどころか牙を剥いてきた。
絶望していたそんな時、再会した清春は自分のことを何も覚えていなかった。
薫は清春に復讐すると決め、清春が10億円強奪事件の真犯人となる証拠も残してきたと言っています。
あとは正当防衛で殺すだけ。
「私の苦しみを味わいなさい!」
もみ合う二人。
壁にぶつかった衝撃で、薫から奪った銃を撃ってしまった清春。
目を覚ました清春は、マスターに薫を殺したのは自分だったと言います。
「銃声は何発した?」とマスター。なんでそんなこと聞くのマスター?怪しいよ?
一発。
それを聞いて、「今度はこれを見てもらいたい」と、壁に大きく映し出されたNNマーク。
また気を失う清春。
陣内凪人が殺されたわけですが、江國(杉本哲太)が驚くべき情報を持ってきました。
陣内が人格矯正プログラムを受けていたこと、そしてDNA鑑定の結果、陣内凪人は南武の行方不明の息子だったこと。
それを聞いて崩れ落ちる南武。
この嗚咽をこらえられない南武の反応を見る限り、本当に知らなかったんだなぁって感じですよね。
全ての記憶がよみがえった清春は、「お願いがある」と南武に電話します。
タイミング!タイミング!
課長今それどころじゃないから~
そうはいっても泣いてばかりもいられないこの状況。
清春を迎える南武。
特別捜査班のみんなは別室のモニターで二人の様子を見てます。
薫を殺したのは自分で、薫は自分を恨み、10億円事件の犯人に仕立て上げようとしたことを話す清春。
でも、強盗団を撃ったのは自分ではなく薫の共犯者だと言います。
そしてそれは南武だと。
驚くみんな。
清春は銃で監視カメラを撃ったので、モニターを見ていたみんなはまたまたびっくり。
でも盗聴器は大丈夫らしい。引き続き南武と清春のやり取りに耳を澄ませます。
陣内凪人=息子だということをずっと前から知っていたのでは?と南武を挑発する清春。
薫の計画が成功すれば、陣内凪人はニッポンノワールのスケープゴートにされるかもしれない。それで計画を狂わせたのでは?
怒った南武は清春に銃を突きつけます。
清春が知りたいのは10億円のありか。
10億円と新薬は共犯者に計画を打ち明けた場所に隠したと薫は言っていたらしい。
南武はどこで計画を聞いたのか。
南武は知らないと言ってます。
清春は発砲。
特別捜査班のみんなが駆け付けると、防弾チョッキを着ていて無事だった南武はいましたが、清春はすでに姿を消していました。
ある場所でガスマスクの男を待ち伏せしていた清春。
「そこには10億円も新薬もねえよ。」
ウソの記憶を信じるところだったと言ってます。
最後の記憶を改ざんして、清春を真犯人に仕立て上げようなんてなめた真似をしたのは一体誰なのか。←マスターじゃないの?
あのあと清春は本当の記憶を思い出したらしい。
今回の計画を誰かに話したか薫に聞いている清春。
一人だけ、この山小屋で全てを打ち明けたと言ってます。
ということで、清春が待ち伏せしていたのはあの山小屋。
つまり、真犯人しか知りえない場所だということです。
南武とのやりとりは茶番的な感じがしましたが、この真犯人しか知りえない山小屋に呼び出すための茶番だったようですね。
で、南武にお願いしたこととは、茶番に協力してもらい、特別捜査班のメンバーにやりとりを見せる(聞かせる)こと?
最初から音声だけで良くない?って気もするけど。
で、ということは、ガスマスクの男は特別捜査班の中にいるということになるけど。
明海と名越(工藤阿須加)は除外するとして。
ガスマスクの男は強い。
明海→清春より非力だと思われる
名越→ガスマスクの男に襲われた時、清春と一緒にいた
江國のおっさんはもう裏切らないと信じたい。
となると、あんまり存在感のない3人?くらいいるよね?になるんだけど、全然注目してなかったからわからない~。
ひげの人とちょっと小太りの人くらいの印象しか…😢
伊上龍治(いがみ りゅうじ)
演 - 水上剣星
捜査一課の刑事。碓氷班を疎ましく思っているが、才門と公安部が犯人が本城であると強引な結論をしたことにも納得できず、再捜査に加わる。香月安彦(こうづき やすひこ)
演 - 駒木根隆介
捜査一課の刑事。再捜査に加わる。前園孝(まえぞの たかし)
演 - 横山涼
捜査一課の刑事。再捜査に加わる。by Wikipedia
Wikipediaにもこれしか情報ないし。
この中(+江國)にガスマスクの男が…?
最終回が楽しみです。
9話の衣装はこちら↓