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1話に続き、2016年の話です。
ちょっと過去のお話だってことすっかり忘れてた。
銀行強盗人質立てこもり事件のあと、漣(玉木宏)は連続通り魔事件を担当しておりました。
これは女性ばかりを狙ってボーガンで矢を放つという悪質な事件ですが、今のところ矢は被害者をかすめるだけで怪我人は出ていないようです。今までに4件くらい起きてるんだけど、なんと、プロファイリングが得意な漣にはすでに犯人がわかっており、素性も明らかにしているとかなんとか。
だったらさっさと逮捕してしまえばいいのに、こんな小さな事件をただ解決したところで大した評価には繋がらないようで。
事件の陰では同期3人による熾烈な出世争いが繰り広げられていたのです。
薩摩派の新垣(馬場徹)。警察長官を父に持つばーちょんですね。(っていっても誰もわからないよね。1話の感想参照)
東大派の馳(渡辺大知)。一見温厚な彼。
そして漣。
この3人が2つしかない警視正の椅子を巡って争っております。
上層部での話し合いではどうにも決められなかったため、異例ながら投票が行われるようです。
絶対勝ちたい漣。
「この連続通り魔事件が世間を騒がせるような大事件になれば、解決した暁には高い評価を得られるのでは…?」
そう思った漣は早速ユーチューバーの「Mr.予言者」(渡部豪太)を利用することにしました。
ドラマの中ではフィーチューバーだっけ?わかりづらいのでユーチューバーということで。
漣は犯人が北斗七星の星座の場所にちなんで事件を起こすことがわかっていたので、Mr.予言者に次の事件が起こる場所と時間を教えて生配信させることに。
この作戦は大成功で、生配信中に事件が起こってMr.予言者は一躍時の人に。
どうやら彼は昔ちょっと有名だったみたいなんだけど、最近は人気も落ちていたらしく、今回の事件を機に返り咲こうと目論んでいます。
世間を騒がせることには成功したものの、このままでは警察が一般人の予言者より無能だということに。
どうする、漣?!
北斗七星はおおぐま座なんだけど、同じ形でちょっと小さいこぐま座ってのがあって、最後の星の位置だけちょっと違うらしい。
ということで、漣は最後の犯行の時だけMr.予言者に嘘の犯行場所を伝えます。
そして生配信中に何も起こらないという裏で、警察が犯人逮捕。
実際逮捕に向かったのは爽(広末涼子)だったけど、なんで漣が行かなかったんだろう??
とにかく犯人は逮捕され、予言が外れたMr.予言者は世間の笑い者に。
一方、世間を騒がせた大事件を解決したということで、漣は無事警視正の座をゲット。
落選したのは東大派の馳くんでした。
爽は漣が事件の犯人を突き止めていながら自分の出世のために野放しにしていたことを知り、またしても激怒。
犯人は人を殺す気はなかったみたいだけど、6件目の時には誤って子供の腕に矢が刺さってしまったしね。
また、前回逮捕された銀行強盗の犯人からも、銀行強盗を指示してきた人物に似た声の人が警察にいたと聞き出し、漣が仕組んだことに気づいたようです。この事件でも巻き添えになった人質の女性が重傷を負いましたね。
「なんでそこまでして警察のトップになりたいわけ?!」
それにはやはり自殺したと言われている漣の父親が関係していました。
立派だった父親は死ぬ直前には人が変わったように堕落して、自分は警察に殺されると言っていたようです。
漣はね…
組織を浄化するためなら喜んで悪に染まる
んだってさ。
うん。本末転倒的な感じがする。
悪に染まらないとトップになれないんですか?警察は。なんて矛盾した組織なんだwww
優愛(仲里依紗)と結婚を前提にお付き合いを始めたのも、椎名桔平に裏切られないようにするため?
そうやって色々頑張っても、最後はやっぱり死にそう。
トップを目前に裏切りに遭い、広末涼子と高岡早紀に見守られながら息を引き取るのです…。いやむしろ広末涼子がこれまでの漣の悪行を洗いざらいぶちまける可能性もある。高岡早紀も裏切らないとはいえない。
悪いことをした人はドラマでは幸せになれないのです。
あ、広末涼子の『ナオミとカナコ』は例外で。あの二人には幸せになっててほしいです…。
『桜の塔』、複雑なようでとってもわかりやすいストーリーだよね。
おじさんばっかり出てくるのに、ちゃんと見分けがつくのも意外w
玉木宏がかっこいいので薄れがちですが(私だけかなw)、漣のやっていることは、爽が激怒して銃を向けるのも無理はないくらい最低です。
自分の出世のために一般人を危険に晒して。
ボーガンの矢は当たらなくても、かすめただけで恐怖。PTSDにもなるでしょう。外出できなくなるかも。犯人がわかっているのに、世間を騒がせるために野放しにして犯行を続けさせるとか、クズ。
利用されたユーチューバーも、その後絶望して傷害事件を起こしてしまったし。
人の人生を何だと思ってるんだ。
そんな漣は次回、警察内部の捜査に乗り出すようで。
3話ですでに内部に切り込んでいくとなると、父親の死の真相は案外早く明かされるのかな。
椎名桔平が漣の父親と同僚だった時期があるらしいので、椎名桔平が出世のために漣の父を利用したとか蹴落としたとか陥れたとかそんな感じなのかなって思ってます☆
次回(3話)の感想はこちら↓