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【朝ドラ】スカーレット第9週「火まつりの誓い」ネタバレありあらすじと感想

スカーレット第9週「火まつりの誓い」
ネタバレありのあらすじと感想です。

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第9週「火まつりの誓い」 あらすじ

 喜美子(戸田恵梨香)は、八郎(松下洸平)が持っていたという深野心仙(イッセー尾形)の絵を想像して描いてみる。

距離が少しずつ近づく二人。

一方丸熊陶業の社長が急死し、照子(大島優子)の夫が若社長となる。
絵付け火鉢の生産は縮小される可能性が高まり、深野は信楽を去る決意を固める。

一方、百合子(福田麻由子)の進学問題が持ち上がり、川原家は相変わらずの貧しさであることを喜美子は思い知る。

ある日喜美子は、深野が信楽を去ったのちに、自らより若い弟子について修業の道に入ろうとしていることを、八郎に聞かされる。
衝撃を受けたものの、深野への尊敬の念はいっそう高まり、自分は残るべきかついていくべきか、喜美子の気持ちは揺れる。
常治(北村一輝)とマツ(富田靖子)はそんな喜美子を心配している。

そんな中、火まつりの夜を迎え、大きなたいまつを担いで歩く喜美子。
女性での参加者は珍しかったが、八郎と一緒にしっかりと神社にお参りをすませる。

深野がいなくなった後、一人前の絵付け師として仕事を続けよう、と喜美子の決意は固まる。
深野とは、感謝の思いですがすがしく別れる。そしてある日、八郎の商品開発室を訪ねた喜美子は意外な姿を目にする。 

公式サイトより

 

 

  

第49話(11/25)あらすじと感想

八郎が言っていたフカ先生の絵を想像して描いてみた喜美子でした。

鳥が二羽飛んでいて、山があって水辺があって、光が差して…


フカ先生も描いていました。こんなんやったかなぁって。

そしてそれを八郎にプレゼント・フォー・ユー。

感激して、肌身離さず、大事に大事にすると言う八郎。

 

八郎は結構天然ボーイだよね。

まだ鍵をつけていない商品開発室の鍵を探してみたり、絵付係にお茶のやかんを持ってきてくれたわりに、自分とこのやかんは忘れていたり。

喜美子も真面目だから、お茶は自分の仕事だからと八郎の好意を丁重にお断りし、八郎もそれに真面目に応える。

真面目な二人だなぁ。

喜美子はすでに八郎がフカ先生から本物の絵をもらっているとは知らず、自分が描いた絵を八郎に渡します。

八郎は喜美子が描いた絵もすごく喜んでくれました。

フカ先生のとは紙のサイズも向きも、構図も違ったけど。

八郎はどちらの絵も本当に嬉しかったんだろうなぁというのが伝わる表情でした。

喜美子は急に差し出がましいことをしたと焦っていましたが、八郎が絵をもらってくれて嬉しかったですね。

 

そんな中、丸熊陶業、いや信楽を揺るがす大事件が。

社長=照子の父が亡くなりました。

 

葬儀や香典のことなどで、親父たちがあかまつに集まっていると知らせに来た信作。

こんな時にも飲もうとしている常治を心配する家族と信作。

信作は言います。

伊賀のおばあちゃんも5分前までは元気だった、人ってこんなに簡単に亡くなるんだと思ったと。

気ぃつけてな。気ぃつけてな。気ぃつけてな。気ぃつけてな。

 

マツ、喜美子、百合子、信作による怒涛の気ぃつけてな、4連発。

さすがの常治もバツが悪そうに出かけていきました。

直子がいたら言わなかっただろうなぁ。

信作は「人ってこんなに簡単に亡くなるんだ」と、祖母の死を目の当たりにしたことで、日々悔いなく生きようとキャラ変したのかしら…。

 

丸熊陶業の社長の突然の死に町中が騒然とした様子が伺えましたが、葬儀は大々的にはやらなかったようで。

それには生前の社長の意向以外にも理由があったようですね。

 

 

 

 
第50話(11/26)あらすじと感想

社長の突然の死からしばらくして、ようやく照子に会えた喜美子。

照子は妊娠したようです。

葬儀を大々的にしなかったのも、照子の体調のこともあったのだとか。

ご愁傷様とおめでとうが同時到来だと力なく言う照子。

社長は孫ができたことを知り、「長生きせなあかん」と言っていた矢先にぽっくり逝ってしまったと。

切ないな。

頼りになる婿が来て、照子の母も言っていた通り、これから悠々自適な生活が待っていただろうに。

会社を譲ることはなかなか決心がついていないようだったけど。

 

敏春はこれから若い世代を中心に、丸熊陶業の大改造に乗り出すようです。

電気やガスの時代になると見越して、火鉢の生産も大幅に縮小されるとか。

それに伴い、フカ先生も、信楽を去ろうと思っていることを1番弟子と2番弟子に話していました。引き際は潔く。

また、八郎もフカ先生が信楽を去ることを偶然聞き、ショックを受けます。

 

火鉢の生産が縮小されると聞いて心配する喜美子でしたが、兄弟子たちから絵付係はなくならないと聞いてほっとします。

でもフカ先生が信楽を去ることは言えなかった二人。

 

そんな中、喜美子は百合子から進学のことで先生が来るので同席してほしいと頼まれます。

喜美子の時にも家にやってきた寺岡先生ご健在。

百合子は進学したいみたいですね。

家でも勉強していたけど、常治に咎められていました。

川原家の家訓

「女に学問は必要ない」

改めてひどい家訓だな。喜美子が子供の頃から変わってないんかい。

 

また、信作がお見合いをすることになったようです。←最後にさらっとぶっこんできたけど、お見合い~~?!気になる!

 


第51話(11/27)あらすじと感想

百合子は県短(県立短期大学)の家政科に進みたいと思っています。

短大と大学の区別がついていない常治たち。

ちょいちょい寺岡先生に訂正されてたw

家庭科が得意な百合子は、県短の家政科へ行き、教員免許を取って家庭科の先生になりたいのです。

そのためにはこの高校に行くのが良い、と寺岡先生は提案しに来てくれたのですが、

常治の答えは…

大学は行っていいけど、高校はダメ。

なんじゃそりゃ~。

川原家には高校に行かせる金銭的な余裕はないそうです。

直子も喜美子も働いているのに?

直子は何かと物入りであれやこれや送れと言ってくるらしく、当てにはならない。

喜美子も信楽初の女性絵付け師ともてはやされてはいるものの、お給料は半人前で、週に2回おかずが増やせる程度なのだとか…。

そういうわけで高校には行かせられないと先生に頭を下げる常治なのでした。

常治が酒を控えれば高校に行かせてやれるのではないのか。

 

それにしても、照子は高校行って京都の短大も出たけど、希望の婦人警官にはなれず、現在社長夫人。

喜美子は高校も行けずに一人大阪に出て働いて、内職で貯めたお金で美術学校に行く夢も叶わなかったけど、一応好きなことを仕事にして生きている。
でも妹の進学を叶えてやれるほどの余裕はない。

どちらが良いという問題でもないけど、こんなに環境の違う照子と喜美子が友達でいるのって不自然だよね。

 

喜美子が信楽初の女性絵付け師としていっぱい稼いでると思っていた百合子。
みんなの前で恥をかかせることになってしまってごめんと謝ります。

百合子は良い子だけど、あんまり現実は見えていないお花畑な子なのかな。

喜美子はなんとか百合子を短大に行かせてあげたいと思いますが、百合子はもういいと言います。中学を出たら働くと。
切ないな。

 

翌日、喜美子が出勤すると、八郎がフカ先生を待っていました。

喜美子が何も知らないとは知らず、ついフカ先生の今後についてぽろりとこぼしてしまう八郎。

フカ先生は火まつりまではいるのかな?
もしいるなら最後の思い出にフカ先生と一緒にたいまつを担いで歩きたい。

話が見えない喜美子。

「だから、深野先生が信楽を去るいう話!」

「えっ?先生が…信楽を…去る…?」

え、知らなかったん?八郎、大ピンチ。

逃げようとするけど、喜美子による壁ドンで捕まります。

 
 
 
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#壁ドン #スカーレット #戸田恵梨香 #松下洸平

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第52話(11/28)あらすじと感想

八郎は自分の口から言うべきではないと断りつつも、喜美子の勢いに押されて話してしまいました。

フカ先生が森田隼人の弟子になるということを。

森田隼人とは、長崎に住む30代の男性で、絵付けの研究をしている人らしいです。

フカ先生は新しい挑戦をするのです。

様々な工芸品に絵付けの技術を生かすことを考えているのだとか。

そんなフカ先生の生き様に「かっこええなぁ」とうっとりする二人。

喜美子は長崎についていこうかとまで言っています。

 

そんな喜美子にいよいよフカ先生から直接お話が。

兄弟子たちも交えて、あかまつで食事をすることになります。

 

ちなみに喜美子の家にはまだ電話がないので、何か伝えたい時は大野雑貨店を経由しています。

この日もあかまつで食事するから遅く帰るということを大野雑貨店に電話して実家に伝言を頼んだのですが、事務所にいた加山さんに「いつまでも電話借りてないで、川原家でも電話を引け」と言われます。

加山さんちょいちょい失礼なこと言うよね。

前にもフカ先生の前で「時代は深野心仙からミッコー」って浮かれてたし。

丸熊陶業を大改造するならまず加山さんからでお願いします。

 

さて、あかまつ。

深野組のこれからの身の振り方について。

1番弟子は京都の土産物屋さんで絵付け教室を開くことになり、2番弟子は大阪の専門学校の陶芸科で先生になることが決まったそうです。

そしてフカ先生は長崎で森田隼人の弟子に。

喜美子はこのまま丸熊陶業で頑張るようにと言われます。

長崎についていきたいと言える雰囲気ではなかった。

深野組、解散でええですか?

ええよお~。

 

 


第53話(11/29)あらすじと感想

常治とマツによると、町ではフカ先生や絵付け師たちがクビになったと噂になっているそうです。

クビではなくて、新しい挑戦だと言う喜美子。

両親がそれがクビということだと言うと、喜美子は意地になって世間が何と言おうと、フカ先生は素晴らしい人間だと力説します。

 

常治がキレた。

好きなことを仕事にして、追求する人間だけが素晴らしいんか?

喜美子は世間の何を知ってる?

やりたいことを仕事にできる人間がどれだけいるか。

常治はずっとやってきた運送の仕事を今まで面白い、好きだと思ったことなど一度もない。

辛くても苦しくても、仕事だからやっているだけ。

それでも、どれだけ一生懸命やっても、どれだけ稼いでも、家庭科の先生になりたいという娘の夢すら叶えてやることができない。

情けない、恥ずかしい。

もし喜美子が深野先生みたいな人間だけが素晴らしいと思うんだったら、出て行ってくれ。


喜美子は決してそんなことが言いたかったわけじゃないと思うんだけどね。

常治も常治なりに葛藤していたわけですね…。

いや、酒控えれば???

クビになったという噂を仕入れたのも酒屋ですよね…

そして常治が苦労しているのは学がないからなんだから、「女に学問は必要ない」なんて言ってないで、学を与えてやってくれ。

もし川原家に男の子が生まれていたら、進学させていたのだろうか。

 

そして迎えた火まつりの日。

火まつりは、陶芸の町ならではの、火の神様に感謝を捧げる夏祭りです。

町の真ん中の神社から山の上の小さな社まで、陶工たちがたいまつを担いで登ります。


信作も取材に来ています。

暗くなり、たいまつを担いで山を登っていく陶工たち。

喜美子も八郎も。

フカ先生はたいまつが重いのか、プルプルしています。

絵付係での体操でも途中で座っちゃうしねw

後から来た2番弟子に自分のたいまつを持たせ、来た道を一人戻っていくフカ先生。
何か思い出したのかと思ったけど、単に疲れただけだったみたい?!

 

喜美子は心を決めていました。

 

 

八郎の部屋にはフカ先生の絵と喜美子の絵が飾られていましたね。

どちらも大切そうに飾ってありました。 

 

第54話(11/30)あらすじと感想

常治に出て行けと言われた喜美子だったけど、出て行く気ナッシング。

湯冷ましの場所もわからないお父ちゃん置いて出て行けないよね。

丸熊陶業にしがみつくことにした喜美子は、若社長・敏春に今後は一人前として扱ってほしい=賃金アップのお願いをします。

相変わらず失礼な加山さん。

女だてらに!中学しか出てないのに!

でも賃金アップは成功。

深野組のみんなも喜んでくれました。ほんとにこの3人、良い人たちだな。
何だろうね、育ちの良さを感じます。

喜美子の賃金アップのおかげで、百合子も高校に通えることになりました!

ドラマの中のことなのに、すごく嬉しい。

 

丸熊陶業では、植木鉢の生産量が火鉢のそれを越えました。

商品開発室では新商品の開発も進んでいる様子。

そんな中、喜美子が初めてデザインした火鉢の試作品が完成

お腹がだいぶ大きくなった照子も見に来ます。

焼き物って焼くと色が変わるのよね~。

絵付けの段階では薄いピンクに見えた色が、深い赤色になってました。

やっぱり今見ても可愛い~。

早速、八郎にも見せに行きます。

八郎は仕事の終わった商品開発室で、何やらろくろを回していますよ~。

 

 

 

 

 

 

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