空ってさ、すごく恵まれてるよね。
本当の親じゃなくても、母親は売れっ子小説家で、都内の一等地にあるお洒落なマンションに住んでて大学で好きな勉強して、オタクだけど超美人で、オタク仲間のイケメン男友達もいてって。
サリーじゃないけど、どこがご不満なの?って聞きたくなるわ。
超美人に生んでくれた母と、裕福な暮らしをさせてくれてる母に感謝しかないでしょ。
にしても、どうして碧は樹海なんて嘘をついたの?
空はそれで3回傷ついたよね。
樹海に捨てられていたのもショックだし、それが嘘だったのもショックだし、本当の母親は男に狂ったアホだったって聞かされたのもショック。
空はさ、母ちゃんを助けたんだって思ったら、樹海に捨てられて良かったとさえ思ったんだよ?
樹海の話を聞いた光も、ちょっとぎこちなくなった空と碧の関係を、家族の形がずっと同じなんてないよって空を励ましたり、サリーも、空は捨てられたんじゃなくて、空から降りてきた天使だって素敵なこと言ってくれたり。
そういう若い人たちの言葉も全部踏みにじる嘘だよねぇ。ほんと何考えてんだ。
へその緒も、母子手帳が見つかった時点で場所変えときなよ。
でもこの期に及んでまだ本当のことを教えたくなかった気持ちもよくわからないし(父親に空を取られるとか言ってたけど)、自分の小説と同じ内容の嘘話す方が無理なんだけど。心情的に。
結局空の本当の母親は鈴さんていう矢田亜希子で、父親は売れない役者だったトヨエツなんだけど、トヨエツはとんでもない女たらしで、碧もトヨエツと一週間くらいは恋人だったみたいなんだよね。
急に連絡がつかなくなったから自宅を訪ねたら、そこに身重wの鈴さんがいて、鈴さんは心臓が弱かったので空を産んでしばらくして亡くなってしまった。
そして頼れる身寄りのなかった鈴さんを、妊娠中から何かと世話してあげていた碧が、空を育てることになったのでした。
碧ってそんなに慈悲深い人間だっけ。
周りの人間を振り回してるところしか知らないんですけど。でも、好きな男の子供が欲しい一心で妊娠して、今さら「心臓の弱い自分が死んだらこの子はどうなっちゃうの…」とか言われたら手を差し伸べるしかないのかもね…。鈴さんがアホ。
トヨエツは今も行方不明なのかな。
でもね、渉先生と海辺で語り合ってたよ。
そう、渉先生!
趣味はスキューバダイビングだったのね。海から上がった姿を見たらイケメンだったよ。
でも空には軽く無視されているみたいで…。不憫。
「何かあったの?」って聞いても「別に」って答えてくれないんですよ。それでもきっと何かあったんだろうと思って「家で何かあったの?」って聞いても「別に」…。もしかしたら大学で…
先生、それウザいわ!
て患者のおばちゃんの割り込みがうけたw
「何かあったの?」は1回まで!って優しく諭すようにw
空は自分が大変なのもわかるけど、光にばっかり甘えていて、渉先生のこと全然気にかけてないんだったら、もう別れたらいいのに。
いや、デートしてるだけで付き合ってはいないんだっけ?
光とサイクリングに行く暇あるなら渉先生に連絡してやってw
あんまり光、光って言ってるから、クラスの女子にキレられちゃってるし。
しかし胸ぐら掴んでくる女子なんている??空もやり返して取っ組み合いのケンカとか、女子大生普通しないよね…。
空よりよほど壮絶な人生を歩んでそうなサリーがとにかく優しくて、幸せになってほしいと心から思った。
実は津軽から出てきた時に妊娠していて、自分は一人で産んで育てることはできないと堕ろしたことまで空に話して、産む決意をした鈴さんは勇気と愛があると励ましてあげてて。
空はサリーにそんなこと話させて申し訳ないと思わないのか…。
母親問題を乗り越えた空は次に父親に矛先を向けたよ。
次回、トヨエツと対決か~?
光の彼女は心ちゃんなの?誰?
あと碧の相手はやっぱりゴンちゃんだよねってことで、漱石は身を引いたみたい。
正直続きがあんまり気にならない。
あと碧と空の話し方が変で集中できない。
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