抹茶のドラマ感想

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シャーロック 2話【ネタバレ】あらすじと感想

シャーロック 2話【ネタバレ】あらすじと感想です。

 

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若宮(岩田剛典)の部屋に転がり込んできた獅子雄(ディーン・フジオカ)。

勝手に若宮を助手にして、今回も江藤(佐々木蔵之介)が持ってきた事件を解決しますよ~。


身元が判明した身元不明の遺体

一人の若い女性が電車にはねられ死亡しました。
所持していた運転免許証から判明した身元は、高橋博美 29歳。
未婚で、家族はいません。
司法解剖で不審な点は見られなかったものの、一つ妙な点が。

戸籍からたどった高橋博美の血液型はAB型だったのですが、遺体の血液型はAB型ではなかったのです。

つまりこの遺体は高橋博美ではない。
身元不明ということで、遺体の手首には

「314番」

とタグがつけられていました。

314番が住んでいた部屋には婚約指輪がありました。 
身分を偽装した結婚詐欺だったとしたら、架空の名義で身分証を作るはず。
しかも普通は複数の偽名で。
しかし314番はすべての身分証を高橋博美名義で作っていました。

また、部屋からは高橋博美の細かいプロフィールや、それを覚えるために何回も書いたと思われるノートも見つかります。

これらのことから、314番は実在する高橋博美に成り代わっていたと見るのが妥当。

314番は一体誰なのか。

そして本物の高橋博美はどこへ行ったのか。

 

獅子雄と若宮は、高橋博美の婚約者だった佐々木守(内村遥)という男を訪ねました。

免許証の女性(=314番)と付き合っていたのは事実だけど、彼女が2年前に不倫をしていた事実が発覚したため、婚約は破棄したようです。
不倫相手の奥さんに慰謝料を請求されて、弁護士まで入って交渉したとか。

その弁護士は、ダーリントン法律事務所の青木藍子(菅野美穂)という女性弁護士でした。

早速会いに行った獅子雄と若宮。

藍子が最後に高橋博美に会ったのは去年の春頃だと言います。
免許証の写真(=314番)を見せると、高橋博美で間違いないとのこと。

事務員の河本美沙(岸井ゆきの)が一瞬驚いた表情を見せましたね。

藍子は様々な事情を抱えた依頼者の人生に一生寄り添う覚悟で弁護士をしていると言っています。
ちなみに法律事務所名の「ダーリントン」は、藍子の思い出の地、イギリスのダーリントンから取ったとか。
世界で最初に鉄道が走った駅だそうです。
部屋にはずっしりとした機関車の置物が飾られていました。
これがまたホントに重そうなんです。

藍子が314番を高橋博美だと言ったので、不倫で訴えられたのは314番で間違いないことになります。
となると、入れ替わったのはその前ということ?

警察は、高橋博美と314番が入れ替わった時期を突き止められずにいました。

念のため、不倫相手にも確認することに。

また、江藤は獅子雄に命じられ、青木藍子が担当した過去の裁判記録を集めることに。

実は獅子雄、先ほどわざと藍子の事務所に忘れ物をしてきたのですが、それを届けに事務員の美沙が追いかけてきました。
藍子が314番を高橋博美だと言った時に驚いた顔をした美沙を呼び出した形です。
改めて免許証の写真を見せますが、結局何も明言することなく戻っていきました。

ちなみに若宮は美沙がタイプのようです。

その夜、美沙が若宮に「聞いてほしいことがある」と電話をかけてきました。
どうしても美沙に話をさせたい獅子雄が、美沙のポケットに若宮の連絡先をこっそり入れたのでした。
翌日会うことになった二人。

そんな中、江藤が藍子のこれまでの裁判記録を持ってやってきました。
それをパラパラ見ていた獅子雄。
薬局の夫婦が息子に殺された事件に目を留めます。

藍子はこの息子の弁護を担当していましたが、一審で無期懲役を勝ち取ったのに、二審では弁護を降りたようです。
「一生依頼人の人生に寄り添う覚悟」だという言葉と行動が一致していませんね。

江藤は、314番がいつ高橋博美を名乗り始めたのかがわからないと言いますが、獅子雄は2018年4月だと即答しました。
身分証が全てこの時期に発行されていたかららしい。
確かに。
警察の目は節穴か!

となると、314番が高橋博美を名乗り始めたのは去年だということになります。
でも不倫の事実は2年前。

藍子が嘘をついているということになりますね。

“ダーリントン”というワードが気になる様子の獅子雄。

 

嘘つき弁護士

そんな中、獅子雄の密偵・レオ(ゆうたろう)が、藍子の主催するグループワークの情報を持ってきました。
レオは、悩みや苦しみを分け合うというこのグループワークに潜入することに。

翌日。

普通にデートしている若宮と美沙。
何してるんだこの二人。

一方、獅子雄は薬局の夫婦が息子に殺された事件で、今は刑務所にいる息子に取材と称して面会に来ていました。

二審で弁護人が代わった件については、が消えたことに責任を感じた藍子が勝手に辞めたと男は言っています。
妹は何もしていないにもかかわらず、兄が両親を殺したことでマスコミに相当追いかけ回され、行方不明になってしまったとか。

314番の顔写真を男に見せる獅子雄。
どうやら妹に間違いないらしい。
佐和子をどこにやった?!と暴れ出しました。

314番の正体は殺人犯の妹・山下佐和子だったようですね。


デートしていた若宮と美沙ですが、実は美沙は自己破産しているようです。
藍子に債務整理してもらい、さらにアルバイトとして雇ってもらっているとか。

なかなか本題に入らない美沙に若宮は

「話したいことがあるんじゃないの?」

と切り出します。

「初対面の人に誘われるほど、モテる自信ないよ。」

いやモテるでしょう。

どう考えても初対面でモテるでしょう。

美沙の話したかったこととは、免許証の写真は高橋博美ではないということでした。
誰かということも知っているようですが、自分で確かめたいことがあるからと教えてくれません。

もう獅子雄が突き止めたから美沙には用なしよね。

 

同じ頃、藍子主催のグループワークが開催されていました。
今回のテーマは「過去を許すこと」だそうです。
参加者が過去の辛かった出来事を話しています。

そこに獅子雄が乗り込んできました。
そして「自分は両親を殺した」と言い出します。

「幸い良い弁護士についてもらって、こうして今ここにいる。
でも妹がいなくなってしまった。
散々マスコミに追いかけられたからだと思う。
今どこでどうしているのか心配だ。
生きていてくれさえすればいい。」

明らかに薬局の夫婦を殺した息子とその妹のことですが、藍子は動じる様子もありません。

そして次は藍子の番だと言います。
藍子の辛い経験もみんなでシェアしよう。

藍子は高校の時に母を亡くしたのだそうです。
シングルマザーとして育ててくれた優しい母。
亡くなった日もいつもと変わらぬ笑顔で送り出してくれました。
その日は国際英語試験の日で、それは奨学金で留学するための重要なテスト。
試験が終わって家に帰ると、母は手首を切って亡くなっていました。
あまりにも突然のことで、死のうとしていたなんて思ってもいなかったと言う藍子。
後を追うことも考えましたが、試験の合格通知が来たため留学することにしました。→ダーリントンへGO!GO!
色々な出来事を通し、悲しい経験をした私だからできることがある、それは困っている人を助けること✌
死に追い詰められている人の命を救いたいのだと、とうとうと語る藍子なのでした。

グループワーク後、獅子雄は藍子に

「生まれ変わりたい。別人になりたいから戸籍を用意してくれ。」

と依頼します。

が、断られました。

「314番には用意したのに。」

314番=電車にひかれて死んだ女、偽物の高橋博美。
藍子が314番を高橋博美にしてあげたのでは?とかまをかけてみますが、しらばっくれています。

連日マスコミに追いかけまわされ、病んでいた山下佐和子。
闇では戸籍が取引されているし、弁護士ならスムーズに手続きできるはず。
と言ってもまだまだしらばっくれる藍子。

 

解決編

バイオリンタイム♪
藍子はしらばっくれていましたが、獅子雄の中で点と点が繋がっていきます~。


ところで、高橋博美の不倫相手に会おうとしていた江藤たち警察ですが、面会を断られたようです。
和解した後も関係が切れていないのが不倫相手の妻にバレ、博美は逃げようとして階段から落ちて派手に骨折したとか。
その後、藍子が間に入って無理やり別れさせたそうです。
ロクでもないな本物の高橋博美。

それを聞いた獅子雄は、不倫男よりも骨折した時にかかった病院を割り出して、ケガの特徴と身元不明遺体のデータベースを照合するように江藤に言います。

身元不明遺体?本物の高橋博美は死んでるってこと?
首をかしげる江藤。


そんな中、今さら「これ以上踏み込みたくない」と言い出す若宮。
獅子雄も突っ込んでましたが、もう十分踏み込んでます。

江藤が来ました。
やはり本物の高橋博美は死んでいたようです。
骨折した時にかかった病院に残っていた記録と、警視庁自慢の身元不明遺体データベースで検索をかけたところ、DNA型が一致するホトケが出たとのこと。

今年3月に大雨が降ったらしく、その時に神奈川県の山中に埋まっていたのが出てきたのだとか。
死後一年半で、死因は頭部の外傷によるものと推測。
凶器は不明ですが撲殺とみられ、頭蓋骨の骨折の形状から特殊な鈍器で、形はおそらく輪状。←アレしかないやん🚂

江藤は的外れな推理を展開。
314番が高橋博美を殺して成り代わったと見て、二人の接点を見つけて被疑者死亡のまま送検すると張り切っています。

しかし真相は…。
高橋博美を殺したのは青木藍子だと獅子雄は言います。

藍子は高橋博美を殺し、その戸籍を山下佐和子という殺人犯の妹にあてがった。
とすると、真相に近づいてしまった美沙が危ないかも。
若宮が美沙に電話してみますが、出ません。
そうだ、助けに行こう!

案の定、美沙は藍子に会いに行っていました。
免許証の写真は山下佐和子なのに、なぜ高橋博美だと嘘をついたのか。

美沙によると、佐和子は亡くなった日、藍子に相談したいことがあると事務所に来たようです。
藍子は不在でしたが、佐和子がまた来ると言っていたため、美沙は藍子に報告していませんでした。
。。。また来ると言われても普通は報告するよね…というのは置いといて。

佐和子が別人になったらしいことを知り、

「まさか戸籍をかえたとかじゃ…。」

という美沙の質問には答えずに、お茶を入れ出す藍子。
余計なこと詮索するんじゃねーよと言わんばかりのものすごい圧です。

そこに獅子雄と若宮が駆け付けました。
若宮が美沙を部屋から連れ出し、藍子と二人きりになった獅子雄。

藍子が高橋博美を殺し、その戸籍を山下佐和子に与えたのでは?
馬鹿馬鹿しいと相手にしなかった藍子ですが、山下佐和子が死ななければ藍子の罪も明るみに出ることはなかったと獅子雄が言うと、

「証拠でもあるの?」

とキレだしました。
出た!
犯人しか言わないやつ。

当然証拠もあります。
白骨化した高橋博美の遺体の頭部には外傷がありました。
凶器は不明ながら、特殊な輪状の形をした鈍器🚂だということはわかっています。
そこにある機関車の置物を警察が鑑定すれば高橋博美の血液が出るはず。

さすがの藍子も観念したようですが、高橋博美を殺したのは戸籍を奪うためではないと言います。

両親を早くに亡くした高橋博美の代理人を、藍子はタダ同然で引き受けたんだとか。
それは不倫を清算して生き直してほしいと思ったから。
でも博美は藍子を嫌っていました。
おまけにとんでもない嘘つき。
不倫相手に妻がいたことを知らないと言っていたようですが、嘘だったみたいです。
当然、藍子が書いた合意書も嘘ということに。
藍子も罪に問われる?
藍子が弱者の味方みたいな顔をしながら、本当はそういった人々を軽蔑していたことを高橋博美は見抜いていたようです。

「あんた優しい顔しながら人の不幸を利用して笑いたいだけでしょ?
褒められたいだけでしょ?
偽善者。偽物じゃん!」

図星を指されてカッとなり、殺害した模様。

さらに獅子雄は、本当は母親が死のうとしていたことにも藍子は気づいていたと言います。
なのに放置していた。
弁護士になったのはその罪滅ぼしのため。
捨てた母親のことを忘れるために人助けをしてきただけ。

藍子が言われたくないことを言ったのでビンタされた獅子雄。車輪で殴られなくて良かったね。

藍子の人助けが偽善だったとしても実際に救われた人はいるわけだし、偽善でもいいんじゃない?と獅子雄は言いますが、

「虫けらって、人に甘い顔をされたら最後まで蜜を吸いつくす害虫になる」

と言い放つ藍子。
依頼者を虫けら扱い。

母親も高橋博美も、虫けらだったみたい。
結局人は自分で立ち直るしかないんだと気づいてしまったんだね。虚無。


藍子は警察に連れて行かれる模様。

そんな藍子に、美沙は

「佐和子は自殺じゃないと思う。」

と言いました。
亡くなった日、別れ際に「私たち頑張ってきたよね、また頑張るだけ。」と言っていたんだって。

これに対する藍子の返答。

「だから何?」

不敵な笑みを浮かべて連行されていきました。


この事件、若宮には刺激が強すぎた様子。
藍子が最後笑っていたのは、罪に問われない自信があるからじゃないかと獅子雄は言ってましたが、そうなのかなー。

機関車の置物から血液反応が出たとしても、藍子がやったとは言えないから?

ちなみに藍子が高橋博美を殺したとしたら、そこから一人で死体を運び出し、神奈川県の山中に埋めに行ったってことだよね。誰にも見られず、防犯カメラに映ることもなく?
現場も綺麗に掃除して?
可能?

そして山下佐和子が自殺じゃないとしたら、なんで電車にはねられたの。
他殺?事故?謎。

佐和子が藍子に相談したかったことって何だったんだろう。

とりあえず美沙は来客があったらまた来ると言われても一応上司には知らせようね。
これからどこで働くのかわかりませんが。

今回はなんだかすっきりしない回でしたね。

 

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