前回(4話)の感想はこちら↓
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いきなりネタバレですが、
久しぶりに再会した初恋の相手が実は犯人って展開が巷に多すぎて多すぎて多すぎる!
被告人の関係者に石倉くん(新田真剣佑)の初恋の人・馬場恭子(生田絵梨花)がいるとわかった時点で、関係なさそうな顔してるけどこの子が犯人ってわかっちゃったもん。
今回はバレエ団の3人が揉み合っているうちに一人転落→意識不明の重体→生還!だから恭子が殺人犯というわけではないけれど、真実が明らかになった後に起訴されたようです。
やりきれない事件でしたね…。
石倉くんは「初恋の人を守りたい」という気持ちよりも、「書記官としての職務」を全うしました。
だけどその方が結果的に彼女を守ることになるというね。
このドラマでは坂間さん(黒木華)が職権を発動すると傍聴人から「入間ってる」と言われますが、今回みちお(竹野内豊)は、人生の分岐点で迷うことを「Yってる」って言ってました。
みちおに様々な影響をもたらしていると思われる「甥っ子」の存在が気になります。
人生でYることって多々ありますよね。
石倉くんも散々Yった結果、真実を明らかにすることで彼女を守ろうとしたのです。法廷で証言しているシーン、かっこよかった…。
ところで竹野内豊が「分岐点」って言うと、どうしても『素敵な選TAXI』が頭に浮かびませんか?
あれも面白いドラマだったから是非見てほしい。フジテレビ公式動画配信サービス【FODプレミアム】 で見られます。
あと本編には関係ないんだけど、毎回出てくる裁判の傍聴マニア。あれ毎回違う芸人さんなんだってね。薄々そんな気はしていたけど、最近の若手芸人さんの見分けがつかないもんだから、「面白い存在だな~」くらいにしか思っていませんでした。
でも今回はさすがにわかりました。私でも知っている3時のヒロイン!
彼女たちの衣装が地味に可愛かったので置いておきます。
中でもかなでさんが履いていたスカートの商品名が気になってしまって。センスあるなって思いましたw
裁判の中身としては、「併合審理」というのが出てきましたね。
別の事件だけど被告人が同じ、という場合などに行われることがあるようです。ちなみに私は5年くらい弁護士事務所で働いていたことがありますが、1回も聞いたことがありません。なかなかないことかな?聞いたけどアホだから忘れてるだけかも?
しかも今回は上記のような事情でもなく、食い逃げ事件の被告人が逃げている途中でバレエ団事件の当事者たちが揉めているところを見た、という内容。
それで併合するんだー。って感じだよね。ややこしくなりそう。
実際、バレエ団の事情を知って同情した食い逃げ犯が証言を覆しちゃったし。
うわぁと思っていたら、最後に石倉くんがビシッと決めてくれました。
めでたしめでたし。
それにしても、本当は自分も関わっているのに、傍聴席から裁判を見るのってどういう気持ちなんだろう。
よく見に行けるよなぁと思うのです。
「私が見たのは彼女です!」なんて指差された日にはめっちゃ気まずいし怖いし恥ずかしいし、すぐ本当のことをしゃべりたくなっちゃうよね??私が小心者すぎるのですか?
恭子は結局石倉くんの口から本当のことが語られるまで普通に裁判を見に来てたし、それどころか石倉くんに口止めまでしていたみたいなので、すごい神経してるなーと思いました。
『イチケイのカラス』をもう一度見るなら
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